『Nodusfall』は4クラスで挑む協力型ハンティングアクション
2026年09月05日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
HoYoverseがgamescom 2026で披露した『Nodusfall』は、これまでの同社作品とは大きく異なる、4人協力を軸にした大規模アクションゲームです。30分間のプレイでは、広大なフィールドでボスを追い、役割の異なるクラスで連携しながら戦うゲーム性が示されました。『モンスターハンター』の狩猟要素と、FromSoftware作品を思わせる激しいボス戦を組み合わせたタイトルになっています。
4つのクラスで役割を分担
本作では、プレイヤーが自由にキャラクターを作り込んで役割を決めるのではなく、あらかじめ用意された4種類のクラスから選んで遠征に出ます。確認できたのは、遠距離攻撃型のDPS、近接攻撃型のDPS、ヒーラー、タンクです。それぞれの性能や戦い方は大きく異なり、プレイ時にはMMORPGのようにパーティ内の役割を意識することになります。
一方で、特定のクラス構成や固有シナジーがなければ攻略できない仕組みではありません。記事中のプレイでは、決まった組み合わせを必須とせずに敵を倒せる設計だったとされています。ただし、ヒーラーの存在は非常に重要でした。回復アイテムの数には限りがあり、ガードや回避を一度失敗するだけでも体力を大きく削られるためです。原文筆者は、ヒーラーなしでのソロプレイや攻略には、かなり熟練した操作が必要になると見ています。
プレイしたのは、大剣を使う戦士系のタンククラスです。高い耐久力で攻撃を受け止められるだけでなく、特定の攻撃を押し返す特殊能力や、敵の攻撃を受け流すパリィを備えていました。パリィを成功させると専用のゲージが蓄積し、最大3段階の強力なチャージ攻撃につなげられます。防御に徹するだけでなく、攻撃のタイミングを見極めることで大ダメージを狙えるクラスです。
ただし、体験版では使用できる技の選択肢に物足りなさもありました。面白いアクションが用意されている一方、状況を選ぶ技もあり、特定の攻撃をボタンに割り当てられれば、クラスの組み立てにさらに幅が出ると原文筆者は指摘しています。クラスごとの能力をどこまで細かくカスタマイズできるかは、今後の注目点になりそうです。
広大なフィールドでボスを追跡
操作感は精密で、エリアは広大です。フィールド上では周囲の生物がそれぞれの行動を取り、ときには互いに争う場面も見られました。プレイヤーは広い環境の中からボスを探して戦うことになりますが、今回のプレイ範囲では、目的の敵を見失って困ることはなかったとのことです。
ボスは『モンスターハンター』の大型モンスターのように、戦闘中に飛び去ったり別の場所へ移動したりします。逃走は単なる仕切り直しではなく、戦闘の新たなフェーズにつながる構成でした。体験版では、フィールド上のオブジェクトを操作して次の場所へ転送される形式が採用されていましたが、乗り物を使った移動やフィールド上のアイテム収集も存在するため、製品版でも同じ仕組みになるかは分かりません。
戦闘前には拠点に立ち寄り、ほかのプレイヤーと交流したり、キャラクターを調整したりできます。各クラスはそれぞれ大きく異なる操作感を持っており、今後さらにクラスが追加される可能性にも触れられています。ただし、追加の有無や具体的な内容は発表されていません。
飛行する獣と竜騎士のボス戦
最初に戦ったのは、翼を持つ巨大なライオン型のボスです。戦闘は10〜15分ほど続き、複数の場所を移動しながら進行しました。後半では、条件を満たせなければパーティ全体が壊滅したり、個々のプレイヤーが倒されたりするギミックが登場します。単純に攻撃を続けるだけでは突破できない、協力プレイ向けの仕掛けが組み込まれていました。
このボスは空中へ飛び上がる時間が長く、近接クラスにとっては攻撃できない時間が目立ちました。原文筆者は、戦闘の半分ほどが遠距離攻撃型に有利に感じられたと述べています。一方で、風を利用した攻撃や演出は戦闘に変化を与えており、単なる弱点とは異なる印象も残したようです。
2体目の敵は炎を吐く竜で、戦闘の途中から騎乗していた騎士が地上に降りてきます。竜と騎士を相手にする後半戦は、最初のボスよりもFromSoftware作品を思わせる内容でした。戦闘のテンポは速く、パリィの判断を難しくする攻撃も複数用意されています。単独の大型モンスターと、複数の強敵が同時に存在する戦闘を並べることで、本作が異なるタイプのボス戦を扱うことも示されました。
連携攻撃を重視した協力プレイ
本作の協力プレイは、複数人で敵を攻撃し続けるだけの仕組みではありません。戦闘中の特定のタイミングでは、プレイヤー同士が専用の協力攻撃を繰り出せます。成功すれば敵に非常に大きなダメージを与えられ、演出面でも派手な攻撃になります。
こうした連携は、ボスの部位破壊や戦闘の区切りにあたるタイミングで促されます。各プレイヤーが個別に火力を出すだけでなく、仲間と行動を合わせることが戦闘の重要な要素です。原文筆者は、協力攻撃こそが本作のパーティプレイ重視の設計を最もよく表しているとしています。
スキルと外見のカスタマイズ
キャラクターのカスタマイズ要素は体験版の時点では限定的でしたが、クラスごとに選択できる固有スキルが用意されています。戦士系クラスでは、防御をさらに強化する能力を選べる一方、より攻撃的な能力を選択することも可能でした。同じクラスでも、味方を守るタンクとして動くか、攻撃性能を高めるかでプレイスタイルを変えられます。
外見については、装備の一部を変更したり、マスクを身につけたり、衣装全体を変更したりできます。ただし、今回確認できた種類は少なく、選択肢の幅はまだ限られていました。製品版でコスメティックアイテムが増える可能性はありますが、ゲーム内で入手するものと有料で提供されるものの比率は、現時点では明らかになっていません。
本作はPC向けの基本プレイ無料タイトルとして開発中ですが、発売までにはまだ時間がかかるとされています。30分間の試遊だけでは、クラスの奥行きや長期的な成長要素、広大なフィールドの全体像までは確認できませんでした。それでも、素早いアクション、役割分担、ボス戦中の協力ギミックを組み合わせた方向性は明確で、HoYoverseがこれまで手がけてきた作品から大きく踏み出そうとしていることがうかがえます。