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『鉄拳』元ディレクター原田勝弘氏、海外ファンからの「クックアウト」招待を誤解して大パニック!人気キャラ「リロイ・スミス」を巡る珍エピソードを明かす

2026年07月22日 | #ゲーム #発売 | IGN

『鉄拳』元ディレクター原田勝弘氏、海外ファンからの「クックアウト」招待を誤解して大パニック!人気キャラ「リロイ・スミス」を巡る珍エピソードを明かす

格闘ゲーム『鉄拳』シリーズの元ディレクターである原田勝弘氏が、自身のX(旧Twitter)で、海外ファンとの間で起こった面白い勘違いについて語り、話題を集めています。これは『鉄拳7』に登場した人気キャラクター、リロイ・スミスを巡る出来事だったとのことです。

海外ファンからの「クックアウト」招待に困惑

リロイ・スミスは、『鉄拳』シリーズに登場したキャラクターの中でも特にクールだと評価されており、発表されるや否や大ヒットしました。米国のヒップホップアーティストであるT-Pain氏がコスプレを披露するほどの人気ぶりで、特にアメリカの黒人ファンからは「クックアウト(cookout)に原田氏を招待したい」というメッセージが多数寄せられたそうです。

しかし、原田氏はこの「クックアウト」という言葉の意味が全く分からず、当初は非常に困惑したといいます。当時の原田氏は、インターネット上で「cooked(料理された)」という言葉が「破壊された」といったネガティブな意味で使われるのをよく見ており、またゲームに対する批判的な記事も読んでいたため、「もしかしてファンはリロイを嫌っているのではないか?」と不安に思ったそうです。

一瞬、「これは、私たちがお前をボコボコにして、こんがり焼いてやるパーティーに招待するって意味なのか?」と誤解し、アメリカ文化の地雷を踏んでしまったのではないかと本気で悩んだとのこと。

「最高の褒め言葉」と知って安堵

幸いなことに、後になって「クックアウト」が「最高の褒め言葉」であることを誰かが説明してくれたといいます。これは「本当に親しい友人や愛する人だけが歓迎される、家族のようなバーベキューに招待できるほど信頼できる人物だ」という意味だったとのことです。

この説明を聞いて原田氏は大いに安堵し、その後、ファンから送られてきたバーベキュー用品や食材の写真を見て衝撃を受けたそうです。日本のものとは比べ物にならないほど巨大なグリルやトング、へら、そしてMMORPGの戦利品にしか見えないような巨大な肉に驚いたと語っています。今となっては、すぐにでもアメリカに飛んで、コミュニティのクックアウトに参加しなかったことを後悔している、と率直な気持ちを明かしています。

黒人文化からの影響を語る

原田氏は、自身の創作活動がマイケル・ジャクソン氏、映画「ブレイド」のウェズリー・スナイプス氏、映画「死亡遊戯」のシャキール・オニール氏、映画「燃えよドラゴン」のジム・ケリー氏といった、著名な黒人アーティストや俳優から多大な影響を受けていることを認めました。黒人文化の全てを理解しているとは言えないとしながらも、これらの影響は大きく、今回のクックアウトの件もその一つだと述べています。

原田氏は今年初めにバンダイナムコを退社し、自身の開発スタジオ「VS Studio」を設立。新たな格闘ゲームの制作と、ゲーム開発の原点回帰を目指しているとのことです。