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元BioWare開発者が語る『バルダーズ・ゲート4』の秘策とは?Larian Studiosの「Divinity Engine」ライセンス供与が鍵を握る可能性と、その難しさについて深掘り

2026年07月28日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

元BioWare開発者が語る『バルダーズ・ゲート4』の秘策とは?Larian Studiosの「Divinity Engine」ライセンス供与が鍵を握る可能性と、その難しさについて深掘り

元祖『バルダーズ・ゲート』のプログラマーであり、元BioWareの『ドラゴンエイジ』プロデューサーであるマーク・ダーラ氏が、待望の『バルダーズ・ゲート4』を現実にするための画期的なアイデアを提案しています。その鍵となるのは、2023年に大ヒットした『バルダーズ・ゲート3』の開発元であるLarian Studiosに、彼らの独自エンジン「Divinity Engine」のライセンス供与を説得することだとしています。

『バルダーズ・ゲート4』は大規模DLCになる?

ダーラ氏は新たなインタビューで、『バルダーズ・ゲート4』を「『バルダーズ・ゲート3』の大規模拡張パック」として構想しており、Larian Studiosに「Divinity Engine」のライセンス供与を交渉するよう推奨しているとのことです。しかし、この提案がすぐに実現する可能性は低いと見られています。Larian StudiosのCEOであるスヴェン・ヴィンケ氏は、現時点では『バルダーズ・ゲート』シリーズに関わる意思がないことを明言しており、2024年には「期待されているような新しい拡張パックは作らない。期待されている『バルダーズ・ゲート4』も作らない。我々は次へと進む」と語っています。

難航する「Divinity Engine」のライセンス供与

テーブルトークRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のIP親会社であるHasbroは、『バルダーズ・ゲート4』の制作に向けて動き出しており、元BioWareのリードデザイナーであるジェームズ・オーレン氏に開発を依頼したとされています。オーレン氏も当初は難色を示したものの、HasbroがLarian Studiosから最新の「Divinity Engine 4.0」のライセンス供与を受けられるか検討しましたが、結局自分には使いこなせないだろうとの結論に至ったとのことです。オーレン氏は「スヴェンこそがあのようなものを作る達人だ。彼をその玉座から引きずり下ろすのは本当に難しい」とコメントしています。Larian Studiosは「Divinity Engine」に対して非常に保護的になっており、2014年の『Divinity: Original Sin』開発時に制作したエンジンではツールキットを公開し、公式ガイドまで提供していたのに対し、「4.0」ではその姿勢を崩していません。ダーラ氏は、Larian Studios以外の開発会社が「Divinity Engine」の複雑な構造を理解し、長年の経験なしに同レベルのRPGを開発することは困難だろうと指摘しつつも、Owlcat Gamesのようなスタジオであれば可能性があるかもしれないと付け加えています。

Hasbroへの提言

ダーラ氏は『バルダーズ・ゲート3』の拡張パックというアイデアにまだ希望を抱いている様子で、Hasbroに対し「もし本当に『バルダーズ・ゲート4』を作りたいなら、それがおそらく最善の方法だろう」と述べています。その上で「あるいは、『バルダーズ・ゲート4』と名付け、皆にアスベストの防護服を着させて、思い切って全く違うものを作るという選択肢もある」とも語っています。いずれにしても、現状では『バルダーズ・ゲート4』の登場にはまだまだ時間がかかりそうです。