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『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープニングに梨泰院事故の実際のニュース映像が使用、遺族団体がActivisionに削除を要求

2026年10月28日 | #その他 | VGC

『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープニングに梨泰院事故の実際のニュース映像が使用、遺族団体がActivisionに削除を要求

『Call of Duty: Modern Warfare 4』のオープニング映像に、2022年のソウル・梨泰院での雑踏事故を報じた実際のニュース映像が使われているとして、遺族団体がActivisionに映像の修正を求めています。この事故では159人が亡くなりました。

問題とされるオープニング映像の内容

本作は主に北朝鮮と韓国の対立を描いています。オープニングのタイトル映像では、ゲーム内の架空の設定である、北朝鮮による韓国本土への全面侵攻を伝えるニュース報道がモンタージュとして流れます。

キャスターのナレーションに合わせて、実際のニュース報道から取られた記録映像も使われています。その中には、床に横たわる人に救急隊員が心肺蘇生を行う短いカットがあります。

韓国の一部のプレイヤーが、このカットは梨泰院の雑踏事故を報じたニュース映像だと指摘しました。事故は、ハロウィーンで大勢の人が集まった路上イベントの最中に、狭い路地で群衆が押し寄せて起きたもので、159人が死亡し、196人が負傷しています。

遺族団体と利用者団体の声明

韓国の放送局SBSによると、「10・29梨泰院惨事遺族協議会」が声明を出し、Activisionに該当映像の削除を求めました。声明は、娯楽目的のゲームの素材にこうした事件を使うこと自体が極めて不適切で配慮に欠けるとしています。

また、梨泰院の事故では数百人もの死傷者が出たうえ、救助に参加した市民や現場を目撃した市民は今もトラウマに苦しんでいると指摘しています。そのうえで、ゲーム開発元に被害者への最低限の礼儀と共感があるなら、速やかに是正措置を取るべきだと訴えました。

消費者の権利擁護団体である韓国ゲーム利用者協会も、映像の削除を求めています。同協会は、ゲームの進行とは無関係な悲劇的災害の映像が使われ、遺族らに被害を与えたことについて、経緯の明確な説明と謝罪が必要だと主張しました。さらに、映像を差し替えるアップデートを行うなど、責任ある対応を期待するとしています。

Activisionの回答

ActivisionはSBSに声明を出し、映像を使用したことを認めました。同社は、オープニングシネマティックに含まれる実際のニュース映像の一部は、作品内の架空の物語を伝える要素として使ったものだと説明しています。

そのうえで、梨泰院の事故を含め、実際の悲劇的な出来事に言及したり、軽く扱ったりする意図はまったくなかったと述べています。