『Skyrim』元ディレクターのBruce Nesmith氏、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』には「より良い乗り物」と「より良いハシゴ」が欲しいと語る
『Skyrim』でゲームディレクターを務めた元Bethesdaのデザインディレクター、Bruce Nesmith氏が、YouTubeのインタビューで『The Elder Scrolls VI: Sentinel』に望むこととして、乗り物(マウント)の改善とハシゴの改善の2点を挙げました。『The Elder Scrolls VI: Sentinel』の発売はまだ数年先とみられ、詳細もほとんど明らかになっていません。
なお、Nesmith氏は現在小説の執筆を仕事としており、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』の開発には関わっていません。
馬でできることを増やしてほしい
インタビューの開始から約40分たったところで、Nesmith氏は『The Elder Scrolls VI: Sentinel』に何を望むかを聞かれました。氏はまず、マウントの改善を挙げています。Skyrimのマウントは決して出来のよいものではなく、改善を望むファンは多いと原文筆者は述べています。
Nesmith氏は「Skyrimでは馬に乗れますが、できるのはそれだけです。ただ馬に乗るだけ。馬に乗ったまま戦うとか、馬が一緒に戦ってくれるとか、そういったこともできるべきです」と語りました。
原文筆者は、騎乗戦闘のような仕組みがあれば面白いとの考えを示しています。例として、拡張を前に遊び直している『Monster Hunter Wilds』を挙げています。同作ではSeikretに乗ったままボスの攻撃を避けたり、攻撃を避けながらアイテムを管理したりでき、ほかのRPGにも取り入れてほしい要素だそうです。
ハシゴがゲームデザインを制約していた
もう一つの要望であるハシゴについて、Nesmith氏は唐突に聞こえるものの、Skyrimでの制約を説明すると納得できるものだとしています。
氏によると、Skyrimではハシゴを実際に上り下りできません。「単純でばかげたことに思えますが、ハシゴを上り下りできないため、アートチームが多層構造のものを作るうえで大きな制約になっていました。Skyrimのハシゴはクリックすると、一瞬で上に着きます。そうでなければ階段を上ることになります」と説明しています。
原文筆者は、これには2011年当時の技術的な限界もあるとしています。一方で、Bethesdaは解決を試みたものの、大規模なRPGの他の要素を優先するために断念したようです。Nesmith氏は、ハシゴの実装にはプログラマーから多くの問いを突きつけられたと述べています。「ハシゴを作るには、プログラマーが至極もっともな形で突きつけてくる多くの問いに答えなければなりません。『これらに答えをくれれば、必要なプログラミング時間を伝える』と言われ、そこで問題が生じました」
さらにNesmith氏は、敵AIがハシゴで抱える具体的な問題にも触れています。たとえば、敵が上で待ち構えるのか、ハシゴを下りて追ってくるのかを判断する点です。原文筆者は、こうした問題はほかのゲームで何らかの形で解決されているとしつつ、ハシゴを完璧に作り込んだゲームは思い当たらないと述べています。そのうえで、『The Elder Scrolls VI: Sentinel』でも解決策が見つかることを期待しているそうです。
『The Elder Scrolls VI: Sentinel』の今後
『The Elder Scrolls VI: Sentinel』は、Bethesdaがすでにグッズを販売しているものの、発売まではまだ数年あるとみられます。原文筆者は、ゲームの中身を示唆する兆候はいくつかあるとしています。その中には船上戦闘が含まれるかもしれず、実現してほしいと期待を述べています。