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『Fire Emblem: Fortune's Weave』のエンディングがデータマイニングで流出、DLC向けかは不明

2026年10月28日 | #噂・リーク | Polygon

『Fire Emblem: Fortune's Weave』のエンディングがデータマイニングで流出、DLC向けかは不明

『Fire Emblem: Fortune's Weave』のエンディングとされる情報が、ここ48時間ほどでネット上に出回っています。AIを使ったジェイルブレイクで取り出されたもので、元データはゲームに現在入っているファイルのデータマイニング結果です。Polygonの筆者は、流出させた人物が任天堂に追及されないか心配だと述べています。また、ファンとしてエンディングの内容にも懸念を示しています。これらが今後のDLCで使われるのかどうかは、まだ分かっていません。

(注:この記事には『Fire Emblem: Fortune's Weave』の重大なネタバレが含まれます。)

議論を呼んでいる2つの恋愛エンディング

特に注目されているのは、Theodora、Bonaventure、Leda、Bertrandをめぐるエンディングです。

TheodoraとBonaventureのペアエンディングでは、2人がSaramisに文筆と教育の新時代をもたらします。さらに結婚して子どもを2人もうけます。筆者は、BonaventureがTheodoraの助言者で、父親のような立場にあり、年齢もかなり上であることを挙げ、疑問を呈しています。Intelligent Systemsは過去にも似た構図を使っています。ただ、『Awakening』のFrederickとLissaなら、背景や物語の展開から2人の深い絆が見て取れると筆者は述べます。一方、『Fortune's Weave』本編では、この2人の関係が恋愛的に描かれる場面は一度もないとしています。

BertrandとLedaの恋愛エンディングについては、筆者の否定的な度合いはやや弱いものの、評価は厳しいままです。Leda自身が、Bertrandへの憎しみが愛に似ていると何度も語っています。そのため、トラウマを介した不健全な結びつきがあってもおかしくないと筆者は見ています。この組み合わせの最大の問題は、内容が淡白なことです。テキストは、Bertrandこそが唯一の相手だと分かっていて、生涯彼のために尽くした、という程度にとどまるといいます。運命(プレイヤー)が条件次第で2人を結びつけられるという点は、運命の分岐を扱うゲームのテーマに沿っているかもしれません。しかし、結ばれうることと、結ばれるべきことは別だと筆者は指摘します。Ledaを支える妻として描き、有害なトラウマの絆に踏み込まなかったのは「選択」であり、良い選択とは言えないという評価です。

評価されているエンディング

筆者は、出来のよいエンディングも多いとしています。Talimunのエンディングには、Mikaelaと結ばれるものを含め良いものがあります。Bertrandにも、Goliathとの心温まるものなど優れたエンディングがあります。Orchelのエンディングはどれも好印象で、LudiaやFianna といった、主人公格ではない仲間たちも関係が掘り下げられています。

筆者のお気に入りの一つが、NezhaとSha Lanのエンディングです。Sha Lanが食堂を開き、そこへ当てもなく立ち寄ったNezhaが手伝ううちに、残りわずかな時間を彼女と過ごすと決めます。Sha LanはNezhaのために特別な料理を作り、その料理は彼の死後も店の定番メニューとして残ります。Nezhaの過酷な境遇を考えると非常に心温まる内容で、恋愛とは限らない点も良いと筆者は述べています。

TheodoraとAnatoliaのペアも、2人の間に子どもが生まれる恋愛エンディングで、筆者は非常に良いものだと評価しています。

異性愛に偏った描写への不満

筆者は、このTheodoraとAnatoliaの例が、ほかのエンディングの問題点を際立たせるとも指摘します。それは、大半が異性愛に偏っていることです。筆者は、『Fortune's Weave』はクィアな要素の扱いに迷いがあるように見えると述べます。より進歩的で自由な国のはずのDagdaでも同様だということです。

男性キャラクターについては、DietrichとFabioのほかは、他のキャラクターとの間に多くの含みがある程度だといいます。男性のEshmelは、Buccarとの特に心温まるものなど、いくつかのペアエンディングを持ちます。ただし、これらは性別を限定しない内容です。女性キャラクターでは、LedaとOlympiaがペアエンディングの文面から恋愛関係をうかがわせるにもかかわらず、はっきりとは確認されていません。

TheodoraとAnatoliaを除くと、ほかの流出したペアも同じ傾向だと筆者は言います。BertrandとGoliathの関係からは多くを読み取れます。BertrandがGoliathの隣に埋葬されたいと望む場面もあります。それでも、DanteがBertrandの妻になると明言されるのとは違い、2人を恋人とは呼びません。筆者は、これを理由もなく歯切れが悪いと批判しています。

DLCで実装されるかは不明

流出した情報は、現在ゲームに含まれているデータをマイニングしたものです。筆者は、DLC用に用意されている可能性もあるものの、開発の早い段階で削られ、実装されないままの可能性も同じくらいあると述べます。『Three Houses』では後者の例があったといいます。ほかのデータからも、流出内容がすべてDLC用に取っておかれたものではないと推測できるそうです。たとえばLyrahのキャラクター情報は、Eshmelと同一視する内容になっています。その一方で、斧を使う魔法特化の別キャラクターとして、キャラクター選択時のボイスも用意されています。筆者は、Lyrahが今後プレイアブルになるとしても、この2つが同時に成り立つことはないとしています。

筆者は、最終版ではLedaとBertrandが結ばれないかもしれず、Bonaventureが正気に返り、自分が育てる手助けをした少女と結婚しないかもしれないと述べます。そして、Dagdaの英雄たちが、異性愛を義務のように押しつけられず、もっと自由に生きられることを願っています。『Fortune's Weave』のDLC第3弾は、2027年中に配信される予定です。