Polygon筆者、ローガン・ポール氏の「ポケモンカードに散財してしまう」発言から本物のポケモン好きではと指摘
YouTuberのローガン・ポール氏が、ポケモンカードの高額売却益の使い道について語った発言が話題です。Polygonの筆者は、この発言を受けて「ポール氏は単なる偽物のファンではなく、本当にポケモンが好きなのかもしれない」との見方を示しています。これまで同氏は、ポケモンカード市場を荒らした、釣り的な手法を使う、金に貪欲だといった批判を受けてきました。
売却益を「結局ポケモンカードに使ってしまう」
ポール氏は最近、超希少カードのイラストレーターピカチュウを1640万ドルで売却し、記録を更新しました。筆者はこの売却を、同氏への批判を裏付ける最も分かりやすい例だと見る人が多いだろうとしています。一方で、同氏自身はこのカードを、趣味への愛が本物である証拠として挙げるかもしれないとも述べています。
ポール氏は、長年のカード収集家なら誰もが覚えのある葛藤を語りました。売却益については「責任を持って使うと言っている」と話し、テスラのような株への投資など、賢い使い方もあったはずだと振り返っています。家族のことや新居の支払いを考えることもできたと認めたうえで、「でも違う。結局もっとポケモンカードを買ってしまう」と話しました。
さらに、「自分の中のコレクター魂が、どうしても手に入れたいものを見つけてしまった」と説明しています。「収集家なら誰もが知っている道のりです。夢中になって、どうしても欲しくなった。そのために1年かけて探し回りました」とも述べました。
高額の買い物を重ねてきた経緯
筆者によると、ポール氏の発言は、ごく初期のポケモンカードの極美品を探し続けている件を指している可能性があります。このカードは雑誌のシール台紙に付属していたもので、完璧な状態のものは極めて見つかりにくいとされています。同氏はこれまでに、この探索に300万ドル近くを費やしたと語っています。
最近では、未開封の古いポケモンカードのボックスを40万ドルで購入したことも報じられました。『ONE PIECE』のマンガにも相当な額を使っているといいます。同氏は、支出の一部は事業関連の経費だったと認めていますが、その多くも何らかの形でポケモンカードにつながっていたとのことです。ポール氏は「コレクターグッズにはお金を使わないと自分に言い聞かせていた。でも使ってしまった」と笑いながら話しました。
筆者の見方と残る批判
筆者は、ポール氏の手法の一部は、同氏が本当に詳しくなければ成立しなかったのではないかと指摘します。たとえば、世界初のポケモンカードを集めるという企画は誤解を招くものだったとしつつ、カードの価値について説得力のある物語を作れたのは、マニアックな収集知識があったからだと述べています。
ただし筆者は、ポケモンが好きだからといって批判を免れるわけではないとも強調しています。本物のファンであることは、人をだますことや、ひどい商品をファンに売ることの言い訳にはならないという立場です。同氏は本当にポケモンを愛しているかもしれないが、お金を稼ぐことのほうをもう少し愛しているのかもしれない、とも書いています。初めての色違いポケモンを捕まえようとして失敗した件にも触れ、同氏を「都合のいい時だけのファン」と呼ぶ人がいても責められないとしています。
なお、ここで紹介した評価はいずれもPolygon筆者の意見です。