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『DOOM』開発元id Softwareの大規模人員削減に共同創設者ジョン・ロメロ氏がコメント、「レガシーの保存」と影響を受けたスタッフへのサポートを表明

2026年07月07日 | #ゲーム #発売 | IGN

『DOOM』開発元id Softwareの大規模人員削減に共同創設者ジョン・ロメロ氏がコメント、「レガシーの保存」と影響を受けたスタッフへのサポートを表明

マイクロソフト傘下のid Softwareで実施された大規模な人員削減について、同社の共同創設者であるジョン・ロメロ氏がコメントを表明しました。Xbox事業再編の一環として実施された今回の削減により、約1,600名のスタッフが影響を受け、ZeniMax Mediaも大きな打撃を受けています。『The Elder Scrolls Online』の開発元であるZeniMax Online Studiosでは大幅な人員削減が行われ、id Softwareでも95名のスタッフが解雇されたとのことです。ロメロ氏は、影響を受けたスタッフへの支援を表明するとともに、id Softwareがこれまでに築き上げてきたデジタル遺産の保存を訴えています。

id Softwareのレガシーを引き継ぐ難しさ

ロメロ氏は、自身のソーシャルメディアで「id Softwareを離れることがどんな気持ちかよくわかる」と述べ、自身の仕事、友情、歴史が詰まった場所から離れることの辛さを語っています。また、現在のid Softwareのスタッフが『DOOM』『Quake』『Wolfenstein』といった名作のレガシーを前進させるために素晴らしい仕事をしてきたことを高く評価しています。特に近年の作品では、これらの世界が人々にどのような意味を持つかを深く理解し、尊重していることが示されているとのことです。しかし、今日のようなゲーム業界において、これらの大きな名前を背負い続けることは決して容易ではないとしています。

デジタル遺産の保存の重要性

ロメロ氏は、id Softwareの歴史がゲーム史において極めて重要であると強調し、自身の初期の歴史(Softdisk時代から1996年8月6日まで)のすべてを保存していると明かしています。これには、同氏が知る限り、id Software自身がもはや持っていない資料やアセットも含まれるとのことです。また、ロメロ氏は、誰かが会社の継続的な遺産(作品、コード、アセット、ストーリー、そしてそれらを支える人々)についても同様の保存を行っていることを願っていると述べています。昨年には、ロメロ氏自身のスタジオであるRomero Gamesで開発中だったFPSゲームがマイクロソフトからの資金提供停止により中止されており、今回のレイオフの悲惨さを身をもって知っているからこそのコメントとされています。

今後のBethesdaとXboxの戦略

今回の人員削減後も、MachineGamesは存続し、新しい『Wolfenstein』の開発が進められているとされています。しかし、残されたid Softwareのスタッフが、今後MachineGamesのサポートに回るのか、あるいは別のスタジオで新しい『Fallout』の開発を支援するのかは、現時点では不明です。Xboxの責任者であるアシャ・シャルマ氏は、Xboxが主要なフランチャイズに注力していく方針を明確にしており、Bethesdaの責任者であるジル・ブラフ氏も同様に、各独立スタジオの次の計画を中心に据えるのではなく、最も強力なフランチャイズに焦点を当て、プレイヤーとBethesda全体に最適なコンテンツロードマップを策定すると述べています。

項目 内容
id Software 解雇者数 95名
Xbox事業全体 解雇者数 約1,600名