『GTA 5』に監視カメラ235台を破壊できる新Modが登場
2026年09月12日 | #ゲーム紹介 | Polygon
『GTA 5』のロスサントスに、実在する自動ナンバープレート認識カメラを風刺した監視カメラを設置するModが登場しました。犯罪をカメラに見られると手配度が上がるほか、理由なく警察の追跡が始まる場合もあります。プレイヤーはカメラを破壊して、街から監視網をなくすこともできます。
ロスサントスに235台の監視カメラ
Modの名称はGrand Theft Automated License Plate Readerで、WTTDOTM氏が制作しました。ロスサントス全域に235台のFlock Automated License Plate Reader(ALPR)カメラを配置し、これは『GTA 5』のモデルとなったロサンゼルス郡で確認されている台数の10分の1に相当するとのことです。
カメラは見た目だけのオブジェクトではなく、視界内で犯罪を起こすと手配度を上昇させます。また、20分の1の確率で、犯罪をしていなくても警察の追跡を発生させます。制作者はこの仕様について、Flockの誤認報告の多さを表現したものだと説明しています。撮影画像をハードディスクに保存する機能も任意で利用でき、画像にはFlockの表示を模した透かしが入ります。
カメラを破壊して「DeFlock」
設置されたカメラは破壊可能で、内部機器の価値に基づいた報酬を受け取れます。ただし、原文では報酬額は示されていません。Modにはスピードラン向けの機能も組み込まれており、ロスサントスにあるカメラをすべて破壊するまでの時間を計測できます。
実在する監視技術への風刺
Flockのカメラは、住民の同意なしに行政機関が市民を監視できることや、AIが犯罪の疑いを自動判定して当局へ通報することから、米国で強い批判を受けています。元記事では、警察官が元交際相手を違法に監視した事例や、中絶を受ける女性の捜査、令状なしでのICEによる利用、誤認逮捕・拘束につながった事例が報告されているとしています。
アメリカ自由人権協会(ACLU)はこの技術を繰り返し批判しており、オープンソースのDeFlockプロジェクトは米国内のナンバープレートリーダーの位置を地図化しています。自治体や州政府がFlockとの契約を進める一方、実際のカメラを遮蔽・破壊する動きも起きているとのことです。