『Onimusha: Way of the Sword』のディレクター、難易度は狙い通りと語る。カプコンはプレイデータでも裏付けがあると説明
2026年10月26日 | #その他 | Eurogamer
カプコンの『Onimusha: Way of the Sword』でゲームディレクターを務める二瓶智氏(Satoru Nihei)が、PC Gamerのインタビューで本作の難易度について語りました。発売前のデモでは難易度をめぐって意見が割れていましたが、同氏はチームが最終的に落ち着いた難易度は適切だったとの考えを示しています。また、カプコンが収集しているプレイデータの傾向も、狙いに近いものだったと明かしました。
発売前から議論になっていた難易度
発売前のデモ版では、敵との戦闘や遭遇の難しさについてプレイヤーの意見が分かれていました。Eurogamerのレビュアーであるドム氏は、戦闘をNiohシリーズに例えて刺激的で歯ごたえがあると感じた一方、記事筆者は少し簡単すぎて、ゲームが勝手に進むようだと受け止めたとのことです。
発売後、100万本を売り上げた本作をめぐる議論は変化しています。デモで批判された要素のうち、攻撃されるのを待って立ち尽くす受け身の敵などは製品版にも残っていますが、目立ち方はかなり弱まったと筆者は述べています。
二瓶氏が語った難易度の狙い
二瓶氏は、プレイヤーがつまずいたり倒されたりする場面はあるものの、それを乗り越えて先へ進めるようにしたかったと説明しました。「ストーリーを進められる一方で、ある程度の挑戦もあり、敵を倒したときに満足感を得られるようにしたかった」という趣旨です。
また、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』やNiohシリーズのような同系統のゲームと比べて、本作を「特に難しいゲーム」にするつもりはなかったとも述べています。目指した位置づけに対して、難易度は適切な水準に収まったと考えているそうです。
プレイデータでも狙いに近い結果
二瓶氏によると、カプコンはプレイヤーのプレイから返ってくるデータを確認しており、どこで苦戦しているか、どのように進行しているかを把握できるとのことです。同氏は、データに表れた傾向は、難易度について目指していたものに近いと話しました。
評価の高い本作
『Onimusha: Way of the Sword』は高い評価を受けており、『SEKIRO』の正統な後継作、パリィを軸にした戦闘の新たな基準と評する声も多く出ています。Eurogamerのレビューでドム氏は、ソウルライクの定番要素に頼らずアクションジャンルを前進させている点を特に評価しました。同氏は「伝説の剣豪になった気分を、本作ほど味わわせてくれるゲームはない」と書いています。