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『Arc Raiders』のPvEモードで、敵を誘導する妨害行為が相次ぐ

2026年10月15日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Arc Raiders』のPvEモードで、敵を誘導する妨害行為が相次ぐ

『Arc Raiders』の実験的なPvEモードで、敵ロボットを脱出地点へ誘い込んだり、他プレイヤーの脱出や救助を妨害したりする行為が報告されています。IGNの筆者は、PvPがなくてもプレイヤー同士の駆け引きは消えていないと指摘しています。

PvEでも他プレイヤーを危険にさらす行為

筆者は『Arc Raiders』を500時間プレイし、誰もが襲いかかるロビーも、誰もが親切なロビーも経験してきました。相手がどう出るかわからないことが、遭遇の緊張感につながっていたといいます。しかし、弾丸がほかのプレイヤーに当たらないPvEモードでは、その不確かさがなくなるはずでした。ところが実際には、敵AIを利用したり、道具を使ったり、単に進路をふさいだりして、ほかのプレイヤーを危険な状況に追い込む行為が起きています。

オンラインでは、脱出しようとするプレイヤーに「Bull Rush」の能力で体当たりする動画も出回っています。相手をARCの敵に倒させ、反撃のリスクなしに持ち物を奪うというものです。筆者は、もともと他人の物資を狙う行動が目立つゲームに、さらに悪質な振る舞いが加わったとしています。

鍵のかかった戦利品部屋の前で待ち伏せし、鍵を持つプレイヤーが来るのを待つ人もいます。鍵を持つ側は戦利品を分け合うか、その場を離れて別のマッチに入り、次は運よく協力的な相手に出会うことを願うしかありません。PvPなら戦利品を奪い合う相手を倒せますが、PvEでは先に手を伸ばした方が取る競争になります。

脱出地点に敵を呼び寄せるケースも

おとり用のグレネードで敵ロボットを脱出地点に誘導するプレイヤーもいます。特に、強力な敵「Shredder」を呼び込まれると深刻です。こうした行為をしても、処罰される仕組みはありません。

あるプレイヤーは、初めてのマッチから他人がARCの戦利品を先にすべて奪い、おとり用グレネードで自分と妻を妨害してきたと投稿しました。妻が倒れたため救助しようとしたところ、体をぶつけられて動きを妨げられたそうです。

こうしたプレイヤーは、他人を犠牲にして自分の物資を増やしたいのかもしれません。あるいは、まだ実験段階のPvEモードを廃止させ、PvPロビーで簡単に戦利品を得たい人たちなのかもしれないと、筆者は推測しています。

筆者はPvEモードに疑問

PvEモードは現在、実験的な提供にとどまっており、開発元のEmbarkは今後変更を加える可能性があります。開発者は戦利品を弱体化したと説明していますが、筆者は、別枠のコンテンツとして独自のアンロック要素を用意するのでなければ、PvEモードはこのゲームに合わないと考えています。

PvEモードは、『Arc Raiders』最大規模のアップデートの直後に登場しました。このアップデートではグラップリングフックや新マップなどが追加され、Steamの同時接続プレイヤー数も3月以来の水準まで増加しました。

『Arc Raiders』で妨害行為が問題になったのは今回が初めてではありません。ゲームが大きな注目を集めた直後の2025年12月には、初心者やカジュアルプレイヤー、ほとんど戦利品を持たないプレイヤーを狙って倒す人物が話題となり、許容されるPvPの振る舞いをめぐる議論が起きました。

Bungieも『Marathon』にPvEモードを追加する計画を発表しています。開発各社が、脱出シューターはニッチなジャンルだと受け止めるなか、『Hunt: Showdown』はカウボーイ時代の世界観を保ち、シリーズの個性を崩さずにコアなファンを遠ざけない道を選んだと筆者は述べています。