『Fire Emblem Fortune's Weave』漫画が未採用主人公たちを補完する可能性
2026年09月21日 | #アップデート | Polygon
発売直後の本作をめぐり、ゲーム本編では描き切れなかった人物や関係性を漫画版が補う展開に注目が集まっています。Nintendo Todayアプリで始まった漫画は、Heroic Gamesの前日譚を描きながら、ファンから指摘されているサブ・ロードたちの扱いにも踏み込む可能性があります。
漫画版はHeroic Games開幕前の物語を描写
Kazurou Kyou氏による漫画は、Nintendo Todayアプリで9月16日にスタートしました。本作のNintendo Switch 2版発売の前日に公開された形で、現時点では第1話が掲載されています。
第1話では、SetethとOrchelが神々と会うため、都市Dagsionを訪れます。2人がDivine Sovereignとの面会を目指すなか、Caiが盗みを働こうとした人物を止める場面に割って入り、3人が短く関わることになります。その後、Flame LordであるDietrich、Leda、Cai、Theodoraと、Sub-LordのTalimun、Bertrand、Anatolia、Orchelが、それぞれの派閥とともに紹介されます。
第1話はHeroic Gamesの第1部が本格的に始まる前に終わりますが、複数の勢力と領主をまとめて示したことで、本作の世界観や人物関係を補足する導入になっています。ゲーム本編では十分に触れられなかった人物を、漫画で改めて掘り下げる構成です。
本編で不足していたサブ・ロードの描写
原文筆者が本作の大きな問題として挙げているのが、特定のキャラクター間に用意された「絆」の少なさです。絆はキャラクター同士の関係を深め、ゲーム中でボーナスを得る仕組みですが、サブ・ロードと従者の組み合わせ、とくにTalimunとUrsula、OrchelとDiegoについては、関係性を知る機会が十分ではないとされています。サブ・ロード本人たちについても、プレイヤーが理解を深める時間が足りないという指摘があります。
Intelligent SystemsのAMAでは、当初は8人の主人公が存在していたものの、最終的に4人へ削減されたことが明かされています。選ばれた主人公たちのルートをつなぐ役割としてEshmelが追加された一方、Talimun、Anatolia、Orchel、Bertrandは主人公候補から外れました。
ただし、4人から外れた人物が物語上不要になったわけではありません。プロローグでは、彼らもLeda、Dietrich、Cai、Theodoraと並ぶFlame Lordとして登場します。この配置からは、開発側がサブ・ロードを含む大規模な構想を持っていたものの、すべてをゲーム本編に収める時間が足りなかったことがうかがえると、原文筆者は見ています。
DLCと漫画に寄せられる補完への期待
今後、サブ・ロードたちがDLCで詳しく描かれるかは不明です。しかし、DLCが用意されなかったとしても、漫画版には本編で省かれた関係性を補う余地があります。実際、Fire Emblem Engageの漫画版では、ゲーム中で詳しく扱われなかったキャラクターの過去が掘り下げられており、暗殺者だったYunakaの過去などが描かれました。
漫画の物語が今後どこへ進むかはまだ分かりません。原文筆者は、ゲーム本編よりも踏み込んだ形でサブ・ロードと従者の関係を描かなければ、漫画化の機会を逃すことになると指摘しています。Talimun、Anatolia、Bertrand、Orchelと、それぞれの従者について新たな情報が示されるかが、今後の注目点です。