343 Industries/Halo Studios制作の『Halo』全11作をランキング
2026年09月26日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
343 Industries/Halo Studiosが手がけた『Halo』全11作を、キャンペーンやマルチプレイ、繰り返し遊べるかどうか、楽しさの観点から振り返ります。携帯向けのスピンオフからシリーズの主要作まで、作品ごとの長所と短所を紹介します。
11位 Halo Recruit
『Halo Recruit』は、Windows Mixed Reality向けに配信されたシリーズ初のVR作品です。現在は対応ヘッドセットの販売が終了しており、遊べる人は限られています。
内容は、Jul 'Mdama率いるコヴナント残党のグラントやジャッカル、エリートを3Dで眺める展示と、平面的な標的を撃つ短い射撃場が中心です。5分ほどで終わるため、ゲームとしては物足りません。見どころを挙げるなら、ティム・ダダボが343ギルティスパーク役に復帰し、登場する種族について解説している点です。
10位 Halo: Spartan Strike
2015年発売のツインスティックシューターです。Windows Phone向けに企画され、名のないスパルタンIVのヘッドハンターが、ニュー・モンバサの戦いを再現した訓練シミュレーションに参加した後、フォアランナーの遺物「コンジット」を探してガンマ・ヘイローへ向かいます。道中ではコヴナント残党やプロメシアン・ナイトと戦います。
携帯向け作品らしく短めですが、物語に見るべきものはほとんどありません。コンジットは見つからず、主人公にも正式な名前が与えられていないため、ニュー・モンバサの戦いの再現も遺物探しも、物語としては空虚に感じられます。
9位 Halo: Spartan Assault
2013年発売のツインスティックシューターで、『Halo: Spartan Strike』より物語に見応えがあります。プレイヤーはUNSCインフィニティに乗艦するスパルタンIVの訓練兵となり、ドレトゥスVの戦いでサラ・パーマー司令官とエドワード・デイビスが経験した戦闘をシミュレーションで追います。敵はメルグ・ヴォル率いるコヴナント残党です。
外出先でも遊びやすく、戦後初期のコヴナント残党との戦いをパーマーとデイビスの視点から描く点も興味深い作品です。一方で、2人の台詞がほとんどなく、敵の種類も少ないため、シリーズの中で印象に残る作品にはなりきれていません。
8位 Halo: Fireteam Raven
『Halo: Combat Evolved』と同じ時期を舞台にした、アーケード向けの協力型レールシューターです。プレイヤーはODST部隊ファイアチーム・レイヴンとなり、インストレーション04での戦いに投入され、コヴナントとフラッドに対抗します。
アーケード作品のため、隊員たちの個性を掘り下げる機会は多くありません。それでも、現在も各地で見つけられるアーケード筐体の中でも楽しい作品で、小説Halo: The Floodで描かれた出来事がレールシューターとして再現されている点も見どころです。
7位 Halo 5: Guardians
シリーズ本編で最も評価の低い作品です。誤解を招く宣伝、課金で有利になるマイクロトランザクション、シリーズ最悪とされるキャンペーンが大きな問題でした。キャンペーンではコルタナが復活し、反乱AIやプロメシアン・ナイトを従える帝国主義的な大量虐殺者として描かれます。この展開の影響から、『Halo』の世界はいまも立て直しに苦しんでいます。
一方で、シリーズ屈指の高機能なフォージモードを備え、キース・デイヴィッド演じるアービターやネイサン・フィリオン演じるバックが再登場します。エリートの故郷サンヘリオスを探索でき、楽しいREQ武器も登場しました。
しかし、問題点は長所を大きく上回ります。本編で初めて画面分割協力プレイがなく、フォージ、ビッグチームバトル、グリフボール、インフェクションも発売時には未収録でした。アーマーの入手も、通常のゲーム内進行ではなくランダム型の課金に結び付けられていました。
6位 Halo: The Master Chief Collection
『Halo: CE』『Halo: Combat Evolved Anniversary』『Halo 2』『Halo 2: Anniversary』『Halo 3』『Halo 4』『Halo 3: ODST』『Halo: Reach』のキャンペーンとマルチプレイをまとめたコレクションです。幅広い世代のプレイヤーが、往年の『Halo』を現代のプラットフォームで遊べるようになりました。
現在は比較的安定していますが、2014年の発売時は不具合が多く、長年にわたって問題が続きました。各作品のマルチプレイモードの多くが発売時に欠けていたうえ、進行状況の管理も正常に機能していませんでした。
さらに、キャンペーンや旧作マルチプレイでカラフルな武器スキンを使えるようにしたり、別の『Halo』世界からアーマーを追加したりしたことで、作品への没入感を損なう変更も加わっています。
5位 Halo: Combat Evolved Anniversary
343 Industriesが初めて手がけたゲーム作品で、2011年に『Halo』とXboxブランドの10周年を記念して発売されました。『Halo: Combat Evolved』のキャンペーンを高解像度化したほか、『Halo: Reach』のマルチプレイには『Halo: CE』と『Halo 2』のリメイクマップを収録しています。
グラフィックは『Halo: Reach』に近い形へ更新され、ボタン1つでオリジナル版に切り替えられます。当時の新しいファンがマスターチーフの最初の冒険を楽しむ方法として、魅力のある作品でした。
新しいグラフィックが一部ステージの雰囲気を変えたと感じるファンもいます。それでも、インストレーション04での戦いを描き直した点は楽しめます。とくに、アルファ・ヘイローで10万年を孤独に過ごした343ギルティスパークを主に追う新しいターミナル映像が印象的です。
4位 Halo: Campaign Evolved
343 Industries最後の『Halo』作品は、Unreal Engine 5で制作された『Halo: CE』のリメイクです。『Halo: Reach』や『Halo Infinite』のアセットを使い、シリーズ25周年を記念する作品として登場しました。
大部分は堅実なリメイクで、大きく拡張されたステージは1つにとどまります。一方、ジョンソン軍曹とマスターチーフがハイチャリティの存在を知るまでを描く前日譚の新ミッションが3つ追加され、『Halo 2』『Halo 3』『Halo: Reach』の武器もキャンペーンに登場します。
遊びとしては楽しいものの、物足りなさの残るリメイクです。バンジーが『Halo: CE』向けに考えていた野生動物やコヴナント・エンジニアの導入案は使われていません。また、キャンペーン以外のモードがなく、対戦マルチプレイもファイアファイトのような協力モードも収録されていないため、多くのファンを落胆させました。
3位 Halo Wars 2
343 Industriesが共同開発したスピンオフの中でも、とくに優れた作品です。Creative Assemblyと共同開発したリアルタイムストラテジー『Halo Wars』の続編として登場しました。
28年間、宇宙を漂流したUNSCスピリット・オブ・ファイアは、アークの軌道上に姿を現します。UNSCの研究拠点が破壊され、ブルート率いるコヴナント残党「バニッシュド」に占拠されたことを知った乗員たちとスパルタンIIのレッドチームは、フォアランナー最大の施設をめぐる戦いに再び身を投じます。
コンソール向けRTSの中でも優れた作品で、キャンペーンもマルチプレイもRTSファンと『Halo』ファンの双方が楽しめます。バニッシュドはシリーズでも魅力的な勢力の1つとなり、ファンからの人気を受けて、指導者アトリオックスとともに以降のシリーズ作品で主要な敵として扱われるようになりました。
2位 Halo Infinite
『Halo 5』をめぐる論争を経て、343 Industriesは物語をどう進めるかという難題に直面しました。そこでシリーズを精神的に再始動させ、コルタナとプロメシアンの脅威を画面外で終わらせたうえで、マスターチーフにバニッシュドとの戦いと自身の過去に向き合わせます。
キャンペーンはシリーズ初の本格的なオープンワールド形式です。プレイヤーはゼータ・ヘイローを探索し、重要指名手配のバニッシュドを追ったり、捕らわれたUNSC海兵隊員を救出したりしながら、エコー216やAIのウェポンとともにエシャラム、ハービンジャーとの戦いを進めます。
マルチプレイではロードアウトやスパルタンアビリティ、重複武器をなくし、『Halo 3』の方向性に立ち返ろうとしました。遊び応えがあり、フォージモードも大きく進化しています。ただし、発売時のモード不足、マルチプレイのストーリー展開の打ち切り、発売後のコンテンツ不足が足を引っ張りました。