『Wo Long 2: Wings of Ember』、オープンフィールド化と新アクション「洞察スキル」で戦闘が変化。開発陣が語る
2026年10月23日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
Team Ninjaが開発する『Wo Long 2: Wings of Ember』が、2027年3月4日にNintendo Switch 2、PC、PS5、Xbox Series X/S向けに発売されます。DualShockersはプレビューイベントで、プロデューサーの平山氏と山際氏にインタビューを実施しました。続編でのオープンフィールド化や戦闘システムの変更点、ボスの難易度に対する考え方が語られています。注目は、弾きに加えて新たに導入される「洞察スキル」と、レベルと士気ランクが統合された成長システムです。
続編が生まれた経緯
2023年に発売された前作『Wo Long: Fallen Dynasty』は、想定外のヒットとなりました。迫力あるボス戦や手応えのある戦闘システム、やりがいのあるゲームサイクルが評価された一方、物語を重視した作品ではありませんでした。続編は前作の物語を引き継ぎますが、前作を遊んでいなくても楽しめる内容で、遊んでおくと理解しやすいとのことです。
開発陣によると、続編の制作は当初の計画にはありませんでした。ただ、前作の開発を終えた時点で選択肢のひとつとして浮上したそうです。世界中で800万人のプレイヤーが遊んでいると最近発表されており、前作では提供できなかった体験を届けたいという思いがあったと説明しています。
弾き以外の選択肢を用意した戦闘
前作では「弾き」が主要なアクションで、プレイヤーから高く評価されました。しかし弾きを好まない人にとっては、遊びやすいゲームとは言えなかったといいます。そこで続編では、弾きの爽快感を残しつつ、ほかの選択肢も用意しました。
最大の変更点は、新たに加わった「洞察スキル」です。プレイヤーが状況に対して能動的な行動を取り、局面を切り抜けられるようにする機能です。たとえば多数の敵に囲まれたときは、攻撃的な動きで敵をまとめて吹き飛ばせます。空中戦では相手の体勢を崩して地面に落とし、好機を作ることもできます。前作では難しかった動きが可能になったとのことです。
ボスについては、前作から続くキャラクターが引き続き登場しますが、攻撃内容とそれに対する戦術は変わっています。
ボスの難易度への向き合い方
前作では序盤のボスが非常に難しく、先へ進めないプレイヤーがいるという批判がありました。開発陣は、この意見や反応を把握しており、パッチ配信で対応したと述べています。
続編ではアルファ版(テスト版)に登場するボスの中に、難易度や複雑さの異なるものが含まれているそうです。難易度に関する意見はアンケートやSNSなどを通じて寄せられており、目指しているのは「理不尽なほど難しくはない、ちょうどよい手応え」だと語っています。
オープンフィールド化の狙い
線形のステージ構成からオープンフィールドへの移行は、昨年のTeam Ninja作品『Nioh 3』でも見られました。開発陣によると、『Wo Long 2』の開発開始時点で『Nioh 3』の開発はすでに始まっており、続編の方向性として線形のステージを続けるか、より開かれたフィールドにするかを議論したそうです。
前作から引き継ぎたかったのは、プレイヤーの立場から戦場に変化や影響を与えられるという要素です。一方で前作は、フィールドや行動が固定されて制限がありました。オープンフィールドにすることで自由度や選択肢を広げ、三国志の世界をより忠実に描き、より自由に戦場へ影響を与えられるようにしたかったと説明しています。
レベルと統合された士気ランク
オープンフィールド化に合わせて、士気ランクも変わりました。前作では旗を集めることで強さを高められましたが、続編では士気ランクとレベルアップの仕組みが統合されています。フィールド上の各エリアを制圧すると強さが増し、士気ランクも上げられます。強くなる方法が増えたことになります。
大きな違いは、士気ランクの扱いです。前作では旗を集めると士気ランクが1段階上がりますが、レベルが上がると士気ランクは0に戻っていました。続編ではレベルが上がっても士気ランクが維持されるため、キャラクターを中長期的に育てていくことを目指せるようになったとのことです。