『Baldur's Gate 2』のリード開発者が『Baldur's Gate 4』のオファーを辞退! 「『Baldur's Gate 3』と競うのは狂気の沙汰」と語る開発秘話が明らかに
かつて人気を博した『Baldur’s Gate 2』の開発をリードしたジェームズ・オーレン氏が、Hasbroから『Baldur’s Gate 4』の開発依頼があったものの、これを辞退したことが明らかになりました。2023年に発売された『Baldur’s Gate 3』は2,000万本以上を売り上げ、現世代のゲームの中でも最高峰の評価を得ています。この成功を受け、Hasbroは続編の可能性についてパートナー企業と協議を進めていたとのこと。
巨作の後継開発は至難の業
オーレン氏はPC Gamerのインタビューに対し、Hasbroから『Baldur’s Gate 4』の開発を打診されたものの、これを断ったと語っています。当時、オーレン氏は『Baldur’s Gate 2』で共にリードを務めたケビン・マーテンス氏とArchetype Entertainmentで『Exodus』の開発に携わっていました。Hasbroのクリス・コックスCEOから『Baldur’s Gate 4』についてどう思うか尋ねられた際、オーレン氏は「私は失敗するでしょう。そして、私が失敗する理由を説明します」と答えたそうです。
エンジン開発から考えると5年の地獄
オーレン氏が語った失敗する理由は、『Baldur’s Gate 3』の成功が大きすぎることへのプレッシャーです。同氏は「あれ(『Baldur’s Gate 3』)と競い合いたくはない。今の『Exodus』の開発だけでも大変なのに、『Baldur’s Gate 3』と競うなんて、それは狂気の沙汰でしょう」と述べています。『Baldur’s Gate 3』はLarian Studios独自のDivinity 4.0エンジンで開発されており、適切なエンジンとツールを構築する労力を考えると、「最低でも半世紀(5年)は恐怖の期間、それらのものを全て構築するのに費やすことになります」とオーレン氏は語りました。なお、オーレン氏は現在ゲーム業界から離れていますが、マーテンス氏は引き続きArchetype Entertainmentで2027年発売予定の『Exodus』の開発を続けています。