『ファイアーエムブレム』10作品を紹介、最も手ごわいのは『暁の女神』
2026年09月30日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
キャラクターが戦闘で倒れると戻らない「ロスト」の重さは、『ファイアーエムブレム』シリーズの大きな特徴です。今回は、キャラクターへの思い入れや難易度をもとに、仲間を失うつらさが印象に残る10作品を紹介します。順位はシリーズを長く遊んできた筆者の好みを主に反映しており、上位ほど難しい作品が並びます。
仲間を失うつらさが印象に残る10作品
10位:ファイアーエムブレム 覚醒
シリーズのなかでは比較的遊びやすい作品ですが、魅力的な仲間が多く、誰かを失ったときの痛手は小さくありません。ヴァイクやサーリャなど、お気に入りのキャラクターを戦争で失いたくないと思わせる作品です。
基本の難易度は控えめでも、高難度では状況が一変します。難易度を変えて何度も遊び、クラスチェンジを重ねながら生き残る方法を探す楽しさもあります。
9位:ファイアーエムブレム 聖魔の光石
経験値を得られるストーリー外の戦闘や、巨大なクモ、アンデッド兵、魔物といった敵が登場するなど、シリーズに新しい要素を加えた作品です。物語はエイリーク編とエフラム編に分かれ、それぞれ異なる仲間で戦います。
エイリーク編は比較的穏やかですが、エフラム編は難しくなる場面もあります。カイルやフォルデ、ギリアムを失うと戦力面でも痛手です。ノーマルやイージーなら進めやすい一方、ハードでは増援への対応や強敵の動きを踏まえた戦略が求められます。
8位:ファイアーエムブレム 風花雪月
選んだルートによって難しさが変わる作品です。青獅子、金鹿、黒鷲の各ルートがあり、筆者は青獅子の学級で、罠や予想外の敵との遭遇、増援に苦戦しました。ハードの難易度はそこまで厳しくないものの、ルナティックでは大きく難度が上がります。
仲間を失う心配に加えて、ルートによっては他のキャラクターを仲間にできなくなることもあります。気に入った人物と旅を続けるためにも、戦闘で守り抜く必要があります。
7位:ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王
シリーズ初期の作品を意識したシステムやマップが、思いがけない難しさにつながっています。魔法を使うとHPを消費し、手ごわい魔女や罠の多いマップにも対処しなければなりません。経験値稼ぎで突破しやすくなるものの、稼ぎを控えると戦術の工夫がより重要になります。
特にジェダやその歪んだ子孫とのボス戦は厳しいものがあります。仲間を一部だけ復活させられる仕組みはありますが、全員を戻すことはできないため、慎重な戦いが必要です。
6位:ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣
シリーズの初代作品をリメイクした作品です。グラフィックは新しくなりましたが、仲間を失ったときに代わりとして加わるユニットには、味気ない「駒」のような印象がありました。キャラクターへの思い入れが魅力のひとつであるシリーズだけに、こうした交代要員の存在は残念です。
難易度のバランスにも偏りがあります。序盤はかなり厳しく、中盤で楽になったあと、終盤に再び難しくなります。仲間が十分に成長する前に、思い入れのあるキャラクターを失うこともあります。
5位:ファイアーエムブレム 烈火の剣
筆者がシリーズで最初に遊んだ作品で、難しさのためにお気に入りの仲間を失いやすい、厳しい入門作でした。サウル、ギィ、ジャファルなどを失った経験が印象に残っています。
最初から上級職の仲間を中心に使いたくなりますが、それでは終盤の強敵や軍勢との戦いで苦しくなりがちです。終盤では、それまで生き残った仲間から出撃メンバーを選べますが、最後の数戦も厳しいため、仲間の力が必要になります。
4位:ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣
シリーズ初期の作品らしく、当時の仕組みが難しさにつながっています。マルスの物語の始まりを描く作品ですが、遊びやすさの面では手ごわい内容です。
仲間を失うと戻らないうえ、武器は使い続けると壊れます。クラスチェンジの選択肢も限られており、こうした要素が重なって、仲間を失うつらさを強く感じさせます。
3位:ファイアーエムブレム if 暗夜王国
『if』の販売方法には気になる点があったという筆者ですが、暗夜王国の難しさは評価しています。比較的穏やかな白夜王国に対し、暗夜王国は難しいマップや賢い敵、複雑な勝利条件によって緊張感を高めています。
物語では敵側に身を置くことになりますが、仲間を失いたいわけではありません。エリーゼのような無垢な人物や、カミラ、ペリー、セレナを守るために力を尽くすことになります。彼女たちを失えば、その章をやり直したくなるほどです。
2位:ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡
筆者はノーマルでのクリアにこだわりましたが、最終的にはイージーでしかクリアできませんでした。それでも仲間を誰も失わずに終えることはできず、シリーズ屈指の厳しさを感じた作品です。
転がる岩が登場するマップや、暗い森で戦闘が続く展開に加え、漆黒の騎士が常に脅威となります。彼は仲間を簡単に倒せるほど強く、物語の終盤近くまで反撃することもできません。セーブを慎重に使っても安心できない、腕前を問われる作品です。
1位:ファイアーエムブレム 暁の女神
蒼炎の軌跡と物語上つながる本作も、非常に難しい作品です。筆者の見立てでは、どちらもイージー以外で遊ぶのは避けたいほどで、各難易度の説明が実際の難しさを正確に伝えていませんでした。
特に厳しいのは、仲間の成長に手間がかかることです。レイソン、ジル、ソーンなど前作からの印象的な人物が登場する一方、新たに加わる仲間には弱く、頼りないキャラクターもいます。育てるには多くの工夫が必要です。さらにハードでは敵の攻撃範囲が表示されず、武器相性も確認できないため、難しさが一段と増します。