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『Halloween: The Game』シングルプレイはマイケル・マイヤーズの操作を学ぶ短編キャンペーン

2026年09月04日 | #発売情報 | Game Informer

『Halloween: The Game』シングルプレイはマイケル・マイヤーズの操作を学ぶ短編キャンペーン

映画を題材にした非対称マルチプレイ作品を手がけてきたIllFonicが、初めて本格的なシングルプレイキャンペーンを用意しました。『Halloween: The Game』ではマイケル・マイヤーズとして1978年の映画をなぞるようにハドンフィールドを歩き回れますが、キャンペーンの役割は物語を深く描くことよりも、オンライン対戦に向けたチュートリアルに近いものとなっています。高価格帯のエディションを予約した場合は9月4日から先行プレイでき、それ以外のプレイヤーは9月8日から遊べるとのことです。

映画版を再現する短編キャンペーン

原文筆者によると、シングルプレイのクリアまでにかかる時間は約2時間です。各チャプターには任意目標が用意されており、繰り返しプレイして達成すればコスメティック報酬を解除できます。ただし、寄り道を含めても大規模な一人用モードという位置づけではなく、マイケルの能力を順番に覚え、オンラインのマルチプレイで使うための練習の場という性格が強いとされています。

物語は、マイケルがスミス・グローブから脱走する場面から始まります。メカニックを殺害して特徴的な濃紺のジャンプスーツを身につけ、デパートの店員を殺してウィリアム・シャトナーのマスクを奪うなど、最初の映画を思わせる出来事が展開されます。映画の映像表現を意識した画面作りと、原作に忠実なビジュアルが組み合わされており、作品への愛情が感じられる内容だと原文筆者は伝えています。一方で、フィルムグレインを重ねた画面が苦手な人には気になる可能性があります。

キャンペーンでマイケルを操作して郊外を歩くと、周囲の家から聞こえる悲鳴や、クローゼットの中から漏れる押し殺した息づかいによって、住民が彼を恐れている状況が演出されます。マイケル自身の苦しげな呼吸も、静かな場面に不気味な雰囲気を加える要素です。登場人物の多くは犠牲者として配置された類型的なキャラクターですが、ドクター・ルーミスはそのなかで目立つ存在として描かれているとのことです。

恐怖を高めて多彩な方法で襲撃

マイケルはすぐに標的へ飛びかかるだけでなく、距離を取って犠牲者を追い詰められます。ミニゲームをこなして相手の恐怖レベルに相当する数値を上昇させ、十分に怯えさせてから攻撃へ移る仕組みです。基本のナイフや素手に加え、道中で見つけた熊手、火かき棒なども武器として利用できます。

周囲の環境を使った状況依存のキルも用意されています。電話柱に遺体を突き刺したり、2階のベランダから犠牲者を投げ落としたりと、場所に応じて異なる演出が発生します。こうした殺害方法の多さは、短いキャンペーンを通してマイケルの操作を楽しませる中心的な要素です。キャンペーンは、マイケルがハドンフィールドから逃れ、オンラインのマッチングでプレイヤーを襲うことを予感させる形で終わります。

動作は安定する一方で不具合も

パフォーマンス自体は問題なく動作したとされていますが、原文筆者は看過しにくい不具合にも遭遇しました。床をすり抜けて落下する現象や、本来なら遺体を隠せる場所で隠せなくなる問題が確認されています。IllFonic作品には、予測できない展開につながる独特の不安定さが以前からあり、それを非対称マルチプレイの個性として受け入れるか、単なる粗さとして嫌うかはプレイヤー次第だと原文筆者は説明しています。

ただし今回確認された床抜けや遺体を隠せない問題については、原文筆者も許容できる範囲の不安定さとは見なしていません。ゲームを完全に進行不能にするほどではなかったものの、チームが修正に取り組んでいることを望むとしています。シングルプレイを先に体験することで、IllFonic作品特有の操作感や、マイケルの能力、キルの仕組みを把握できる一方、完成度の判断には今後のアップデートも関わりそうです。

評価の中心はマルチプレイへ

原文筆者は、今回のキャンペーンが事前に想定していた内容に近いことには納得しているものの、IllFonicが初めて手がける一人用体験としては、ナイフをさらに深く突き立てられるような、より大きな内容を期待したかったとしています。シングルプレイだけを目当てに購入することは勧めておらず、長時間遊べる物語型のキャンペーンを求める人には物足りない可能性があります。

一方で、IllFonicのこのタイプの作品はマルチプレイが成否を左右すると原文筆者は指摘しています。マイケルとしてプレイする面白さは想像できるものの、実際のプレイヤーと協力して戦う側の感触や、マイケルから逃げる住民側のプレイがどのようなものかは、シングルプレイを終えた段階ではまだ分からないとのことです。今後はオンラインモードを中心にプレイを進め、その内容をあらためて評価する予定だとしています。