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『Final Fantasy VII Revelation』はディスク1枚で追加ダウンロードが必要

2026年09月11日 | #発売情報 | DualShockers

『Final Fantasy VII Revelation』はディスク1枚で追加ダウンロードが必要

『Final Fantasy VII Revelation』をめぐり、パッケージ版でも追加ダウンロードが必要になることと、カットシーンの早送り機能が用意されることが明らかになりました。2027年4月8日に発売予定の本作は、Final Fantasy VII Remake三部作を締めくくる作品として大きな注目を集めていますが、原文筆者はこの2つの仕様が、ゲームを「所有すること」と物語をじっくり体験することの両方を変えてしまうのではないかと批判しています。

物理版でも追加ダウンロードが必要に

本作はFinal Fantasy VII RemakeとFinal Fantasy VII Rebirthに続く三部作の最終作です。発売に向けた詳細情報では、パッケージ版が1枚のディスクで提供される一方、「追加ダウンロードが必要」とされていることが示されました。対象はPS5版だけではなく、Xbox Series S/X版にも及ぶとのことです。Xbox版についても、ディスクに収録されたデータを補うための別データディスクは用意されません。

原文筆者は、これによって将来のプレイヤーがゲームを遊べるかどうかが、サーバーやデジタルストアの存続に左右されると懸念しています。ゲーム機本体とディスクを持っていても、必要なデータをダウンロードできなければ完全な形で遊べない可能性があるためです。記事では、ソニーがPS3やPS Vita向けPlayStation Storeを閉鎖し始めていることにも触れ、現在利用できる販売・配信環境が将来も維持される保証はないと指摘しています。

本作がシリーズ最大級の規模になることを考えれば、ディスク1枚にすべてを収められないこと自体は理解できると原文筆者は説明しています。本作では、これまでの作品で描かれた世界を再び訪れ、新たなクエストや依頼、ストーリーを体験できるとされています。その一方で、RemakeとRebirthはデータディスクを同梱する形式で発売され、ディスク自体に特別なアートも施されていました。

そのため、三部作の最後だけが追加ダウンロード必須になることに、原文筆者は強い不満を示しています。Final Fantasy VIIは複数枚のディスクで展開されてきたシリーズであり、完結編にもデータディスクを用意できたのではないかというのが記事の主張です。単に遊び始めるまでの手順が増えるだけでなく、三部作を物理的なコレクションとしてそろえたときの完成度まで損なわれるとしています。

Switch 2ではゲームキーカードを採用

Switch 2版については、三部作全体でゲームキーカードが使われる状況が問題視されています。ゲームキーカードは、カードそのものにゲームの全データが入っているのではなく、プレイに必要なデータをダウンロードして使用する形式です。本作も同じ方式になるため、パッケージを購入しても、ダウンロード環境と十分なストレージ容量が必要になります。

原文筆者は、Switch 2が三部作のために最もダウンロードを必要とする機種になっていると述べています。すでにSwitch 2版のRebirthを遊ぶためにSDカードを購入する必要があり、他のダウンロードゲームを入れるための空き容量まで圧迫されたという経験を紹介しています。本作まで同じ本体に入れる場合、さらに大きな容量が必要になると見込まれます。

もちろん、PS5やXbox Series S/X、PCといった別の選択肢はあります。しかし、原文筆者は、ユーザーが本体のストレージや家族・パートナーの別のPCをどう確保するかまで心配しなければならない状況を、不合理なものだと批判しています。大作を複数の機種で展開するなら、ユーザーがどの版を購入しても、物理メディアだけで完結できる選択肢を残してほしかったという立場です。

カットシーンの早送り機能が物語に与える影響

今回示された仕様のなかで、原文筆者がより深刻な問題として取り上げているのが、カットシーンの早送り機能です。本作では、物語を進めるカットシーンを通常より速く再生できる機能が搭載されます。周回プレイやスピードラン、すでに内容を知っているサイドクエストを短時間で進めたい場合には便利な機能ですが、記事では初回プレイにも使われることが問題だとしています。

原文筆者は、長いカットシーンを持つゲームが以前から冗談の題材にされてきたことを認めています。Metal Gear Solidの映像パートや、Final Fantasy XIVで重要な出来事が連続して起こる場面は、プレイヤーの間で長さを話題にされてきました。しかし、それらを含めて作品を味わうこと自体は、多くのファンが受け入れてきたはずだと原文筆者は述べています。

記事が問題視しているのは、短い動画を次々に消費する習慣がゲームの物語体験にも持ち込まれることです。カットシーンを2倍速で見られる機能があると、プレイヤーは物語の展開を待たず、できるだけ早くクリアするために使うようになる可能性があります。周回時だけを想定した機能であっても、初回から利用できる以上、発売直後に最速クリアを競うプレイヤーが使うことは避けられないとしています。

原文筆者は、その結果として、物語の重要な場面や台詞が十分な文脈を失うことを懸念しています。発売直後には、SNSで内容をいち早く公開するため、あるいは周囲に対するクリアの早さを示すために、カットシーンを飛ばして本作を進めるプレイヤーが現れると予想しています。聞き取れたキーワードだけを手がかりに展開を理解しようとすれば、登場人物の動機や出来事の重みを取りこぼし、「最初の2作ほど良くなかった」という評価につながるおそれがあるという見方です。

Final Fantasy VIIの物語は、約30年にわたってさまざまなプレイヤーに受け入れられてきました。その物語を、SNSで流れてくる別のコンテンツと同じように、消費して次へ移るだけのものにしてしまうのは望ましくないと原文筆者は主張しています。作品を最後まで見届けることが、三部作の完結を待ってきたファンにとって重要な意味を持つからです。

大作の仕様が今後のJRPGに与える影響

早送り機能や追加ダウンロードが自分には関係ないと感じる人もいるかもしれません。しかし、本作はFinal Fantasy VIIのリメイク三部作を完結させる作品であり、シリーズの続きが完成するまで待っていた人や、三部作がそろってから初めて遊ぶ人も参加すると考えられます。原文筆者は、2027年には本作とKingdom Hearts IVが登場する予定で、スクウェア・エニックスのRPGを待つファンにとって大きな年になると説明しています。そのなかでも本作は、長年待たれてきたリメイクの最終章として、特に大きな影響力を持つとしています。

記事では、本作が成功するかどうかを疑問視していません。むしろ、成功がほぼ確実だからこそ、そこで採用された仕様が他のゲームにも広がる可能性を問題にしています。過去にオープンワールドやソウルライク作品が大きく増えたように、ひとつの形式が商業的に成功すれば、後続作品が同じ要素を繰り返し取り入れることがあります。

本作の早送り機能が好意的に受け止められれば、他のJRPGでもカットシーンを急いで消化できる仕組みが標準になるかもしれません。物語の節目や重要な台詞を味わうより、すぐに次の展開へ進むことが優先されるようになれば、長編RPGが持つ物語体験そのものが変化します。原文筆者は、ゲームが通常より長いTikTok動画やYouTubeの解説動画と同じように消費され、プレイヤーが作品を所有することも難しくなる未来を危惧しています。

一方で、原文筆者はこれらの仕様を理由に本作をボイコットすべきだとは述べていません。周回プレイやスピードランのためにカットシーンを早送りできること自体は便利であり、その用途まで否定しているわけではないとしています。求めているのは、初回プレイでどれほど時間を短縮できるかを売りにするのではなく、物語を本来の形で体験する価値にも目を向けることです。

また、データディスクの不在については、すでに多くのファンが声を上げていると記事は伝えています。ひとつのメーカーが追加ダウンロード必須の物理版を成立させれば、別のメーカーも同じ方式を採用しやすくなります。今回の仕様は本作だけの問題ではなく、パッケージ版を購入しても完全なゲームを手元に残せない状況が一般化するかどうかを占う事例だと、原文筆者は位置づけています。

本作は、7年、あるいは原作から数えて約30年にわたって待たれてきた物語の終着点です。原文筆者は、作品に関わった開発者と原作を生み出した人々への敬意として、プレイヤーが結末を急いで通り過ぎるのではなく、本作自身のペースで最後まで見届けることが望ましいと結論づけています。