『World of Warcraft Forever』のキャラクター名予約が不具合で混乱、欧州では「Play」ボタンが選べない事態に
『World of Warcraft Forever』(WoW Forever)で、11月4日の正式サービス開始に先立って始まったキャラクター名の予約機能に不具合が出ています。欧州ではゲームに入れないプレイヤーが相次ぎ、北米でも開始直後からログイン待ちや接続エラーが報告されました。なお、更新情報によると、北米時間の同日午後5時29分(東部時間)の時点で、名前予約システムは完全にオンラインになったようです。
予約機能の仕組みと欧州での不具合
ベータテストは先週終了しており、正式サービス開始までの期間に、Blizzardはキャラクター名を事前に予約できるようにしています。最新バージョンのWoW Forever を起動すると、PvEやPvPなどのルールセットを選び、予約した名前で最大3体のキャラクターを作成できる仕組みです。
この機能は当初、欧州のみで利用できる予定で、北米サーバーでは太平洋時間の午後1時(東部時間の午後4時)から予約が始まる予定でした。ところがBattle.netクライアント上で、WoW Forever チームが「名前予約は最終的な技術的問題の解決中のため延期されています。ご理解のほどお願いします」という趣旨のメッセージを出しました。
多くの欧州プレイヤーは、Battle.netランチャーの青い「Play」ボタンがグレーアウトしたままで、キャラクターを作ろうにもゲームに入れない状況です。
フォーラムの反応と回避策
WoWの公式フォーラムには、約120件の投稿が並ぶスレッドが立ち、不満の声が上がっています。プレイヤーのEquinoxさんは「新しいことが始まって、最初から何もかもうまくいった試しがない。毎回よくここまで台無しにできるものだ」と投稿しました。Katerinaさんは「アメリカではもう実施済みですよね? それとも自分たちがテスト役ですか?」と疑問を投げかけています。実際には、この時点で米国向けの機能はまだ始まっていませんでした。
回避策を見つけたプレイヤーもいますが、効果は大きくないようです。Aurelianiさんは「Foreverのインストールフォルダでwow.exeを直接起動し、メールアドレスとパスワードでログインすると、少なくともルールセットの選択画面までは進める。ただ、そこでもまだグレーアウトしている」と書いています。
Bìshさんは、「Play」ボタンがグレーアウトする場合、ランチャーの地域設定が別の地域になっている可能性があると指摘しました。Bìshさん自身は設定がAmericasになっていたそうです。Battle.netからログアウトし、「アカウントを切り替える」でアカウント名の表示も消したうえで、右隅の歯車アイコンから地域を欧州に戻したところ、ボタンが押せるようになったと説明しています。ただし、ゲームに早く入れるようになるとは限らないとも付け加えています。
北米での経過
北米では午後4時(東部時間)に名前予約が始まり、プレイヤーはログイン待ちの列に並ぶことになりました。この時点でBlizzardは、北米向けの延期を発表していませんでした。午後4時17分には、フォーラムで多くのプレイヤーがログイン待ちを報告し、順番が来たところで接続が切れるという声も出ていました。
午後4時10分ごろには、Blizzardが欧州向けに修正を配信し、まだ問題が出ている人向けに案内を出したと伝えられています。
午後4時51分には、ゲームに入れたものの、キャラクター名を予約して「Finish」を押すたびに「Character creation timed out」(キャラクター作成がタイムアウトしました)というエラーが出る、という報告もありました。その後、午後5時29分に名前予約システムが完全にオンラインになったとされています。
筆者は、原因が事前に解消されなければ北米でも遅延が出る可能性が高いとしつつ、11月4日の正式サービス開始時には同様の問題が起きないことを期待しています。
IGNは、WoW Forever の発売前に、Blizzardのプリンシパルゲームデザイナーであるクリス・ツィーフートさんにも取材しています。アップデートは定期的に行われる見込みで、ノースレンドやパンダリアなど、拡張パックで追加された大陸を訪れられる可能性もあるようです。