『Phantom Blade Zero』はソウルライクに疲れた人向けのアクションRPG、開発者は「楽しんで、肩の力を抜いて」と語る
2026年10月30日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
武侠風のダークファンタジーアクションRPG『Phantom Blade Zero』が発売されました。海外メディアGamesRadar+のスタッフライターは、ソウルライクの高い難易度に挫折してきた人にとって、入門にふさわしい作品だと評価しています。開発元S-Gameのディレクター兼CEOの「Soulframe」Liang氏も、あらゆる腕前のプレイヤーに向けて作ったと明言しています。
体験版で感じた手応え
筆者は今年、Gamescom Latamで本作の体験版を遊びました。ダークソウルに近い雰囲気のアクションRPGでありながら、ソウルライクではないという印象だったそうです。アクションは高速で、コンボも気持ちよく決まり、ボス戦でも「ここに至るまでの自分の選択すべてを疑う」ような思いをすることはなかったといいます。筆者はこの体験を気に入り、大作アクションRPGにもこうした作品が増えてほしいという記事も書いていました。
ソウルライクとの共通点と違い
筆者はエルデンリング、SEKIRO、Bloodborneを好きになりたいと思いながら、難易度の高さに阻まれてきたと述べています。難易度を下げる選択肢があればよいという立場です。
本作には、ソウルライクの魅力といえる要素が揃っています。長く映画的なボス戦、グロテスクな敵のデザイン、奥深い設定などです。一方で、容赦のない厳しさは必須ではありません。批評家やプレイヤーのレビューでも、一般的なソウルライクよりずっと寛容だという声があり、難易度の選択肢も用意されているとのことです。
Liang氏の狙い
Liang氏はTwitterへの投稿で、次のように述べています。
「ここ数年、アクションRPGやアクションゲームが暗黙のルールとして扱ってきた多くの慣習を、私たちは見つめ直してきました。プレイヤーが何を最も求めているのかを自問し、それらをどうまとめるかを考えました。目標は、武侠と華やかなアクションを愛する誰もが楽しめるゲームです。結局のところ、これはゲームなのですから」
筆者はこの言葉を、近年あふれるソウルライクへの直接的な回答のように感じたそうです。ソウルライクのファンを批判する意図は全くないと断ったうえで、極端な難しさを誇る作品が多いなか、カジュアル寄りの層に向けた新作が出たことを歓迎しています。
Liang氏は「できるだけ多くの人に楽しんで、肩の力を抜いて体験してもらいたい。同時に、挑戦を求める人には、さらなるアドレナリンの高まりも提供したい」とも語っています。
死んでも罰がない設計
敵のダメージ量やプレイヤーの体力といった基本設定を別にすると、本作には次のような仕組みがあります。
- 死亡しても罰則はありません。
- 敵は復活しません。
- ボス戦では、フェーズごとにリロードポイントが設けられています。
こうした仕組みのおかげで、ゲームが下手なわけではないものの、ソウルライクのファンほど辛抱強くはない筆者のようなプレイヤーも、飽きずに遊び続けられるだろうと期待しています。
難易度は3段階、さらに上の挑戦も
最初の周回では、難易度としてWayfarer(イージー)、Pathbreaker(ノーマル)、Hellwalker(最高難度)の3つを選べます。筆者は製品版をまだ遊んでいないと断ったうえで、エルデンリング並みの挑戦を求めるなら、Hellwalkerで遊び、さらに最初のクリア後に解放されるパーマデス(死亡時にやり直しとなる)のチャレンジモードに進むのがよさそうだと述べています。筆者自身は、Pathbreakerがほどよいバランスに思えるとのことです。