『Modern Warfare 4』のキャンペーンに「パリィ」が登場、Polygonの筆者はボス戦での必須化を批判
Polygonの筆者が、シリーズ最新作『Modern Warfare 4』のキャンペーンを序盤まで遊び、パリィが中心的な要素として組み込まれていることに強い違和感を示しています。筆者は、Call of Dutyに期待する射撃やカバーアクションとは異なり、一人称視点のソウルライクのようなパリィ操作が求められる点を問題視しています。
序盤は従来どおりの展開、第2ミッションでパリィが登場
『Modern Warfare 4』は、韓国の架空の都市ハジンが北朝鮮政権に爆撃される場面から始まります。プレイヤーは兵士の一員として敵を撃ち、カバーに身を隠し、巨大なトラックを爆破します。ここまでは、筆者によると従来のシリーズらしい内容です。
続く第2ミッション「Out in the Cold」では、シリーズおなじみのキャプテン・プライスを操作し、マンハッタンのナイトクラブに潜入してロシア側の協力者から情報を引き出します。プライスは武器を持たずに入店し、すぐに大柄な用心棒が拳を振り上げます。その際、画面には「Lボタンで、攻撃を受ける直前にブロックしてパリィしろ」という趣旨の指示が表示されます。
ミッション前半は、Lボタンで用心棒の攻撃をパリィし、Rボタンで殴り返す戦闘が中心です。のちに拳銃を手に入れると、ジョン・ウィックを思わせる近接と射撃を組み合わせた戦闘になります。筆者はこの部分を「かなり楽しい」と評価しています。終盤にはミッドタウンを舞台にしたパルクール付きの追跡シーンもあり、『Mirror's Edge』に並ぶ滑らかさだと述べています。
ボス戦ではパリィが必須、1回のミスで失敗
筆者が最も強く批判しているのが、標的であるロシアの工作員マカロフとのボス戦です。この戦いはパリィを成功させなければ勝てず、1回でもタイミングを外すと即失敗になります。筆者は3回目のパリィで何度も失敗したと明かしています。フェーズ間にはチェックポイントがあるものの、それまでのアクション満載の展開で高まった勢いが完全に止まってしまう苦行だと評しています。
次のミッション「Following Orders」では、北朝鮮軍の名もなき兵士として、反体制派の男を探して農村を捜索します。男を見つけると、相手が扉を破って飛びかかってくる場面で、再びパリィの指示が表示されます。
筆者の見解:パリィは状況次第、CoDには不要
筆者は自身をCall of Dutyの熟練者とは言えないとしつつ、近年のキャンペーンは毎回遊んでいると述べています。そのため、過去作にパリィが中心要素として登場したことが一度もないとは断言できないものの、本作での存在は非常に場違いに感じるといいます。
理由の一つとして、最近のアクションゲーム『Valor Mortis』のように、一人称視点のパリィは三人称視点ほど自然に感じられない点を挙げています。また、流行を追っているように見えるとも指摘しています。パリィという仕組み自体への批判ではなく、あくまで状況に応じた意見だと断っており、ターン制RPGの『Clair Obscur: Expedition 33』のようにうまく取り入れた例を評価しています。一方で、高額な一人称視点のシューターにパリィを入れても、本来の楽しい部分の妨げにしかならないとの考えです。
筆者は、Call of Dutyのキャンペーンに必要なのは、確かな射撃、丁寧に設計されたレベル、迫力あるセットピースの3点だと述べています。そして『Modern Warfare 4』はそのすべてで満点だとしたうえで、パリィの指示は不要だと結論づけています。