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『Tomb Raider』ドラマ制作現場、英国の安全法違反で改善命令

2026年09月02日 | #その他 | Eurogamer

『Tomb Raider』ドラマ制作現場、英国の安全法違反で改善命令

Amazon MGMが制作する『Tomb Raider』のドラマシリーズが、撮影現場での化学物質の取り扱いをめぐり、英国の安全関連法に違反していたことが明らかになりました。英国安全衛生庁(HSE)は2026年4月に改善命令を出しており、制作側は約1カ月以内に問題を是正しています。

有害な塗料への対策が不十分と判断

HSEの判断によると、Shinfield Studiosで行われた制作では、イソシアネート塗料を噴霧する際に必要な生物学的モニタリングが実施されていませんでした。イソシアネートは喘息の主な原因の1つで、噴霧時には最大20分間残る可能性がある「目に見えない霧」が発生するため、作業員には適切な防護具の着用や、現場から物質が消えるまでの時間の確認が求められます。

今回の措置は、1974年の職場における安全衛生法と、2002年の健康有害物質管理規則に関するものです。Deadlineによると、HSEがテレビ制作に改善命令を出すこと自体が珍しく、過去4年間では本作が最も注目度の高い対象になったとのことです。

主演俳優の負傷で撮影を一時中断

本作では、3月に主演のソフィー・ターナーが負傷し、撮影が一時停止する出来事もありました。ターナーの回復後、撮影は約2週間で再開されたと報じられています。HSEの指摘とターナーの負傷に直接の関係はないとみられますが、制作現場で健康上の問題が相次いだ形です。

配信時期は未定

ドラマシリーズは、FleabagやKilling Eveで知られるフィービー・ウォーラー=ブリッジが手がけています。シガニー・ウィーバー、ジェイソン・アイザックス、ゲーム版でララの声を担当したキーリー・ホーズの出演が決まっていますが、配信時期はまだ発表されていません。撮影は1月に始まったばかりとされており、公開までは時間がかかる可能性があります。