CD Projekt RedのGabe Amatangelo氏、『Cyberpunk 2』は当初の構想から「チームの魂を映すもの」へ変化していると語る
2026年10月16日 | #その他 | GamesRadar+
CD Projekt Redのディレクターを務めるGabe Amatangelo氏が、同社の公式サイトに掲載されたブログ記事で、ゲーム開発に対する考え方を語りました。『Cyberpunk 2』は同氏が最初に抱いていたアイデアを超えて変化しつつあるといい、その変化は作品にとって良い方向に働いているようです。
全ての決定を承認しない開発スタイル
Amatangelo氏は、自分が責任者であり最終的な責任を負う立場だとしながらも、あらゆる決定を自分が承認することで進行の妨げになる事態は避けたいと考えています。そのため、周囲に集めたチームを信頼する姿勢をとっているとのことです。
同氏は『Cyberpunk 2』について、「最初にアイデアを出したのは自分ですが、より多くの人が関わるにつれて進化していきます。チームや個々のメンバーが貢献できるように権限を委ねることでも進化します。別のものになっていくわけです。自分が導いてきたものではありますが、最終的にはチームの心と魂の反映になります。それをお見せできる日を楽しみにしています」と述べています。
サイバーパンクとは何か
こうした考え方は、サイバーパンクというジャンルの捉え方にも関わっています。Amatangelo氏にとってサイバーパンクは「自分の子ども時代」そのものだそうです。「物事を疑うことは、成長の一部でした」と振り返っています。ハードコアパンクバンドでスクリーマー(叫ぶボーカル)を務めていた経験も、こうした考えの形成に役立っているようです。同氏は「サイバーの部分は、誇張であり表現でもあります。ネオンの光と大きな騒音です。非人間化の極端な形を探ることでもあります」と語りました。
同氏の方針では、サイバーパンクが何を表すのかについて、他の人の意見に耳を傾けることも重要になります。それが「新しいアイデアを出す」ことや「次の一歩を見つける」ことにつながるためです。
Amatangelo氏は「『サイバーパンクとはこういうものだ』『いや、ああいうものだ』と言う人がたくさんいました。そこで『その通り、皆さんは正しいし、全員間違っています』と答えました」と説明しています。さらに「パンクの意味は人によって違いますが、核にあるのは問いを投げかける力、つまり『なぜ』と問う力です」と述べています。
発売時期は未定
原文筆者によると、執筆時点でCD Projekt Redは『Cyberpunk 2』の発売時期について何も示していません。現在は『The Witcher 4』に重点が置かれているようだとのことです。一方、ブログ記事によれば、本作には180人以上の開発者が携わっており、開発は順調に進んでいる可能性が高いと原文筆者は見ています。また、『Cyberpunk 2077』の発売時に問題があったことから、本作には必要なだけの時間が与えられるだろうとも推測しています。