『ペルソナ』初代リメイクとされる流出映像が話題に、Unreal Engineの開発用表示も確認できるが真偽は不明
2026年11月01日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
Atlusは2016年の『ペルソナ5』のヒット以降、シリーズの印象を現代的に刷新してきました。スピンオフや新作、リメイクを重ねて直近3作を丁寧に扱ってきた一方、ファンの間では『ペルソナ』1と2にも同じ扱いを望む声が上がっています。そうした中、匿名の流出情報として、初代『ペルソナ』のリメイクとみられる映像が出回りました。『ペルソナ3 リロード』級の見た目に見えますが、映像は明らかに未完成で、本物かどうかも定かではありません。生成AIやファンメイドのプロジェクトが進歩しているため、完全な偽物の可能性もあれば、本物である可能性もあります。
聖エルミン学園へ戻る映像
初代『ペルソナ』は、現在のシリーズ作品とは性格が大きく異なります。超能力を持つクラスメイトの影響で変化していく学校に、生徒たちが閉じ込められるという小規模な物語です。原作は日本のホラー映画に近い雰囲気があり、シリーズの他作品にはあまり見られない神秘性がありました。
流出映像にもこの独特のトーンが表れており、それが信憑性を後押ししています。原作らしい暗い紫色やオカルト的な記号に彩られ、初代のパーティーメンバーに加えて『ペルソナ2』の達也のカットインまで映っています。これは明らかに場違いな要素です。
そのため、ファンが作った合成映像だと見なすこともできます。しかし、『ペルソナ2』のキャラクターが社内の映像やデータに登場するのは今回が初めてではありません。『真・女神転生III NOCTURNE』では、優子のモデルが完成するまでの仮素材として、『ペルソナ2』のリサ用に作られた専用モデルがデータ内に残っていました。Atlusにとって仮素材としてのモデル流用は珍しくなく、この点は映像に有利な材料です。
仮に本物だとすれば、Atlusにはシリーズ情報の流出問題があることになります。『ペルソナ3 リロード』の古い映像も、SEGAの他タイトルの発売に合わせて流出しており、当時も出来すぎだと見る人が多くいました。
最後に、推測の域を出ませんが、映像の左上に繰り返し表示されているUnreal Engineのコードにも触れておきます。これはエンジンの動作状況を示す開発者向けの表示です。これで本物だと確信した人も多いものの、慎重に期待するという姿勢が続いています。初代のリメイクが実現すれば素晴らしいことですが、出来すぎに見えるものは、実際に出来すぎであることも少なくありません。
リメイク続きの現状と期待
幸い、Atlusは『ペルソナ』の完全新作となる6作目にも取り組んでいます。それでも、ファンはリメイクの連続にかなり疲れを感じていました。『ペルソナ4』のように、すでに遊ぶことができ、全面的な作り直しがそこまで必要ではない作品を繰り返し出し直す姿勢に、新作か、せめて入手しにくい作品を対象にしたリメイクを望む声が出ていたのです。
筆者は、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』がいまSteamで買って遊べるため、そこまで刷新が必要なのかと疑問を示しています。ただし『ペルソナ4 リバイバル』については、制作への熱意と作り込みによってAtlusに再び引き込まれたといいます。この調子では、数年後には『ペルソナ5』のリメイクを求める声が出てくるのではないかとも述べています。
初代『ペルソナ』のリメイクが本当に進行中であれば、筆者は大喜びで記事にするとのことです。それでも、期待は現実的な範囲にとどめ、想像を膨らませすぎないことが大切だとしています。実現すれば素晴らしいものの、干ばつの中で雨を当てにするような期待は禁物です。