『Dying Light: The Beast』のサポート終了へ、Techland CEOが「新たな大型コンテンツは予定していない」と説明
Techlandの創業者でCEOのPaweł Marchewka氏が、ファン向けのDiscord AMAで『Dying Light: The Beast』のサポートを終了すると明かしました。今後、本作に大規模な新コンテンツが追加される予定はなく、完結したゲームとして遊ぶことになります。
「最初から完結した1本のゲーム」として設計
『Dying Light: The Beast』は昨年発売されたスタンドアロン作品です。当初は『Dying Light 2』の拡張として位置づけられていました。最近では、マップ上のゾンビを一掃して世界に文明を取り戻せる「Restored Land」アップデートが配信されたばかりです。
Marchewka氏はInsider Gamingを通じて、「Dying Light: The Beastは完成されたゲームであり、プレイヤーにもそのように向き合ってもらいたい。現在のDying Light 1と同じようなものだ。大規模な新コンテンツは予定していない」と述べました。
同氏によると、本作は最初から「完結した、それだけで成り立つゲーム」として計画されていたとのことです。Techlandはサポートを約束していたわけではありませんが、この1年間でRestored Landや新武器などの無料アップデートを大規模に提供してきました。
5年間のサポート体制は「期待ほどうまくいかなかった」
Marchewka氏は「5年間のサポートという体制は、期待したほどうまくいきませんでした。私たちはAAAスタジオであり、新作ごとに忘れられない体験を届け、ゲームにできることの限界を押し広げたいと考えています」と語りました。
さらに、複数のゲームを同時に支えることが次回作の開発に与える影響についても説明しています。「小規模なチームで既存ゲームを何年もサポートし続けると、新規プロジェクトの作業に深刻な支障が出かねません」とのことです。
一方で、プレイヤーは質の高い大型アップデートを、ときには月に数回、しかも多くは無料で求めるといいます。Marchewka氏は「限られたリソースでは、制作を妨げたうえでプレイヤーを失望させてしまうこともあります」と述べました。
『Dying Light 2』のサポートは継続、次回作は不明
『Dying Light 2』については、引き続きサポートが行われます。同作のアップデートを担当するチームは、初代『Dying Light』よりも大きな規模だとされています。
Techlandの次回作は、当初ファンタジーRPGプロジェクトになるはずでしたが、昨年中止されました。『The Beast』のXbox OneおよびPS4版も今年前半に中止されています。Techlandが次に何を開発しているのかは、現時点では明らかになっていません。