Xboxが4つの開発スタジオと袂を分かち、大幅な人員削減を発表。『Senua』と『State of Decay 3』は新たなオーナーのもと2027年リリース目指す大規模な組織再編を敢行
2026年07月06日 | #ゲーム #発売 #イベント | Game Informer
Xboxは、Compulsion Games、Double Fine Productions、Ninja Theory、Undead Labsの4つの開発スタジオとの関係解消を発表しました。今後数ヶ月で3,000人以上の従業員を削減する計画も明らかにされており、CEOのアシャ・シャルマ氏が全Xboxチームに宛てたメッセージで「Xbox史上最も重要な再編」と語る、ブランドと事業の「リセット」が詳細に説明されています。シャルマ氏は、現在の事業状況が「健全ではない」とし、競合他社と比較して利益率が著しく低いこと、そして第9世代のゲーム機市場に低いインストールベースと高いコスト構造で参入したことを指摘しています。Game Passやマルチプラットフォーム戦略、幅広いコンテンツポートフォリオに賭けてきたものの、期待通りのペースで成長せず、その間に中核事業が弱体化し、チームや投資、時間を増やしてきたが結果は改善しなかったと述べています。
スタジオ再編と独立、売却の動き
Compulsion Games(『South of Midnight』)とDouble Fine(『Psychonauts』)は、再び独立したスタジオとなり、それぞれのIPとゲームカタログを保持するとのことです。これらのデベロッパーは、2018年と2019年にXboxに買収されていました。両スタジオは、このニュースをソーシャルメディアで発表しています。一方、Ninja Theory(『Hellblade』シリーズ)とUndead Labs(『State of Decay』シリーズ)は、新たなオーナーシップのもとで『Senua』と『State of Decay 3』の開発を完了させ、さらに成長させるための資金提供を受けることになったとシャルマ氏は伝えています。これら2タイトルは2027年のリリースを目指しており、新しいオーナーの詳細は現時点では不明です。さらに、Arkane Studios(『Dishonored』)のリヨンチームは、フランスの労働協議会と協議に入り、「潜在的な戦略的選択肢を検討する」としています。同スタジオは現在『Marvel’s Blade』を開発中ですが、開発中止の噂も報じられていました。
大規模な人員削減と組織再編
今回の再編では、Activision、Bethesda/Zenimax、Blizzard、King、Mojang、Xbox Game Studiosを含む他のスタジオでも人員削減が行われます。2027年度を通じて約3,200人の従業員が解雇され、そのうち1,600人は本日付けで解雇されるとのことです。しかし、シャルマ氏は、Xboxが発表済みのゲームやプロジェクトのキャンセルは一切ないと断言しています。また、MojangとKingは今後、シャルマ氏直属の組織になると発表されました。組織運営の合理化のため、マイクロソフトのコーポレートバイスプレジデントでMojangの責任者であるヘレン・チアン氏がXboxの最高執行責任者(COO)に昇進しました。管理層も最大5層、可能な限り3層に削減されるとのこと。シャルマ氏は、現在の社内には最大14層の管理層が存在し、それが意思決定の遅延や責任の曖昧化を招き、プレイヤーへの価値提供を妨げていたと説明しています。Xboxは2027年までに再び成長軌道に戻り、毎日10億人以上の人々を楽しませる数少ない企業の一つとなることを目指していると語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Senuaリリース予定 | 2027年 |
| State of Decay 3リリース予定 | 2027年 |
| 解雇予定人数(2027年度) | 約3,200人 |