『Rideshare Stimulator』Saber InteractiveはAI騒動後も広報方針を変更せず
2026年09月07日 | #その他 | Eurogamer
Saber Interactiveは、AIを使ったゲーム開発をめぐる騒動とCEOの発言への批判を受けても、広報方針を見直していないとしています。CCOのTim Willits氏は、同社の幹部が率直すぎる発言をすることは認めつつ、最終的にはゲームそのものをプレイヤーに判断してほしいと語りました。本作のSteamページには、公開から約1カ月後にAI利用に関する注意書きも追加されています。
AIをめぐるCEO発言とSaberの対応
Saber InteractiveのCEO Matthew Karch氏は、ChatGPTに置き換えられたと訴えたライターのStella Sacco氏をめぐる騒動で、ライターをAIに置き換えてもよかったと発言し、広く批判を受けました。その後、Karch氏はSacco氏に謝罪した一方、デジタル環境では怒りや表面的な受け止め方が広がりやすいとの声明も発表しています。
PC Gamerの取材に対し、Willits氏は今回の批判を受けて広報方針を変更したか問われ、「変更していない」と回答したとのことです。同氏は、Saberの幹部は時に考えていることを率直に言いすぎると振り返り、過去にはWorld War ZをEpic Games向けに展開した際にも、同社がゲーム業界を壊していると批判されたと説明しました。
判断はプレイヤーに委ねる方針
Willits氏は、World War Zが現在までに3000万人にプレイされていることを挙げ、今回の騒動についても「ゲームがそれ自体で語る」と主張しています。プレイヤーには実際に遊んで判断してほしいとし、気に入らなければそれでも構わないと語りました。
同氏は、Saber Interactiveは今後も可能な限り良いゲームを作り、作品をプレイヤーに届けることに集中するとしています。Eurogamerの別の取材では、大型タイトルの間に長い空白期間が生じる現在の業界状況に触れ、同社にはどのような知的財産でも獲得できるほどの自信があるとも語っています。
SteamページにAI利用の注意書きを追加
本作のSteamページには、ウィッシュリスト登録が始まった7月30日の時点でAI利用に関する注意書きがありませんでした。Karch氏は当初、ゲームが完成した段階で注意書きを追加すると説明していましたが、現在はAIの利用を明示する記載が追加されています。
Saber Interactiveは現在、Turok OriginsやClive Barker's Hellraiser: Revivalなど複数のタイトルを開発中です。両作はGamescomに登場しており、Warhammer 40,000: Space Marine 3も発表済みですが、こちらについては発表後に目立った続報がないとされています。