『GTA 6』車両窃盗にセキュリティ別の新システムを導入
『GTA 6』では、シリーズの象徴だった車両窃盗が、単純なボタン操作から車種ごとの防犯対策を見極めるシステムへと大きく変わります。Netflixで公開されたプレビュー映像では、窓を割るだけでなく、スリムジムを使って車内に侵入する場面が描かれました。盗んだ車を売却できる仕組みや、車内に隠された予想外の人物・物品も、これまで以上に多様な展開を生みそうです。
車を盗む行為そのものが新たなゲームプレイに
Netflixで8月27日に公開された映像をあらためて確認した原文筆者は、冒頭の薬物取引が失敗する場面の後、Jasonが車を盗むシーンに注目しています。対象は黒いビニール製のルーフを備えた、1970年代後半から1980年代初頭のものとみられるオレンジがかった赤いアメリカ車です。
この場面では、車の窓をたたき割る方法と、スリムジムを使って窓を少しだけ下げ、ロックを解除する方法が提示されます。後者は完了まで時間がかかるうえ、コントローラーで正確な入力を求められますが、周囲の注意を引きにくいのが利点です。前作では、乗員をボタン操作で車外へ追い出したり、武器を向けて車を放棄させたり、駐車中の車の窓を割ったりするだけで、窃盗の手順は比較的単純でした。本作では、盗む車と周囲の状況に応じて、手段を選ぶ必要があります。
車両ごとに異なる防犯機能
本作には、現実の車両に近い段階的なセキュリティシステムが導入されます。高価な車や高度な技術を搭載した車ほど、盗むために特定の道具や技能が必要になる仕組みです。JasonとLuciaは「wank scanner」と呼ばれる装置を使い、車の防犯システムや価値を確認できます。どの車を狙うか、盗難にかける時間や手間が見合うかを判断する材料になるものです。
現時点で防犯機能の種類がいくつあるかは明らかになっていませんが、電子キーを採用した車両が登場し、キーをデジタル上で複製しなければならないケースが示されています。また、電子追跡装置を搭載した車もあり、一定の速度を下回ると警察に通報される可能性があります。その場合は、盗んだ後もできるだけ速度を落とさず走り続けなければなりません。車を手に入れた時点で終わりではなく、逃走中の運転まで窃盗の一部になる設計です。
盗難車の売却と車内イベント
過去のシリーズとの大きな違いとして、盗んだ車を売却できるようになります。本作には、2018年のRed Dead Redemption 2に近い、盗品を買い取る仲介業者の仕組みが用意されます。窃盗をその場限りの移動手段にせず、利益を得るための副業として活用できる形です。価値の高い車ほど防犯を突破する手間も増えるため、リスクと報酬を考えながら標的を選ぶことになります。
プレビュー映像では、Luciaが盗んだばかりの車のトランクからインフルエンサーを発見する場面もありました。車内に誰がいるのか、何が積まれているのかによって、窃盗後に予想外の出来事が始まる可能性があります。原文筆者は、薬物入りの大きな briefcaseや、後部座席いっぱいの誕生日用風船、眠り込んだ人物などを想像しながら、車内のサプライズが窃盗要素にさらなる展開を加えると見ています。
本作はPS5とXbox Series X向けに11月19日に発売される予定です。