『Halo』のForgeモードで生まれた究極の遊び場!F1再現レース「HT Formula M」と超絶アスレチック「Halo Ninja Warrior」がプレイヤーを熱狂させる!
2026年07月20日 | #ゲーム #イベント | Polygon
『Halo』シリーズのForgeモードで、プレイヤーが作成したカスタムマップやモードが今、コミュニティを席巻しています。特にフォーミュラ1を再現したレースリーグ「HT Formula M」と、人気テレビ番組を模した障害物競走「Halo Ninja Warrior」は、その高い完成度と熱狂的なコミュニティによって、多くの注目を集めています。これらの活動は、もともとゲーム内にあったマップ作成ツールが、いかにプレイヤーの創造性を刺激し、新たな遊び方を生み出しているかを如実に示していると言えるでしょう。
Forgeモードが育んだ驚異のレーシングリーグ
「HT Formula M」は、『Halo』シリーズ内でフォーミュラ1のレースを再現する競技リーグです。Instagramアカウント「haloformula」には、モナコGPのコースを彷彿とさせる緻密なマップが多数投稿されており、Mongooseに乗ったレーサーたちが激しいバトルを繰り広げる様子を見ることができます。このリーグは「HaloTracks」という統括団体のもとで公認されており、単なる友人間の遊びを超えた本格的な競技として運営されています。過去2シーズンで35人のドライバーが参加し、Discordサーバーのメンバー数は300人から1,200人へと急増するなど、その人気はまさにうなぎ登りです。リーグの創設者であるvVJoshnessVv氏によると、HT Formula Mは16年前から「HT Le Mans」という名前で活動しており、当初はMongoose、Warthog、Ghost、Prowlerといった複数の車種を使ったマルチクラスレースが主流だったとのこと。しかし、『Halo Reach』のForgeモードの進化とともに、現在のフォーミュラ1形式へと移行したそうです。
『Halo』の車両は、一見するとシンプルな操作性に見えますが、実は奥深い物理モデルによって制御されています。「HaloTracks」の創設者であるLe Hefe氏は、例えば『Halo Reach』のMongooseはローエンドが弱く、一度失速すると立て直しが難しいと説明しています。さらに、リアエンドが不安定でサスペンションも柔らかいため、常に車両を真っ直ぐに保ち、ボディロールを抑える技術が求められるとのこと。これらの操作はすべて親指で行うため、非常に高い集中力と技術が必要です。HT Formula Mでは、共同オーナーであるHatter is Mad氏が作成したカスタムゲームタイプを使用しており、燃料消費、トラックリミット、ピットレーン速度制限、ドラフティングといった要素が導入されています。これにより、まるで本物のフォーミュラ1のような戦略的なレースが展開され、リーダー同士の戦いは観る者を釘付けにしています。
究極のスパルタン障害物競走「Halo Ninja Warrior」
「Halo Ninja Warrior」は、人気テレビ番組「Ninja Warrior」にインスパイアされた、スパルタンが障害物コースに挑戦するイベントです。Samuel Burns氏(Smokey Massacre名義)がすべての障害物作成、ホスティング、実況、動画編集を手がけており、Instagramフォロワーは26,000人以上、YouTubeチャンネル登録者数も3,000人近くに上ります。コースは移動するクライミングウォールやローリングボールなど、創造性豊かな障害物で構成されており、本物のNinja Warriorコースのようなカラフルで目を引く美学が追求されています。Haloの物理エンジンによってスパルタンが空中を飛び跳ねる様子は少し不思議に映るかもしれませんが、その視覚的なスペクタクルはまさに圧巻です。
制作に数ヶ月を要する緻密なコースデザイン
Burns氏は、コースのデザインには数ヶ月かかると語っています。まず障害物をForgeモードで作成し、その後、マップをより魅力的にするためのデザインや美学を加えていきます。そして、各障害物が狙い通りの難易度になっているかを確認するための徹底的なテストフェーズに入ります。トーナメントの運営自体も数ヶ月を要し、100人もの参加者がコースを走り、Burns氏が動画編集、実況録音、グラフィック作成など、多岐にわたる作業をこなしています。「一つのトーナメントを編集しながら、次のコースの作成とテストを同時に進めるのが常です」と彼は明かしています。これは、「HT Formula M」のトラック作成にも通じるもので、コミュニティツール「Mjolnir Blender Forge Tool」を使えば、ドラフト作成は短時間で可能ですが、Mongooseで適切にレースができるようにするには、何時間もの調整が必要になるとLe Hefe氏は述べています。
コミュニティの拡大と今後の展望
「Halo Formula」チームは、レース以外にも競技者のキャリアを追跡し、トラック制作者が作品を共有できるWebベースのプラットフォームを構築することにも力を入れています。特にHatter is Mad氏がそのインフラ構築に大きく貢献しており、コミュニティから絶大な信頼を得ているとのこと。また、「Halo Formula」では常に新しいドライバーを募集しており、最近ではアマチュアシリーズも開始されています。将来的には『Halo』におけるレースの歴史を紐解く長編コンテンツも計画しているとのことです。
一方、「Halo Ninja Warrior」のBurns氏は、今後もコミュニティの拡大に注力していくと話しています。現在は、トーナメントごとに100人の参加者を集めるために多くの働きかけが必要ですが、将来的には積極的に参加を希望する人々でトーナメントが満員になることを目指しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| HT Formula M 創設 | 16年前 (旧名: HT Le Mans) |
| HT Formula M ドライバー数 | 35名 (過去2シーズン) |
| Halo Ninja Warrior Instagramフォロワー数 | 26,000人以上 |