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『Nodusfall』はエルデンリングよりファイナルファンタジーXVIに近い協力型アクション

2026年08月31日 | #ゲーム | Polygon

『Nodusfall』はエルデンリングよりファイナルファンタジーXVIに近い協力型アクション

HoYoverseが発表した新作『Nodusfall』は、重厚な世界観から「エルデンリングとモンスターハンターを組み合わせた作品」と見られていました。しかし、Gamescomで約1時間の試遊を行った原文筆者は、実際のプレイ感覚はモンスターハンターの狩猟要素を取り入れたファイナルファンタジーXVIに近いとしています。最大4人で挑む派手な協力プレイを重視しており、精密なアクションよりも、仲間と大技を繰り出す爽快感に軸足を置いた作品になりそうです。

ゴシックな外見から想像するゲーム性との違い

HoYoverseはZenless Zone Zero、崩壊:スターレイル、原神など、アニメ調のビジュアルとモバイルでも遊びやすいゲームで知られています。本作はそうした従来のイメージから大きく離れ、写実的なグラフィックと、FromSoftware作品を思わせる暗くゴシックな雰囲気を前面に出しています。2026年のGamescom Opening Night Liveで公開された映像も、これまでのHoYoverse作品とは異なる方向性を示すものとして注目を集めました。

一方で、見た目と実際の戦闘体験には差があります。エルデンリングのボス戦は、敵の動きを見極め、攻撃のタイミングを慎重に選ぶことが求められます。それに対して本作の戦闘は、4人のプレイヤーがそれぞれ異なる能力を使い、敵の体力を削りながら大きなチャンスを作っていく構成です。原文筆者は、プレイ中に感じたのは褪せ人のような緻密な剣技ではなく、ファイナルファンタジーXVIのクライヴ・ロズフィールドを思わせる、勢いのある剣撃だったと説明しています。

最大4人で挑むモンスター狩り

本作は最大4人で遊べる協力型アクションゲームです。試遊では、弓使いのSuixi、巨大な大剣を扱うGrahmer、もう1人の弓使いQiong、そして剣士タイプのGamescom1から操作キャラクターを選択しました。キャラクターごとにフィールドへ持ち込む能力を変更でき、原文筆者は攻撃能力だけでなく、範囲内の味方を回復するスペルをセットしています。専業ヒーラーを選んだプレイヤーがいない状況で、回復手段が役立つと判断したためです。なお、操作キャラクターは後から名前を変更できるものの、原文筆者はその機能に気づくのが遅れたとのことです。

拠点となるのは、険しい山の斜面に張り出した木製の足場と、そこに隣接する洞窟に作られたテントの集落です。ここでは装備を強化したり、商人と取引したり、クエストボードから依頼を受けたりできます。試遊で確認できた依頼は、巨大なモンスターを追跡して討伐する内容で、狩猟を中心に準備と戦闘を繰り返す点はモンスターハンターに近い作りです。

フィールドでは幻想的な馬型の乗り物に乗って移動します。ただし、エルデンリングの霊馬のような2段ジャンプはできないとされています。基本攻撃、特殊攻撃、回避に加え、独自のパリィシステムも用意されています。敵の攻撃を受ける直前にボタンを押すのではなく、強攻撃をチャージし、攻撃が当たる直前にボタンを離して「クラッシュ」を発生させる仕組みです。

右肩のボタンを押している間は、装備した4つの能力にもアクセスできます。それぞれにクールダウンが設定されており、状況に応じて順番に使うことになります。原文筆者は操作そのものについて、能力の発動は滑らかで自然だったとしつつ、通常攻撃には強い重量感がなく、特殊攻撃のほうが演出面で目立っていたと報告しています。炎をまとった剣を振るキャラクターや、空飛ぶ悪魔に変身して巨大な瘴気の球を投げるキャラクターなど、能力ごとの見た目は大きく異なります。

巨大ボス戦と協力攻撃の見せ場

試遊の最初の任務「Purge Evil Spirits」では、拠点からフィールドへ出て、邪悪な霊を討伐します。最初に遭遇したQuongqiは、高さ30フィートのグリフォンで、3本の体力ゲージと竜巻を発生させる能力を持つ強敵です。近接型の剣士を選んだ原文筆者は敵の注意を引き受ける場面が多く、あらかじめ装備していた範囲回復スペルを使いながら戦っています。

Quongqiの体力を半分ほどまで減らすと、敵はその場から逃走します。プレイヤーたちは乗り物で追跡し、最終的に地下の湖の中央で再び戦うことになります。協力プレイでは、敵を十分に弱らせると、複数のプレイヤーが同時に参加する強力な「ジョイント・エグゼキューション」を発動できます。試遊では、味方全員が力を合わせて巨大な亡霊を呼び出し、その亡霊が30フィートの戦斧をグリフォンの首へ叩き込む演出が披露されました。

任務の最後に待ち受けるのは、同じく30フィート級のドラゴンMaldrakeです。この敵にはMaldrake Knightという騎士が搭乗しており、巨大な光の剣を召喚して攻撃してきます。戦闘はQuongqi戦と同じく3本の体力ゲージを削る形式ですが、ボスと騎士の両方が繰り出す大技によって、画面全体が大きく動く派手な展開になります。

原文筆者は、Maldrake Knightに空中へ蹴り上げられた直後、巨大な武器で地面へ叩き落とされる場面を体験しています。同行したプレイヤーが思わず「最高だった」と反応するほど、攻撃の演出そのものを楽しませる設計です。ボス戦の派手さはエルデンリングにもありますが、本作では敵の行動を細かく学習して一手ずつ対応するより、仲間と攻撃を重ねて大技の応酬を楽しむ方向に寄っています。

基本プレイ無料と今後の展開

本作は基本プレイ無料で提供される予定で、PvPも開発中です。ただし、HoYoverseの過去作で採用されてきたマイクロトランザクションが、具体的にどのような形で導入されるかはまだ明らかになっていません。HoYoverseはプレスリリースで、キャラクターをランダム抽選で入手する仕組みにはしないと説明しています。また、追加購入の対象は外見を変えるコスメティック要素になる予定ですが、最終的な仕様は現在も調整中とのことです。

現時点で発売日は発表されていません。HoYoverseはWindows PC版を「必ず」発売するとしているものの、その他の対応プラットフォームについては確認していません。写実的で重厚な外観から高難度アクションを想像しやすい一方、試遊で示されたのは、4人のプレイヤーが巨大な敵を追い、連携攻撃と大規模な演出を楽しむ協力型ゲームとしての姿です。今後は、PvPの内容に加え、キャラクターの入手方法や課金要素の詳細が注目点になります。