米フロリダ州の男が『Steam』を利用したマルウェア詐欺で逮捕、約22万ドル相当の仮想通貨を窃盗か。Uber Eatsの注文履歴が決め手に
2026年07月17日 | #ゲーム #ニュース | DualShockers
米フロリダ州在住のZyaire Dontaevious Zamarion Wilkins容疑者(21歳)が7月14日、不正なマルウェアを仕込んだゲームをPCゲーム配信プラットフォームを通じて配布し、仮想通貨を盗んだ容疑で逮捕されました。この手口で約22万ドル(日本円で約3,460万円)相当の仮想通貨が盗まれたとされています。同容疑者は、民間営利目的でコンピュータから情報を取得しようと共謀した罪に問われており、最大で10年の懲役刑が科される可能性があります。
巧妙な手口で8,000台以上のデバイスが感染
Wilkins容疑者らは、2024年5月から2026年2月にかけて、マルウェアを仕込んだ「BlockBlasters」「Dashverse」「Lunara」「PirateFi」といった8つのゲームを配信し、約8,000台のデバイスを感染させたとされています。これらのゲームはDiscord、Telegram、X、LinkedInなどのSNSで宣伝され、ボットを使って多額の仮想通貨を保有するユーザーを特定し、ゲームのダウンロードを促していました。ゲームがインストールされると、マルウェアは個人データやログイン認証情報を収集し、共謀者はこれを利用して被害者のアカウントにアクセスし、約80の仮想通貨ウォレットから資金を不正に引き出していたとのことです。
Uber Eatsの注文履歴が逮捕の決め手に
捜査当局は、Wilkins容疑者が「Sibel.eth」というハンドルネームを使用し、未特定の主開発者とSignalを通じて連携していたことを突き止めました。彼らは「ドレイニング・キャンペーン」と称して、被害者をだまして取引を承認させ、ウォレットから即座に資金を抜き取る手口について話し合っていたとされています。Wilkins容疑者は、この計画を遂行するためにリモートアクセス型トロイの木馬を2,000ドル(日本円で約31万円)で購入したとのことです。さらに、盗まれたビットコインがBitrefillで150枚以上のギフトカードに交換され、その大半がUber Eatsで使われていたことが判明しました。このUber Eatsのギフトカードが、Wilkins容疑者の自宅住所と大学の住所への配達記録と結びつき、逮捕の決定的な証拠となったようです。逮捕時、彼の自宅からは複数のデバイスと、追跡が困難なプライバシーコインであるMoneroのウォレットシードフレーズが押収されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容疑者の年齢 | 21歳 |
| 窃盗被害額 | 約22万ドル(約3,460万円) |
| 感染デバイス数 | 約8,000台 |