『Mass Effect: Universe』の題名は「並行宇宙を作れる」仕組みに由来、元BioWareの技術ディレクターが説明
2026年10月27日 | #その他 | GamesRadar+
BioWareの元テクニカルディレクターであるRomain Toutain氏が、Twitchの配信で『Mass Effect: Universe』のタイトルの由来について語りました。EAによるBioWare閉鎖の発表後、同作のトレーラーがネット上に流出し、シリーズ5作目として確認されています。そのため、開発の狙いについてファンの関心が高まっています。
タイトルの由来は「並行宇宙」
Toutain氏の発言はフランス語で行われましたが、Blueskyのユーザーが一部を翻訳し、字幕付きの動画クリップとして公開しました。
同氏によると、タイトルに「Universe」と付いた理由の1つは、選択肢が非常に多く、セーブデータを組み合わせて並行宇宙を作れたことにあるといいます。「分かりやすく言えば」と前置きしたうえで、実際の仕組みはそのとおりではなく、基本的には異なるタイムラインが存在するものだったと説明しました。
さらに、プレイヤーは『Zero Time Dilemma』のようにタイムラインを「ほぼ生成できた」とも述べています。『Zero Time Dilemma』はSpike Chunsoftのパズルゲームで、ミッションを非線形に進め、登場人物が90分ごとに記憶を失う作品です。
既報の情報と過去作の選択
Toutain氏は、以前から報じられていた要素も認めました。格闘戦や、カスタマイズ可能な主人公がその例です。また、初期のMass Effectシリーズで行った選択はすべて考慮されていたとも語っています。
筆者の見方
GamesRadar+の筆者は、BioWareが何らかのマルチバースを扱おうとしていたと受け止めています。ただし、『Ratchet & Clank: Rift Apart』のように現実を行き来する形ではなかっただろうと推測しています。BioWareらしく、より実存的でスケールの大きい内容になった可能性や、『Starfield』のように各エンディングが別のタイムラインになる方向だった可能性にも触れています。
また、過去作の選択がすべて反映されるという話から、初期3部作での失敗のあらゆる形を描く作品だったのではないかとも推測しています。筆者は、このゲームを遊んでみたかったとしたうえで、開発が閉鎖で途絶えたことで、かえって残念さが増したと述べています。