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『バルダーズ・ゲート3』にミゾーラを仲間にできるModが登場

2026年09月16日 | #ゲーム紹介 | Polygon

『バルダーズ・ゲート3』にミゾーラを仲間にできるModが登場

『バルダーズ・ゲート3』で、ウィルの契約相手である悪魔ミゾーラを正式な仲間として連れ歩けるModが登場しました。制作者WorldWalker42による「Mizora Joins the Party」は、これまでキャンプには現れるものの、プレイヤーの仲間にはならなかったキャラクターをパーティへ加えるものです。本作には、物語上の存在感が大きいにもかかわらず一時的な登場で終わるNPCが多く、原文筆者はミゾーラ以外にも仲間入りを望む10人を挙げています。

ミゾーラを仲間にできるMod

ミゾーラはウィルにウォーロックの力を与えた契約相手であり、ゲーム中もキャンプに姿を見せます。ただし、彼女が現れるのは基本的にミゾーラ自身の都合によるもので、プレイヤーが望むタイミングで同行させられるキャラクターではありません。原文筆者は、彼女と会うたびに九層地獄へ押し戻したくなるような存在でありながら、その悪魔としての能力を自分たちの目的に利用できるなら話は変わると説明しています。

「Mizora Joins the Party」は、そんなミゾーラをパーティメンバーとして扱えるようにするModです。これによって、これまで想像するしかなかった彼女との冒険が、実際にプレイできる選択肢になります。原文筆者は、ミゾーラのようにキャンプや物語に関わりながら仲間にならないNPCが、仲間枠の不足ではなく、単にゲーム側の枠から外れているだけなのではないかと見ています。

仲間入りを望まれる10人のNPC

アルフィラ

アルフィラは、第1幕のエメラルドの森で出会うティーフリングの吟遊詩人です。出会ったその場で、プレイヤーが現在進めている物語を題材に歌を作ってくれます。印象的な場面である一方、彼女との関係はほぼその出来事だけで終わります。

本作には吟遊詩人の仲間が存在しないため、原文筆者はアルフィラをその空白を埋める候補として挙げています。なお、ダークアージでプレイする場合は、アルフィラとの関係が大きく変わるため、彼女と長く過ごしたいプレイヤーには向かないとも注意しています。

バーカス・ルート

バーカス・ルートは、第1幕の序盤で燃える風車から救出できるノームです。救出後も苦難は続き、再び捕らえられ、かつての友人ウルブレンの居場所を聞き出すために拷問され、ムーンライズ・タワーへ連行されます。第3幕では、周囲の指導者たちが期待を裏切った末に、アイアンハンド氏族の指導者を任されることになります。

原文筆者は、バーカスにはすでに仲間キャラクター並みの物語が用意されていると評価しています。足りないのは、能力を組み立てるためのクラスだけです。3つの幕を通じてこれほどの経験を重ねた人物なら、キャンプの焚き火を囲む資格は十分にあるという位置づけです。

ゼブロー

ゼブローは、第1幕でエメラルドの森の難民たちをまとめるティーフリングのパラディンです。正式に選ばれたわけではないにもかかわらず、楽ではない指導者の役割を担い、避難民を支えています。森を救い、彼も生き残った場合は、ティーフリングの難民をバルダーズ・ゲートへ導くことになります。

この移動は大きな物語につながるように描かれますが、その後のゼブローは物語からほとんど姿を消します。原文筆者は、悪のルートでミンタラを仲間にできるなら、善側の対になる存在としてゼブローを加えてもよかったのではないかと疑問を呈しています。

ヴォーロ

ヴォーロは、第1幕でフクロウグマの巣に頭を突っ込んでいるところに出会う探検家です。その後も、確信に満ちた口調で間違った助言をしたり、キャンプで商人や、本人いわく信頼できる眼球手術の専門家として振る舞ったりします。危険な人物ではないものの、戦術に長けているわけでもなく、実戦では足手まといになる可能性が高いキャラクターです。

それでも、どんな災難にも話術で首を突っ込み、なぜか生き残ってしまう彼の存在は、冒険中の会話を大きく変えそうです。原文筆者は、戦力ではなく、混乱した状況に独特のコメントを加える仲間としてヴォーロを評価しています。

アラージ

アラージは、ムーンライズ・タワーで血液や錬金術を扱う店を開いている人物です。特に、トゥルーソウルの血には知る価値のある秘密が宿っているとして、プレイヤーの血を求めてきます。彼女の目的は明確には語られず、不穏な視線と謎めいた態度が印象に残ります。

アラージは没落した貴族オブロドラ家と関係があり、その背景から、家名を取り戻すための贖罪や再起の物語を想像できます。本人が仲間になりたいと申し出ることはありませんが、原文筆者は、彼女の謎そのものがプレイヤーを仲間に誘っているようだとしています。

サーザ

サーザは、エメラルドの森への襲撃に関わるゴブリンの斥候です。プレイヤーの選択次第では、3つの幕にまたがって合計3回、彼女の命を救うことができます。この行動によってゲーム内の実績を獲得できる場合もあります。

サーザは厚かましく自信過剰ですが、自分に何ができるのかをよく理解しています。ゴブリンの仲間を求めるプレイヤーから名前が挙がり続けるのも、彼女の性格が理由のひとつです。何度も救出した相手が、そのたびに立ち去ってしまう展開について、原文筆者は、これほど救ったのなら今度こそ仲間にしてもいいのではないかという、個人的な感情に近い不満を示しています。

カーガ

カーガは、第1幕におけるエメラルドの森の副指導者です。彼女は森を守る立場にありながら、密かにシャドウ・ドルイドと手を組み、自分の民を危険にさらしています。プレイヤーはその裏切りを暴くことも、彼女を許すこともできます。

カーガを見逃した場合、彼女は自分の行いと向き合う贖罪の物語へ進みます。原文筆者は、何世紀も前から続く問題がすでにほぼ決着しているハルシンの対立よりも、目の前で起きているカーガの葛藤のほうが新鮮で生々しいと評価しています。大きな過ちを犯し、その結果を抱えたまま生きようとする人物でありながら、物語の途中で去ってしまう点が、仲間候補として惜しまれている理由です。

ポッパー

ポッパーは、第3幕の「最後の日々のサーカス」で出会うコボルドです。サーカスの出演者のなかでは数少ない、実はドッペルゲンガーではない人物でもあります。彼は「陛下」と呼ぶ飼い猫を本物の王族だと信じ、その猫への忠誠心と、本人が特別な呼び名で呼ぶお菓子への執着で行動しています。

ヴォーロと同じく、ポッパーは強力な戦士でも、戦術的に優れた仲間でもありません。しかし原文筆者は、彼をパーティに加えてお菓子を好きなだけ与えたいという、戦力とは別の理由から仲間入りを望んでいます。危険な旅に同行する「最高にいい子」として、キャンプに置いておきたい存在です。

He Who Was

「He Who Was」は、シャドウ・カースド・ランドの奥深くで出会うアンデッドです。彼は、何世紀も前に自分を裏切った女性を苦しめるため、骸骨を蘇らせる不気味な儀式を行っています。その行為を苦痛ではなく楽しみとして受け入れているように見える点も、強い印象を残します。

彼に用意されているのは、本格的なクエストラインではなく、陰惨ながら記憶に残る1つの場面です。その後は霧の中へ消えてしまいます。原文筆者は、悪のルートでは仲間の選択肢が少なくなるため、彼を狂気じみたアンデッドの友人として加えられれば、その問題を一気に解決できるとしています。

アラベッラ

アラベッラは、第1幕でエセルおばさんの地下室から救出するティーフリングの少女です。その後はキャンプで受けたトラウマから立ち直ろうとしますが、第2幕になると、本人も予想していなかった不思議な魔力を発現させ始めます。第3幕では突然、自分自身の道を進むことになります。

彼女の力が何を意味するのか、どこへ向かうのかは十分に描かれません。原文筆者は、アラベッラの物語には答えよりも疑問と未実現の可能性が残されており、謎の途中で歩き去ってしまう展開は、本作でも特に未解決感の強い要素だとしています。未知の力を持つ少女が成長していく過程を、仲間として見届けられる余地が残されています。

仲間枠から外れたキャラクターたち

原文筆者は、本作が仲間の候補を使い切ったのではなく、仲間として採用できる枠を使い切ったのだと考えています。すでに6人の魅力的な仲間を勧誘できるにもかかわらず、カーガと一緒に戦った場合や、バーカスとキャンプで夜を過ごした場合を想像してしまうのは、それだけNPCたちの物語が強く作られているからです。

ミゾーラについては、WorldWalker42のModによって、その「もしも」を実際に試せるようになりました。原文筆者は、彼女を仲間にしたいと考えていたプレイヤーにこのModを紹介するとともに、次にNPCから仲間へ昇格してほしい人物は誰なのかを考えてみてほしいと呼びかけています。