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『Riftbound』T1限定カード、Fakerの箔押しサイン入りが高額転売の対象に

2026年09月05日 | #その他 | Polygon

『Riftbound』T1限定カード、Fakerの箔押しサイン入りが高額転売の対象に

Riot Gamesのトレーディングカードゲーム『Riftbound』で、T1の2025年Worlds優勝を記念した限定セットが発売直後に完売し、二次流通で定価の約20倍に迫る価格で取引されています。なかでもFakerの箔押しサインが入ったカードには注目が集まり、出品価格が5万ドル規模に達する例も登場しました。ただし、記事時点ではその最高額級の出品が実際に売れたわけではなく、多数の購入希望者が成約価格を見守っている状況です。

限定セットは5人の選手をカード化

「Riftbound x T1 2025 Worlds Champion Signature Edition」は、T1が2025年のWorldsで優勝したことを記念する限定バンドルです。『リーグ・オブ・レジェンド』のチャンピオン5体を新規アートと専用フレームでカード化しており、Riot Gamesによると、各カードは優勝メンバーそれぞれが選びました。カードは金箔仕様かつシリアルナンバー入りで、セット内の1枚には一定の確率で、そのカードを選んだ選手のサインが金色のスタンプで入ります。

収録カードは、Doranが選んだAmbessa, The Wolf、FakerのGalio, Indefatigable、GumayusiのMiss Fortune, Buccaneer、KeriaのSeraphine, Not Alone、OnerのXin Zhao, Vigilantです。各セットには5枚が封入されますが、どのカードにサインが入るかはランダムです。この仕様が、単なる限定カードとしてだけでなく、特定選手のサインを狙うコレクター向け商品としての希少性を高めています。

Fakerのサイン入りカードに高額出品

FakerはT1の人気選手で、チーム内でも特に高い収益を上げている選手とされています。そのため、Fakerが選んだGalio, Indefatigableに金色のサインが入ったセットが、二次市場で最も高い価格を付けています。eBayでは、Fakerのサイン入りカードを含むバンドルを数万ドルで再販売しようとする出品が複数確認され、なかには5万ドルを求めるものもあります。

一方で、確認されている高額な価格の多くは、出品者が設定した希望価格です。実際にどの価格で売買が成立したのかは、最高額の出品からは判断できません。記事では、最高額級のオークションに多くの閲覧者が集まり、Fakerのサイン入りカードが最終的にいくらで売れるのかを注視しているとしています。通常版のGalio, Indefatigableにも相場が付いているものの、今回の高騰を支えているのは、シリアルナンバーとランダム封入の金色サインです。

英語版は10,125セットのみ生産

Riot Gamesの説明では、英語版の限定セットは10,125個しか生産されていません。Fakerのサインカードが封入される確率は5分の1のため、計算上は2,025セットにFakerのサインが入ることになります。通常版のカードよりも入手数が大きく絞られることから、完売後に転売市場へ商品が流れ、価格差が急激に広がりました。

この限定セットは、購入者への発送が始まった直後からeBayへの再出品が相次いでいます。Riot Gamesは、ボットや投機目的の大量購入を抑えるため、購入時にRiot IDを必要とし、1回の生産分につき1人1セットに購入数を制限していました。それでも生産数が限られている以上、希少性から利益を得ようとする転売業者を完全には防げず、一部の出品者が大きな利益を狙える状況になっています。

本作は2025年10月にデッキやブースターボックスとともに正式展開されましたが、発売後には商品が売り切れ、投機目的の購入者が再販売する問題も起きています。今回のT1限定セットは、その問題に対策を加えた商品でありながら、人気選手のサインと生産数の少なさによって、同じ転売問題が再び表面化した形です。今後は、発売直後の出品価格ではなく、ブームが落ち着いた後の実際の成約価格が市場価値を測る基準になりそうです。