← 最新記事一覧

『Magic: The Gathering』の新作Marvelセット「Darkhold Destiny」が2027年4月8日に発売されます

2026年10月10日 | #発売情報 | IGN

『Magic: The Gathering』の新作Marvelセット「Darkhold Destiny」が2027年4月8日に発売されます

Wizards of the CoastとMarvelは、カードゲーム『Magic: The Gathering』の新セット「Darkhold Destiny」を発表しました。2027年4月8日に発売予定で、同年に登場するセットのうち「Nauctis」に続く2作目となります。

悪役と魔法を軸に描く新たなMarvelの世界

Marvelとのコラボセットとしては3作目となる本作は、これまでのセットよりも世界観の構築に重点を置いています。Wizards of the CoastとMarvelは数年にわたって制作を進め、まず独自の世界を作り、そこに合うキャラクターを加えていったと説明しました。物語は『Magic: The Gathering』独自のMarvel世界を描きます。

中心となるヒーローはドクター・ストレンジと神としてのソーです。一方、物語ではヴィランにも焦点が当たり、ヘラはソーの、ドーマムゥはドクター・ストレンジの対になる存在として登場します。セット内の魔法は、ドクター・ストレンジたちの「Arcane」、神々の「Divine」、ヘラやドーマムゥらヴィランの「Dark Magic」の3種類に分けられます。

ムーンナイト、ゴーストライダー、ブレイドも登場します。また、エルフやドラゴン、天使、吸血鬼といった『Magic: The Gathering』でおなじみのクリーチャーも収録されます。物語を補うクロスオーバーコミックはInfinity Comicsで公開され、1話目は2月、続編は4月の発売時期に近いタイミングで登場する予定です。

新カードとメカニズム

セットの中心となるカードは、3マナの伝説のアーティファクト「The Darkhold」です。タップすると「sin」カウンターを置き、その数だけカードを引けます。発表では、指輪物語の「The One Ring」を悪の側から描いたようなカードと紹介されました。

ヘラのカードには新キーワード「Vengeance」が登場します。墓地にあるカードを唱える際に使うもので、開発側は「Adventure」に似た仕組みと説明しました。ヘラを統率者にした場合は、死亡後に墓地から唱えて統率者領域に戻すことで、繰り返し使える動きが可能になるといいます。

マジックは両面カードとして登場し、裏面の「Darkchild」に変身できます。4点のライフを支払うと破壊不能を得ます。また、2000年代の神河ブロック以来、ほとんど使われていなかったカードのサブタイプ「Arcane」も復活します。黒のモード呪文に加え、赤の「Rise From the Nether」は3/1のクリーチャー・トークンを生成します。

「Temple of Khonshu」は黒白のアンコモン土地で、「Dimension」をコントロールしていない場合はタップ状態で戦場に出ます。「Dimension」は新しいカードタイプですが、詳細はまだ明かされていません。基本土地には物語を伝えるフレイバー・テキストが付き、ヘラとドーマムゥの侵攻前と侵攻後の2種類が各土地タイプに用意されます。

商品ラインアップと関連企画

ブースターパック、コレクター・ブースター、プレリリース・パック、コレクター・ブースターが付属する「Draft Night」が発売されます。統率者デッキは「Strange Academy」(青・白・黒)、「Gods of Asgard」(赤・緑・白)、「Midnight Sons」(白・黒)、「Lords of Hel」(黒・赤)の4種類です。それぞれサージ・フォイル仕様のカードを収録したコレクターズ・エディションも用意されます。

通常版と「Arcanum」版の2種類のバンドルには、それぞれ独自のメカニズムを持つプロモカードが付きます。シーン・ボックスも2種類発売され、こちらにも独自のメカニズムを持つカードが収録されます。

Secret Lairでは、カード30枚入りのカウントダウン・キットが11月2日に発売されます。多くはノンフォイルですが、通常のフォイルがランダムで入るほか、さらに希少なサージ・フォイルが入る可能性もあります。価格は発表されておらず、記事の筆者は高額になりそうだと見ています。

映画『Avengers: Doomsday』に合わせた企画として、ドクター・ドゥームをテーマにしたSecret Lairも3種類登場します。収録カードは未発表ですが、ドクター・ドゥームのイラストが公開され、再録カードを予想するよう観客に呼びかけました。また、映画の公開初週末にRegal Cinemasで鑑賞すると、在庫がある限り「Doctor Doom, King of Latveria」のプロモカードを受け取れます。このカードはドクター・ドゥーム統率者デッキの顔となるカードで、MCU風のデザインです。

これまでのMarvelコラボでは、Spider-Manセットは大きな期待外れだった一方、Marvel Super Heroesセットには優れたカードが多く、リミテッド環境も楽しかったと筆者は評価しています。公開されたアートは『Magic: The Gathering』の世界に合っていると感じたそうです。今回の発表では未公開の情報も多く残りましたが、筆者は「Darkhold Destiny」に好感触を持ち、期待を高めています。