Asobo Studioが最新作『Resonance: A Plague Tale Legacy』で現代アクションゲームに挑戦!『A Plague Tale』シリーズで名を馳せたスタジオの意外な開発遍歴と進化の軌跡を紐解く
フランスのゲーム開発会社Asobo Studioは、最新作『Resonance: A Plague Tale Legacy』を8月27日にリリースする予定です。本作は、同スタジオの代表作であるステルスゲーム『A Plague Tale: Requiem』とは異なり、現代を舞台にしたアクションゲームとして開発されており、これまでの映画的な演出力を生かしたAAスケールの作品として注目されています。Asobo Studioは、2019年に『A Plague Tale: Innocence』で一躍有名になった比較的新しいスタジオというイメージがありますが、実は2002年の設立から20年以上の歴史を持つベテラン開発会社です。
多彩な開発経験が培った土台
Asobo Studioは、設立当初から今日のような大規模な作品を手がけていたわけではありません。初期には『Super Farm』や『Special Forces: Nemesis Strike』といった作品をリリースしましたが、これらは批評的に成功したとは言えません。しかし、同スタジオはライセンスゲームの分野で着実に経験を積んでいきます。『Sitting Ducks』や『The Mummy: The Animated Series』といったアニメ作品のゲーム化を手がけた後、2007年から2012年にかけてはピクサー映画のタイアップゲームの主要開発会社の一つとなりました。『レミーのおいしいレストラン』、『WALL-E』、『カールじいさんの空飛ぶ家』、『トイ・ストーリー3』など、数々の人気作品のゲーム開発に携わっています。特に『レミーのおいしいレストラン』では、PS2時代の作品としては異例なほどレミーの表情豊かなアニメーションが評価され、2007年にはAnnie Awardの最優秀アニメーションビデオゲーム部門を受賞しています。これらの経験が、後の『A Plague Tale』シリーズで評価される高いシネマティックな表現力やキャラクターアニメーションの基礎を築いたと言えるでしょう。
大作への飛躍と進化の軌跡
ピクサー作品のゲーム開発で培われた経験に加え、Asobo Studioは『Quantum Break』のサポートスタジオとしてアニメーションやライティング、FXなどの開発に貢献しました。また、『Fuel』、『Recore』、『The Crew 2』といった多様なジャンルのゲーム開発にも携わり、その技術的な幅を広げています。こうした長年の経験が結実し、2019年の『A Plague Tale: Innocence』で独自の物語性とシネマティックな演出を特徴とするアドベンチャーゲームを完成させました。そして2022年には、『A Plague Tale: Requiem』がThe Game Awardsでゲームオブザイヤーを含む5部門にノミネートされるなど、国際的に高い評価を得るに至っています。これは、『エルデンリング』や『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』といった強豪作品と競い合ったことを考えると、その実力の高さがうかがえます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リリース日 | 2026年8月27日 |