『Final Fantasy 7 Revelation』のパッケージ版は一部ダウンロード必須に
2026年09月11日 | #その他 | GamesRadar+
『Final Fantasy 7 Revelation』はパッケージ版が用意される一方、ディスクだけではゲーム全体をプレイできず、一部データのオンラインダウンロードが必要になります。前2作は複数枚のディスクにゲーム本編を収録していましたが、今回はゲームの品質を妥協しないために、あえてダウンロード併用の形式が選ばれたとのことです。
品質を優先したパッケージ版に
ディレクターの浜口直樹氏はIGNの取材で、物理ディスクの仕様について開発チーム内で議論したと説明しています。当初は、Rebirthなどと同じディスク容量を使う案も検討されました。しかし、その方法ではゲームの映像表現や品質に妥協が必要になるため、チームは採用しなかったとしています。
浜口氏は「ゲームのために、妥協はしたくありませんでした」と説明しており、最終的には、パッケージに含まれるディスクからゲームの一部をデジタル形式でダウンロードする方式が現実的な選択肢になったとのことです。つまり、パッケージ版を購入しても、初回プレイ時にはインターネット接続と追加データの取得が必要になります。
なぜ複数枚組にしなかったのかは不明
前作にあたるRebirthは、ゲーム全体を複数枚のディスクに収録して発売されました。また、初代リメイクのPS4版も2枚組でした。そのため、今回もディスクの枚数を増やして対応できなかったのかという疑問が残ります。
原文筆者は、3枚以上のディスクが必要なほどファイルサイズが大きくなった可能性や、ディスク追加による製造費の増加、ゲーム機側の技術的な制限などを挙げています。ただし、浜口氏はそこまで踏み込んだ理由を説明していません。3枚組、あるいはそれ以上の構成が検討されたのか、複数枚にしても解決できない問題があったのかは現時点で明らかになっていません。
物理版が持つ利点との両立に課題
浜口氏は、すべてのプレイヤーが今回の決定を歓迎するとは考えていないと認めつつ、それでも物理フォーマットで発売できたことには満足しているとしています。完全なディスク収録ではないものの、パッケージ版そのものを用意できた点を評価してほしい、という立場です。
物理版には、ディスクやパッケージを友人に貸したり、中古で売買したり、手元に保管したりできる利点があります。さらに理論上は、将来パッチ配信などのサーバーが停止した後も、ディスクに収録されたゲームを遊び続けられる保存性もあります。しかし今回のように追加ダウンロードが必要な場合、その利点は完全には成立しません。
原文筆者は、物理版のメリットが一部でも残ること自体は、何もないよりは望ましいとしながらも、物理版かデジタル版かのどちらを選んでも妥協を強いられる状況に疑問を呈しています。本作では、パッケージを所有できる一方で、ディスク単体による完全な保存やオフライン環境での導入はできない形になりそうです。