『GTA 6』のジェイソンとルシアは、プレイヤー次第で恋愛関係にも破局にも向かう。『RDR2』の経験が生きたとRockstar開発者が語る
2026年11月02日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+
『GTA 6』では、主人公のジェイソンとルシアの関係が、プレイヤーの選択によって変わる仕組みになっているようです。共同スタジオヘッドでリード開発者のRob Nelson氏が、Edge Magazineの最新号で語りました。二人は恋愛関係に進むことも、犯罪のパートナーのままでいることもでき、恋人になったあとに完全に別れることもあります。その発想の源は『レッド・デッド・リデンプション2』にあるといいます。
プレイヤー次第で変わる二人の関係
『グランド・セフト・オート6』は、ジェイソンとルシアという2人の中心人物を軸に進みます。ただしゲームが二人の関係をプレイヤーの意図しない方向へ無理に進めることは、基本的にないとのことです。
Nelson氏は「二人は一緒にいたい、この関係をもう一度やり直したいという思いからスタートします。しかしゲームが進むにつれ、関係を守るも失うもプレイヤー次第です」と説明しました。
また、本作ではこの二人がプレイヤー自身とは別の内面を持つ人物として感じられることも重要だといいます。Nelson氏は「こうしたゲームを“パワーファンタジー”だと考える人もいるかもしれません。それはそうでしょう。でも、登場人物が別のものを求めていたらどうなるでしょうか」と語っています。
発想のきっかけは『RDR2』のアーサー
Nelson氏によると、この問いは『レッド・デッド・リデンプション2』の開発中に生まれたものです。Rockstar Gamesの広大なオープンワールドでは、プレイヤーに大量のゲーム内マネーが入るのが通例です。ただ、西部劇を舞台にした続編では、そのお金をどこに使うかをプレイヤーが少し真剣に考えるようになっていました。
Nelson氏は「自分のために、かっこいい服や馬、鞍に使うのか。それとも、ギャングの中の養子のような家族に渡すのか」と、その例を挙げました。開発陣は、アーサー・モーガンの内面にある「利己と利他」の葛藤を、ムービー以外の場面でもプレイヤーに感じてほしかったそうです。アーサーは自分自身から逃れられず、「常に」アーサー・モーガンであり続ける、という考え方です。
『GTA 6』の主人公二人の引力と反発
こうした考え方が、最終的に『GTA 6』の中心にいる二人の間の引力と反発につながりました。手をつなぐといった行動で二人の距離を縮めることができます。一方で、パートナーからの夜遅い電話を何度も無視すると、関係がこじれる可能性があります。