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『Nodusfall』はダークファンタジーと協力アクションで独自路線を目指す

2026年09月19日 | #ゲーム紹介 | Eurogamer

『Nodusfall』はダークファンタジーと協力アクションで独自路線を目指す

HoYoverseが手がける新作アクションゲーム『Nodusfall』は、同社の従来作とは大きく異なるダークファンタジー作品として注目を集めています。見た目からはElden Ringを思わせる要素もありますが、Gamescomで試遊した原文筆者は、4人協力によるスピーディーな戦闘と予想外のボス展開に独自の魅力を感じたとしています。キャラクターの入手方法やマネタイズの詳細はまだ限られており、今後の情報公開が待たれます。

明るい作風から一転したダークファンタジー

本作の世界観は、HoYoverse作品として一般的にイメージされる明るい色彩やかわいらしいクリーチャー、アニメ調の女性キャラクターとは距離を置いています。代わりに描かれるのは、謎めいた魔術や凶暴なモンスター、くすんだ色合いのリアル寄りな世界です。その雰囲気から、原文筆者はFromSoftwareの作品、とりわけElden Ringを連想したと説明しています。

ただし、試遊を通じて感じられたのは、単に既存の人気作へ寄せたゲームという印象だけではありませんでした。戦闘は4人のプレイヤーでボスに挑む形式で、キャラクターごとの役割を意識しながらも、操作自体は比較的理解しやすくまとめられています。原文筆者は当初、協力プレイでチームの足を引っ張ることを心配していたものの、実際には短時間で自分の役割に馴染めたとのことです。

4人のキャラクターが担う異なる役割

試遊版では、近接攻撃を得意とするキャラクター2人と、遠距離攻撃を得意とするキャラクター2人から選択できました。それぞれの戦闘スタイルには回復を重視するキャラクターも用意されていましたが、原文筆者は責任の重さを避け、機械の腕を持つ弓使いを選んでいます。このキャラクターは距離を取りながら大きなダメージを与え、味方の援護や危険への対処も担えるタイプです。

基本攻撃を当てるとゲージが蓄積し、一定量に達すると強力な攻撃を繰り出せます。これに加えて、キャラクターごとに異なるサブ攻撃と、クールダウン制の固有アビリティ4種類が用意されています。弓使いのサブ攻撃は爆弾矢で、敵に突き刺さった状態で攻撃すると追加ダメージを与えられる仕組みでした。

固有アビリティには、後方へ跳びながら強力な矢を放つ回避系の技や、精霊のオオカミを呼び出す技などがあります。オオカミは近距離でのみダメージを与えるため、敵へ接近してから召喚し、その後に後方へ跳ぶ技で距離を取り直す、といった組み合わせが有効になります。これらの行動ではスタミナを消費しますが、原文筆者はゲージに十分な余裕があると感じたとしています。

遠距離攻撃の射程も大きな特徴です。弓使いは戦場の外周を走りながら攻撃を当てられるため、自身の安全を確保しつつ、火力が必要な味方を支援できます。味方が倒れて復活を必要としている場合にも、戦況を見ながら戦線へ戻りやすい設計です。こうした立ち回りによって、原文筆者は単に遠くから攻撃するだけでなく、味方の状況に応じて戦場を移動する楽しさを味わえたと述べています。

神話をモチーフにしたボス戦

敵のデザインには、世界各地の神話が取り入れられています。試遊では、中国神話に登場するQiongqiをもとにしたグリフォンのような怪物と、伝統的なドラゴンを思わせるMaldrakeと戦いました。いずれも複数の段階に分かれたボス戦で、フェーズが変わるたびに新しい体力ゲージが現れます。

原文筆者が特に印象に残ったのはMaldrake戦です。ドラゴンらしく炎を吐き、あごで噛みつき、翼を振り回す攻撃を繰り出します。ところが序盤から、胴体の胸部に人間の腕のようなものが突き出ていることに気づけます。この異変の正体は戦闘の中盤で明らかになり、騎士がMaldrakeの胴体を内側から引き裂いて登場します。Maldrakeはその過程で倒され、戦いはMaldrake Knightとの戦闘へ移行します。

Maldrake Knightは、それまでのドラゴンとはまったく異なる敵です。動きは素早く、剣とポールアームを使って近距離から攻撃し、プレイヤーを空中へ投げ飛ばすこともあります。さらに、踏み込むと体力を削られる黒い液体の水たまりを発生させるため、戦場の位置取りにも注意が必要です。

ゆっくりした動きと予測しやすい攻撃を持つMaldrakeに合わせていた戦術は、Maldrake Knightの登場後には通用しません。原文筆者は、ボスの正体が変わることで、それまで組み立てていた攻略法をすぐに捨て、別の戦い方を試す必要が生まれたと説明しています。この予測不能な変化が、ほかのボス戦にも用意されることを期待しているとのことです。

キャラクター入手と今後の課題

基本プレイ無料の作品であり、HoYoverseがこれまでガチャゲームを多く手がけてきたことから、運営方法も注目点になります。開発側は、ほかのHoYoverse作品やGenshin Impactで採用されているバナー形式ではなく、継続的にプレイすることでキャラクターをアンロックできる仕組みを検討しているとしています。収益化については、コスメティック要素を中心にする案が考えられているものの、それ以上の具体的な内容はまだ明らかになっていません。

今回の試遊では、戦闘のテンポが速い一方で複雑になりすぎず、ボスには印象的な仕掛けがあり、協力プレイも取り組みやすいものになっていました。原文筆者は全体として予想以上に楽しめたとしながらも、ソロプレイがどのような内容になるのかはまだ確認できていないとしています。また、明確に影響を受けた作品群のなかで、独自の立ち位置を築けるかどうかも今後の焦点です。今回の試遊時点では有望に映っており、今後1年の動向を見守りたい作品だとまとめています。