名作RPG『Dragon Age』シリーズのリマスター版は実現困難か、ベテラン開発者が語る技術的な障壁と開発知識の喪失が明らかに!
2026年07月30日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
BioWareのベテラン開発者マーク・ダーラー氏によると、名作RPG『Dragon Age』シリーズの初期3作をリマスターする計画は、技術的な課題から実現が難しいとのことです。2021年に発売され好評を博した『Mass Effect Legendary Edition』のような形で『Dragon Age』シリーズが再登場することは、現状では期待薄とされています。ファンからの要望は非常に強いものの、ゲームエンジンの違いや開発チーム内の知識不足が大きな壁となっているようです。
リマスター実現を阻む技術的な壁
ダーラー氏は、初代『Dragon Age: Origins』と『Dragon Age II』がEclipse Engineを、そして『Dragon Age: Inquisition』がFrostbite Engineを使用している点を指摘しています。これら異なるエンジンで開発された作品を一つにまとめるのは、技術的に非常に複雑な作業となります。『Mass Effect』シリーズが全作Unreal Engineで開発され、キャラクターのデータ引継ぎがスムーズだったのとは対照的です。『Dragon Age II』では『Origins』からのセーブデータ引継ぎが可能でしたが、『Inquisition』では外部アプリを介する必要があり、この不便さもリマスター化を難しくする要因となっています。
開発知識の喪失とサポート不足
さらに深刻な問題として、ダーラー氏は「現在BioWareにはAurora Engine(Eclipse Engineの基盤)を理解している開発者がほとんどいない」と述べています。これはBioWareだけでなく、外部の協力会社にもAurora Engineの知識を持つ人材が少ないことを意味します。このため、仮にリマスター版を制作しようとしても、技術的なサポートを得ることが非常に困難であるという現状が明らかになりました。かつてダーラー氏は『Street Fighter II: Champion Edition』にちなんで「Champion's Trilogy」と銘打ち、初期3作をまとめたリマスター版を構想していたとのことですが、この知識の喪失が大きな足かせとなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リマスター構想 | 『Dragon Age: Champion’s Trilogy』 |
| 構想内容 | 『Origins』『II』『Inquisition』の3作をまとめてリマスター |
| 実現の難しさ | ゲームエンジンの違い、開発知識の喪失、外部サポート不足 |