『Modern Warfare 4』マルチプレイが配信開始、全プレイリストでスキルベースのマッチメイキングを採用しオープンマッチメイキングは用意されず
2026年10月23日 | #発売情報 | DualShockers
『Modern Warfare 4』のマルチプレイが、ついに配信開始となりました。先行してキャンペーンと、シリーズのテンポを変えるDMZモードが遊べる状態でしたが、年次リリースの中心であるマルチプレイは、全モードでスキルベースのマッチメイキングが採用された状態でスタートしています。スキルを考慮しないオープンマッチメイキングのプレイリストは、配信開始時点では用意されていません。
全プレイリストが「スタンダード」方式に
『Modern Warfare 4』のマルチプレイは、まずニュージーランドで公開されました。モードはクイックプレイ、注目のプレイリスト、人気モードに分かれています。公開直後にSNSで最初に話題となったのは、オープンマッチメイキングの選択肢が一切ない点でした。
代わりに、すべてのプレイリストでベータ版から導入された「スタンダード」方式が使われており、スキルがマッチメイキングの要素の1つとして考慮されます。Activisionによると、スタンダードは近年の作品にあった厳格なマッチメイキングへの回帰ではなく、接続品質も引き続き最優先とのことです。ただし、実際にどうかはプレイヤーが判断することになると記事は指摘しています。
スキルベースのマッチメイキングとは、ネットワーク接続を優先するのではなく、プレイヤー個々のスキルに応じてロビーを組む仕組みです。そのため試合は競争的になりやすく、スキルの低いプレイヤーを守り、上級者に不利になるとして批判されてきました。
ベータ版でも議論になっていた仕組み
スキルベースのマッチメイキングは、『Modern Warfare』(2019年版)で目立ち始めて以来、コミュニティで議論が続いています。『Modern Warfare 4』のベータ版では、新方式のスタンダードと、スキルを考慮しないオープンマッチメイキングが並行してテストされ、議論が続いていました。
ただ、オープンマッチメイキングの扱いは、すでに予想できたとも言えます。8月に公式が公開した『Black Ops 7』の発売からシーズン4までのデータでは、オープンはスタンダードに比べて、離脱率が32.7%高く、1分あたりのキル数が14.4%少なく、勝率が5.3%低く、「楽しくない」の評価が59.2%多い結果でした。離脱率の上昇は、すべてのスキル帯で見られたとされています。
ファンの不満としてはロビーの解散もありますが、Activisionは、約50%のプレイヤーが最初の試合後に抜け、3試合目になると元のロビーのメンバーがほとんど残らないと説明しています。新しいロビーを作り直すほうが、試合に早く入れ、ping(通信遅延)を優先しやすくなると考えられているということです。
今後の対応は不明
Treyarchは『Black Ops 7』のベータ版でオープンマッチメイキングを導入し、サービス期間を通じて維持したことで評価されました。それでも、スタンダードのプレイリストの陰に隠れているという指摘や、スキルベースのマッチメイキングを完全に廃止する代わりに、オープンが標準にならなかったことへの批判はありました。
Infinity WardやActivisionが『Modern Warfare 4』のスキルベースのマッチメイキングへの懸念に応じるのか、それとも沈黙を貫くのかは分かっていません。配信開始時にオープンマッチメイキングがないからといって、今後も復活しないとは限りません。開発チームがプレイヤーの要望に応えるかどうかは、時間が経たないと分からないとしています。