『NES』のコレクション860本超が盗難、全タイトル制覇まで残り3本の収集家が被害に遭う
『NES』のコレクション860本超が盗難、全タイトル制覇まで残り3本の収集家が被害に遭いました。米ワシントン州ピュアラップの自宅から、約40年かけて集めたゲームが持ち去られたとのことです。
40年近く集めたコレクションを一度に失う
KING5によると、所有者のRoger Hollerさんと家族が旅行で不在にしていた間に空き巣被害が発生しました。帰宅した日曜の夕方、侵入された自宅から、Hollerさんが保管していた棚ごと860本を超えるゲームがなくなっていることに気づいたとしています。
Hollerさんは11歳のときに母親から本体を贈られたことをきっかけに収集を始め、店舗やゲームイベント、ワシントン州各地への旅行を通じてコレクションを増やしてきました。全タイトルのコンプリートまで、残りはわずか3本だったとのことです。
ゲームは息子のChris Sterlingさんとも共有してきた思い出の品で、将来は孫に譲り、大学進学の費用にも役立てたいと考えていたそうです。Sterlingさんは、父親が生涯をかけて築いたコレクションが失われたことについて「本当に胸が張り裂ける思いです」とKING5に語っています。
物理ゲームが持つ価値と盗難のリスク
今回の被害は、価格だけでなく、長年の思い出や家族とのつながりまで失わせるものとなりました。Hollerさんは被害後の状態について、「震えや頭痛が出て、あの棚を見たくもありません」と話しています。
一方、こうしたクラシックゲームへの関心は現在も続いています。Nintendo Switch Onlineでは、Super Mario Bros. 3やThe Legend of Zeldaなど、往年の作品をプレイできるサービスが提供されていますが、Hollerさんのような収集家にとって、実物のカセットを所有することには別の価値があるといえます。