Funcom、『Dune: Awakening』の家庭用ゲーム機版発売を受け組織再編と人員削減へ CEOにScott Junior氏が就任
2026年10月19日 | #その他 | Eurogamer
ノルウェーのデベロッパーFuncomは、『Dune: Awakening』の大規模開発が一段落したことを受け、組織の再編と人員削減に踏み切ると発表しました。あわせて、22年間在籍し11年間にわたりCEOを務めてきたRui Casais氏が退任し、後任にScott Junior氏が就くことも明らかにしています。Eurogamerによると、同社は昨年の今頃にも、PC版の初回リリースから数か月後に同様の動きを見せていました。
再編の理由とCEO交代
Funcomは、『Dune: Awakening』の主要な開発作業が終わったことを再編の背景に挙げています。コンソール版は9月22日に新たなシングルプレイモードとともに発売されました。これにより同社は運営中心の体制に移行しますが、その段階では大規模な開発チームは必要ないとみられます。
新CEOのScott Junior氏は同社に25年間在籍しており、『Dune: Awakening』ではエグゼクティブプロデューサーとして発売までを率いた人物です。
Casais氏はプレスリリースで、「『Dune: Awakening』は、当社がこれまで手がけた中で最大のプロジェクトであり、複数のスタジオで長年にわたり多くの開発リソースが必要でした。フル開発から長期的な発売後の開発・運営へ移るには、異なる組織体制が求められます」と述べています。
さらに、「『Dune: Awakening』の制作に関わった全員に引き続き在籍してほしいと考えていましたが、次の段階に進むにあたり、開発のピーク時に必要だった規模と体制を維持することはできません。今後は、影響を受ける方々への対応ができる限り支えとなるものになるよう、そして同僚に敬意と透明性をもって接することに注力します」とも語りました。
プレスリリースによれば、同社は「再編の期間」に入り、「組織の規模を縮小する」としています。これは「大切な同僚との別れ」を意味するとされ、その手続きは「今」始まるとのことです。
今後のタイトル運営
Funcomは『Dune: Awakening』と『Conan Exiles』について、今後も「長年にわたり、これらのゲームとコミュニティーを支え、拡張し、成長させていく」ことに「コミットしている」と説明しました。『Conan Exiles』については、最近Enhanced版を発売したことに触れ、今後も拡張を続ける考えです。
発売後の歩み
『Dune: Awakening』は昨年6月にPCで発売されました。サバイバルゲームとMMORPGを組み合わせた野心的な作品として打ち出され、プレイヤーは『デューン』の世界で砂漠に暮らし、不用意に近づくと襲ってくる巨大なサンドワームを避けながら生き延びていきます。Eurogamerは発売当時にレビューを掲載し、高く評価していました。
ただし、発売時は大きな注目を集めたものの、プレイヤー数は間もなく減少しました。その後Funcomは、プライベートサーバーの導入や、コンソール版でのほかのプレイヤーと関わらずに遊べるシングルプレイモードの追加など、より従来型のサバイバルゲームに近い体験へ調整を進めています。同社は最近、100万人の「新たなサバイバー」が加わったと発表しましたが、本作はGame Passでも提供されているため、この数字がそのまま販売本数を意味するとは限りません。