小島秀夫監督の新作『PHYSINT』関連展示に、メタルギアREXやゲッコーに似た巨大メカのデザインが登場
2026年11月01日 | #その他 | DualShockers
小島秀夫氏は『PHYSINT』を「メタルギア」の新作にするつもりはないと明言していますが、東京で開催中のKojima Productionsの展覧会で、メタルギアREXやゲッコーによく似た巨大メカのデザインが展示されていることが分かりました。ただし、これらが完成版に登場するかどうかは確認されていません。
展覧会で見つかった2体の巨大メカ
写真は、スタジオ設立10周年の展覧会を訪れた人がResetEraに投稿したものです。『PHYSINT』に関連する展示物とともに写っています。
1体目は、メタルギアREXを思わせるデザインです。幅広で重装甲のシルエットを持ち、大きな上半身を力強い2本の脚で支えています。モデルの一部を覆う特殊なフレームか素材のようなものが見える点など、違いはあるものの、類似は明らかです。
2体目は、『メタルギアソリッド4』のゲッコーに似ています。コンパクトな胴体と長い脚を持ち、動物のような雰囲気です。ただし、こちらは3本の巨大な脚と尻尾があるように見え、一般的な軍用兵器というより、戦場を歩き回る生き物のような印象を与えます。
どちらのモデルについても詳しい説明はなく、何を示しているのかは分かっていません。『PHYSINT』の初期デザインかもしれず、没になった案や、別のプロジェクトのものである可能性もあります。Kojima Productionsは、これらのメカをゲームプレイ映像で見せたことも、用途を明らかにしたこともありません。
原文筆者は『メタルギアソリッド5 ファントムペイン』では自由度の高いステルスプレイが最も気に入っていたとしつつ、メタルギアの個性的な軍事兵器のデザインにも独自の魅力があると述べています。ガンダムやメカ全般の大ファンであることから、REXやゲッコーによく似た機体に目を引かれたといい、メタルギアの世界観に縛られない新たなスパイ作品で、小島氏がこうした発想を再び見せてほしいと語っています。
主演俳優に似た胸像も展示
展覧会では、機体以外の展示も確認されています。ほかの写真には、主演が発表されているビル・スカルスガルド氏に似た胸像が複数写っています。大きな物語上の仕掛けを示すものではなく、演じる役の別パターンを検討したものにすぎない可能性があります。
「メタルギア的」と言われる背景
こうした比較は意外なものではありません。小島氏は、コナミを離れた後、メタルギアのような作品をまた作ってほしいと何度も求められたことが、『PHYSINT』が生まれた理由の一部だと述べています。スパイという題材には戻る一方、過去作の繰り返しではなく新しい試みに挑みたいとも強調しています。
今月初めには、自身のポッドキャスト「Koji10」でこのプロジェクトを取り上げ、これまでとは違う種類のスパイアクションだと説明しました。今回のデザインは意図的なオマージュかもしれませんが、同じ兵器やキャラクター、ストーリーが戻ってくることを必ずしも意味しません。
ゲームプレイ情報は依然わずか
『PHYSINT』は2024年に発表されましたが、ゲームプレイに関する情報はまだほとんどありません。Kojima Productionsはキャストや意気込みについては語ってきたものの、ステルスや戦闘の仕組みは公開していません。新たに見つかったモデルは魅力的ですが、実際に動くゲームの代わりにはならないというのが原文の見方です。
開発体制にも大きな変化がありました。今年前半にSonyがプロジェクトから離れ、その後XBOXがパブリッシングパートナーになっています。開発は続いており、主演のスカルスガルド氏のほか、チャーリー・フレイザー氏や濱辺美波氏らの出演も発表されています。
展覧会の概要
展覧会「Beyond the Strand」は、10月31日に東京の麻布台ヒルズギャラリーで始まり、12月20日まで開催されます。スタジオの歴史に関する制作資料に加え、『PHYSINT』や『OD』など今後のプロジェクトに関する展示もあります。
原文筆者は、今回の2体のメカは『PHYSINT』に関する久々の刺激的な情報だとしています。開発の過程で残るかどうかは別の話としつつ、メタルギアとは違う作品を目指すなら、シリーズの視覚的な特徴がどこまで引き継がれるのかは興味深いと述べています。