『Deadlock』の試合を毎回予測不能にする8つの仕組み、劣勢側を助けるカムバック補正も
2026年10月31日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
MOBAである『Deadlock』は、同じ展開の試合が二つとありません。マッチングする相手やヒーローが違うからというだけでなく、ゲームの根幹に予測できなさが組み込まれているためです。海外メディアのDualShockersは、深夜に「あと1試合だけ」と思わせるその魅力を支える8つの仕組みを紹介しています。
8位:無数のアイテムの組み合わせ
予測不能さを生む要素の一つは多彩なヒーローですが、本当の奥深さはアイテムショップにあります。公開されているビルドを選ぶだけでなく、レーンで当たる相手に応じて選択を変える必要があります。
たとえばMinaに執拗に削られるなら回復アイテムを買い足し、空から炎を浴びせてくるDannyにはKnockdownで対処します。相手が特定の能力への耐性を持っている場合は、ビルドをSpiritからGun Damageへ丸ごと切り替えることもあります。状況は一瞬で変わるため、適応力が重要です。
7位:ランダムイベント
マップ上の特定の場所では、Soul UrnやBridge Riftといったイベントが時々発生します。出現のタイミングはおおよそ予想できるものの、場所はランダムなので、ゲーム内タイマーの確認が欠かせません。
どちらもsoulsの大きな入手源になるため、両チームが狙い、戦いになることが多くなります。Riftを待つ間やUrnを運ぶ間の集団戦は特に混戦になりやすく、試合の流れを左右することもあります。木々や高い建物が入り組んだ地形での戦いは、敵だけでなく環境とも戦っている感覚になるとのことです。
6位:キャラクターの小さな強化
マップ上の特定の物を壊したり達成したりすると、小さなパワーアップが出現します。最も多いのは、小さな金色の像を壊したときです。
強化は10種類あり、さまざまなステータスに影響し、出やすさにも差があります。入手先は、金色の像、Midboss、Sinner's Sacrifice、Soul Urn、Golden Goose Eggの購入です。一つひとつは小さく見えても、積み重なると大きな差になります。
より大きな強化としては、5分ごとにBridge Runeが現れ、大幅なパワーアップを得られます。ただしランダムで、効果は永続しません。
5位:危険なスタン
MOBAにおいてスタンは最も厳しい状況の一つです。スタン中はヒーローを操作できず、相手チームのなすがままになります。プロであっても例外ではありません。
最も多いのは能力によるスタンですが、記事が挙げるのはそれ以外です。特によくあるのが、Zipline移動中に攻撃を受けて落とされるケースです。逃げようとしているときに起こりやすく、ほぼ確実に死につながります。
もう一つは、相手にパリィされた場合です。ヘビーメレーを出してパリィされると、かなり長い間何もできなくなります。相手の攻撃を逆手に取れるため、レーン戦の名場面になりやすいとされています。
4位:増えるアイテムスロット
『Deadlock』のアイテムスロットは一般的な6個ではなく12個です。これは多すぎるように思えますが、アイテムの威力が序盤は控えめなため、意外にうまく機能しているといいます。
開始時に使えるのは9スロットで、残りの3つは敵メインベースへ向かう途中にある敵のWalkerを破壊すると解放されます。これによりレーンを押し込む動機が生まれ、目的を無視して戦闘だけを続けるプレイヤーは成長に制限がかかります。チームで協力する動機づけになり、自陣のWalkerを守る意識も高まります。
3位:素早いレーン移動
MOBAでは、レーンを移動して相手の不意を突く戦術がありますが、序盤は移動に時間がかかります。到着したときにはすでに戦いが終わっていて、元のレーンへ引き返すこともあります。
『Deadlock』にはZiplineがあり、歩く代わりにレーンの間を飛ぶように移動できます。死んだ際の負担が軽くなり、味方のもとへ素早く駆けつけることも可能です。Zipline Boostや、空へ押し上げる通気口も加わり、マップ移動そのものが魅力的になっていると評価されています。
2位:Midbossをめぐる攻防
マップ中央の薄暗い下水道には、巨大な異形のMidbossが潜んでいます。ある程度ファームして強くなってから、チームで挑むことになります。
Dota 2のRoshanのように、倒すと大きな報酬があります。soulsに加え、チームメンバー3人が、3分以内に死んだ場合に限って追加の命を得られます。そのため、この時間内にできるだけ敵の目標を攻め落とそうと一気に押し上げる展開になります。
ただ、マップ上にほかの味方がいないため、Midbossに挑んでいることは相手にも伝わりやすくなります。狭く閉塞感のある下水道で、いつ襲われるか分からない緊張感のなか、混乱した小競り合いが起こります。
1位:カムバック補正
最後は、劣勢のチームが試合をひっくり返せる仕組みです。MOBAでは負けが込むと、やるかやられるかの状況になりがちで、逆転の余地が少なく感じられます。
『Deadlock』には、soulsで劣るチームを助けるカムバック補正があります。たとえば、平均より多くのsoulsを持つ優勢側のヒーローを倒すと、通常より約25%多くsoulsを得られます。レーンの兵士や目標、Sinner's Sacrificeのような要素にも同じ補正が働き、劣勢側がsoulsの差を詰めやすくなります。
さらにPatronの最終バフもあります。Patronの体力が半分になると短時間無敵になり、リスポーン待ちのプレイヤーは待ち時間が20秒短縮されます。大きくは聞こえなくても、最後に拠点を守る機会を与えてくれることが多いとのことです。
筆者は、終盤にチームが一丸となって拠点を守り、リスポーン待ちの敵を打ち破った試合が何度もあったと振り返ります。そうした白熱した接戦こそが『Deadlock』をプレイする価値だと述べています。