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『Fable』は2027年の注目作に、gamescom試遊で多彩なビルドと重量感ある戦闘を体験

2026年09月05日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『Fable』は2027年の注目作に、gamescom試遊で多彩なビルドと重量感ある戦闘を体験

gamescom 2026で『Fable』を試遊した原文筆者は、本作を2027年に最も期待するゲームの1本として挙げています。約40分のプレイでは、異なるビルドによる戦い方の変化や、攻撃の重量感を確認できたとのことです。メインストーリーだけなら約20時間という規模も、多彩なキャラクター構成によって繰り返し遊べる設計につながると評価されています。

中設定でも高い完成度を見せた試遊版

今回の試遊版は、PCのグラフィック設定を全項目Mediumにそろえた状態で動作していました。これは高設定時の問題を隠すためではなく、高性能なPCを持たないプレイヤーでも高い水準で楽しめることを示すために、開発チームが意図的に選んだ設定だと、Playground GamesのアソシエイトディレクターであるWill Kennedy氏とCraig Littler氏が説明したとしています。

原文筆者は約40分にわたってプレイし、設定を知らなければHighやUltraに近い状態だと感じただろうと報告しています。プレイ中はフレームレートが安定し、解像度にも不満はなく、画面全体の見栄えも一貫して良好だったとのことです。現在のMedium設定がコンソール版とどの程度対応するかは不明ですが、ハイエンドPCを用意できないプレイヤーにも、本作が高い品質で届く可能性を示す試遊内容でした。

Playground Gamesはこれまで主にForza Horizonシリーズで知られてきたスタジオですが、今回は三人称視点のアクションファンタジーという大きく異なるジャンルに挑戦しています。原文筆者は、これまでの映像やゲームプレイショーケースを見るだけでは判断しにくかった作品の手触りを、実際に操作したことで確かめられたとしています。

2種類のビルドで戦闘スタイルが大きく変化

試遊では約20分のゲームプレイ区間を、異なる構成のキャラクターで複数回プレイできる形式が採用されていました。制限時間は約40分でしたが、参加者には急いで進める必要はないと案内され、1回目と2回目で別のビルドを試すことが想定されていたとのことです。

どちらのビルドも巨大なハンマーを主武器としており、弱攻撃、強攻撃、溜め攻撃を組み合わせて大きなダメージを与えられました。一方で、魔法と遠距離武器の構成が異なり、同じ武器を持っていても操作感は別物になっていたと、原文筆者は説明しています。

一方のビルドでは、1本の矢を放つ弓と、雷撃やエネルギー弾といった理解しやすい魔法を使用できました。もう一方では、よりテクニカルな魔法が用意されており、敵を空中へ打ち上げる、地面へ叩き落とす、後方へ押し返すといった操作が可能でした。崖や段差の近くでは、敵を押し出す能力が特に有効だったとされています。遠距離武器も、単発式の弓から連射可能なクロスボウへ変更されていました。

開発チームは、こうしたビルドの選択肢によって本作のリプレイ性が高まると説明したとのことです。原文筆者は、メインストーリーを一直線に進めた場合の所要時間が約20時間と伝えられている点について、近年の大規模なファンタジーRPGと比べると短く感じる可能性があるとしています。ただし、100時間を超える作品が多いなかで、プレイスタイルに合わせて大きく構成を変えられる、比較的コンパクトなRPGには魅力があるとも評価しました。

本作では、周回のたびに武器や魔法の組み合わせを変え、敵を処理する方法そのものを変えられる可能性があります。試遊の段階でも、単に数値を入れ替えるだけではなく、近接攻撃を中心にするか、弓やクロスボウで距離を取るか、敵の位置を魔法で操作するかという戦術の違いが生まれていました。原文筆者は、1回のクリアで終わらせず、複数回プレイすることを期待していると述べています。

ハンマー、弓、魔法を組み合わせる戦闘

試遊区間では、洞窟を進んだ先で霧に包まれた不気味な森へ入り、最後にボス戦へ挑む流れが用意されていました。道中では幽霊やスケルトンが登場し、同行する友好的なNPCとともに敵を倒しながら進行します。単純に目的地へ移動するだけではなく、複数の敵を相手にしながら、本作の基本的な戦闘サイクルを体験できる構成だったとのことです。

本作の戦闘については、ソーシャルメディア上で「攻撃に重みがない」「敵が攻撃に反応していないように見える」といった懸念が出ていたと、原文筆者は紹介しています。しかし実際にプレイした印象として、そうした懸念は大きく誇張されていると反論しました。

巨大なハンマーによる攻撃では、敵を後方へ吹き飛ばしたり、地面へ叩き倒したり、空中へ打ち上げたりできました。弓でスケルトンの脚を狙えば、突進中の敵がよろめく反応も確認できたとしています。敵の首を切り落とす攻撃や、空中に浮かせたまま追撃する場面もあり、近接攻撃には明確な手応えがあったとのことです。

矢は自動的に補充され、魔法は煩わしさを感じさせないクールダウン制で使用できました。近接攻撃には使用回数の制限がなく、状況に応じて武器と魔法を自由に切り替えられます。敵を空中へ打ち上げてから矢を浴びせ、最後に地面へ落とすといった連続攻撃も可能で、複数の敵を一時的に無力化しながら戦えました。

原文筆者は、弓の操作感を特に気に入ったとしています。敵の集団から距離を取り、1体ずつ射抜く戦い方にも爽快感があり、接近戦とは違った満足感を得られたとのことです。また、敵をニワトリに変える魔法で行動を変化させ、その敵を蹴り飛ばすといったユーモラスな攻撃も試せました。魔法による群れの制御、遠距離攻撃による狙撃、ハンマーによる直接攻撃が、それぞれ異なる楽しさを持っていたと紹介されています。

難易度を上げた2回目のプレイにも手応え

標準難易度では、原文筆者が試したビルドの戦闘を比較的余裕を持って進められたとしています。本人は三人称視点のアクションゲームに慣れており、難しいゲームにも慣れているため、標準設定がすべてのプレイヤーに簡単だと判断したわけではありません。そのうえで、試遊2回目には難易度を上げることが許可され、より自分に合った挑戦を体験できたとのことです。

難易度を上げた状態では、敵への対処や攻撃のタイミングにより注意が必要になり、原文筆者にはこちらのほうが好みに合っていました。2回目のプレイでは時間の都合から最終ボスまで到達できませんでしたが、1回目にはボス戦を体験しています。

ボスは大型の浮遊する亡霊のような存在で、霧の立ち込める森の中、周囲から次々に押し寄せる多数の雑魚敵とも同時に戦う必要がありました。ボスだけに集中していると雑魚敵に囲まれやすく、逆に周囲の敵だけを処理しているとボスへの対応が遅れる構成です。原文筆者は、戦闘そのものに加えて、霧に覆われた森の雰囲気もボス戦を盛り上げていたと述べています。

本作は2027年2月23日の発売を予定しており、PC、PS5、Xbox Series X|S向けに展開されます。今回の試遊で得られた内容は製品版の全体を示すものではありませんが、ビルドの違いによる再プレイ性と、重量感を重視したアクションの方向性は確認できました。原文筆者は、今回の体験を経て、本作が2027年のゲーム・オブ・ザ・イヤー候補をめぐる議論に加わる作品になると期待しています。