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『The Elder Scrolls 6』延期の背景、次作を望む社内の期待をStarfieldが覆す

2026年09月09日 | #その他 | GamesRadar+

『The Elder Scrolls 6』延期の背景、次作を望む社内の期待をStarfieldが覆す

『The Elder Scrolls 6』を次に作るという社内の期待は、Starfieldの企画によって覆されていたようです。Skyrimの元共同リードであるKurt Kuhlmann氏は、Fallout 4の後にシリーズ最新作へ移る流れを多くのスタッフが予想していた一方、Todd Howard氏が新規IPの開発を決めたと振り返っています。シリーズの制作サイクルを変えるほどの判断が、現在も続く長期開発の出発点になりました。

Fallout 4後に予想されていた次の作品

Kuhlmann氏がFRVRのインタビューで語ったところによると、Bethesdaではこれまで、Falloutを手がけた後にThe Elder Scrollsへ移り、再びFalloutへ戻るという制作のリズムが定着していました。異なる世界観やジャンルを行き来することは、開発チームにとって新鮮な変化にもなっていたといいます。

そのため、Fallout 4の発売後は、次にThe Elder Scrollsシリーズの新作へ進むと「全員が予想していた」とKuhlmann氏は説明しています。ところが、当初はスタジオ全体を巻き込む想定ではなかったFallout 76の規模が拡大し、Fallout関連の制作期間は当初の計画より長くなりました。さらに大きな転機となったのが、宇宙を舞台にした新規タイトルStarfieldです。

Todd Howard氏が新規IPを提案

Kuhlmann氏によれば、The Elder Scrolls 6の開発が目前だったわけではないものの、それが多くのスタッフに望まれていた選択肢だったことは確かでした。そこへHoward氏が「いや、Starfieldを作る。承認も得た。新しいIPで、野心的な作品になり、史上最高の宇宙RPGになる」と伝えたといいます。

Fallout 4の成功によって、Howard氏はBethesdaや親会社ZeniMaxの上層部に対し、従来のシリーズとは異なる企画を提案しやすくなっていたとKuhlmann氏は見ています。Fallout 76も別の実験的な試みでしたが、そのローンチがどのような結果になったかについては、同氏も皮肉を交えて触れています。

Kuhlmann氏自身は、Fallout 76やStarfieldよりも本作を作りたかったと繰り返し述べており、「スタジオの大半も、おそらく同じだったと思う」と話しています。これは開発チーム全員の総意と断定したものではありませんが、社内で次のThe Elder Scrollsを望む声が強かったことを示す発言です。

Starfield開発の長期化と現在の状況

Starfieldの開発は、その後何年にもわたって続きました。Howard氏は2023年、プレイして楽しい状態に到達するまでに7年を要したことについて、「もっと早く答えを見つけられると思っていた」と語っています。Kuhlmann氏も、Starfieldはチームが自主的に望んで始めた企画というより、「みんな、宇宙ゲームを作ることになった」と突然知らされた形に近かったと説明しています。

本作は発表から8年が経過しても、発売日や発売時期が示されていません。Xboxの新CEOであるAsha Sharma氏が、Bethesdaにより迅速なリリースを求めていると報じられているほか、直近では本作の「ライブプレイスルー」を見たとして、その規模を「信じられないほど」と評価したとも伝えられています。ただし、これらの動きから具体的な発売時期が決まったわけではありません。

Bethesdaは大規模なFallout 5および本作に関する情報の一環として、Starfieldのプレイヤー数が1700万人に達したことも明らかにしています。同作では今後、発売後サポートの3年目に向けて、Starbornに関する追加要素やゲームプレイの改善、新たなストーリークエストが予定されています。Starfieldの展開が続く一方で、本作がいつ正式に姿を見せるのかは、依然として不透明なままです。