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『Riftbound』の第5弾ブースターセット「Radiance」、K/DAやHEARTSTEELなどRiot Games Musicとのコラボを収録

2026年10月27日 | #発売情報 | IGN

『Riftbound』の第5弾ブースターセット「Radiance」、K/DAやHEARTSTEELなどRiot Games Musicとのコラボを収録

League of Legendsを題材にしたカードゲーム『Riftbound』が、年末を飾る最新ブースターセット「Radiance」を発表しました。TCGとしては5つ目のセットで、Riot Games Musicとのコラボレーションが大きな特徴です。人気Legendの新バージョンに加え、EvelynnやIGNが独占公開したMordekaiserといった新Legend、新たなメカニクスが登場し、2人用のコンストラクト向けスターターキットとして、EvelynnとSeraphineのショーダウンデッキも用意されます。

新キーワード「Deploy」「Show Off」「Disarm」

Radianceでは、新キーワードとしてDeploy、Show Off、Disarmの3つが加わります。Deployはギアの新しい形で、拠点で能力を使ったりユニットに装備したりするより、バトルフィールドの制圧に重きを置いています。たとえばギアのBushwhack Trapは、そのバトルフィールドを制圧しているプレイヤーか味方が、通常は1つまでの伏せカードをもう1枚置けるようにします。

Show Offは、手札のカードを公開するか、場の味方カードを選ぶことで、そのカードの能力をある程度発動させるキーワードです。スペルのRousing Displayは、エナジーコスト7以上のカードを公開できればトークンユニットを2体ではなく4体出せます。Disarmは最も分かりやすく、Assaultの逆にあたります。自分のmightを高めるのではなく、攻撃時に敵のmightを下げます。

筆者はとくにギアのDeployを気に入っており、バトルフィールドを押さえれば相手に不都合な状況を作れる点を挙げています。移動のタイミングを考えるうえでリスクとリターンが増えるほか、バトルフィールドを保持するだけで相手のDeployギアを除去できる点も、ギアの除去手段が少ない現状を踏まえたバランスとして評価しています。

EvelynnとSeraphineのショーダウンデッキ

2人用キットのショーダウンデッキは、新規プレイヤーが新メカニクスやLegendを試しながら遊び始められる内容です。今回はEvelynn(BodyとChaos)対Seraphine(MindとOrder)の組み合わせになります。両方を数戦ずつ使った筆者は、Evelynnデッキのほうが好みだとしています。

Evelynnデッキはカードを伏せることで利益を得る構成です。LegendのEvelynn Agony's Embraceは、そのターンに伏せカードが初めて公開されると1枚ドローできます。バトルフィールドのBandle Scouts' Academyは、カードを伏せるとGoldギアトークンを得られます。チャンピオンユニットのEvelynn In Controlは、伏せカードのあるバトルフィールドを制圧していると追加で1点を得られます。筆者は、素早い制圧と追加リソースで、runeの不足をあまり気にせず優位に立てるとしています。

Seraphineデッキは、ユニットを大量に並べてカード効果を活かす構成です。LegendのSeraphine Starry-Eyed Songstressは、自身と味方ユニット3体をexhaustさせて、スペルのコストをマナまたはruneで2軽減できます。チャンピオンユニットのSeraphine Not Aloneは、登場時や移動などでexhaustしたときにmight 1のrecruitを出し、exhaust状態の他のユニット1体につきmightが+1されます。スペルのHigh Noteは、自分のexhaust状態のユニット1体につき、ユニット1体に-1のmightを与えます。弱いトークンを長く残せれば相性がよい、と筆者は述べています。

一方で筆者は、Seraphineデッキのほうがやや準備に時間がかかったと感じています。Show Offを重視する構成のため手札に高コストのカードが増え、横に広げる動きを優先すると、適切なタイミングで使い切れなかったそうです。それでも、両デッキとも調整すれば競技シーンで通用する可能性があると見ています。

既存のメタデッキに加えたい新カード

筆者は、前セットの有力デッキをRadianceでも使う場合の新カードを紹介しています。まずCalm(緑)とChaos(紫)のIrelia Blade Dancerは、スペルを多用し、ユニットの生存力を保ちながら機敏に動くデッキです。候補はSatchel Chargeで、味方ユニットを移動させつつバトルフィールドにボムトークンを置けます。相手が制圧しようとしたときの脅威になります。Hushは高コストのカードを打ち消せるスペルで、相手の切り札による流れの変化を止められます。ギアのResplendent Rostrumは、ユニットにmight +3を与えるほか、手札とrune数も回復させます。

Calm(緑)とOrder(黄)のAzir Emperor of the Sandsは、装備とSand Soldierトークンを軸にしたデッキで、ほとんどユニットを入れずに回します。この2色には新しいギアが少ないため、スペルが合うとのことです。Battle Preparationsはユニットにmight +2を与え、ギアをShow Offできればrune 2つをreadyにでき、実質無料で使えます。Command: Attackは、デッキの上から5枚を見てギアを1枚公開し手札に加えられます。Deployを持つギア向けの追加能力もありますが、このデッキでは活かしにくいそうです。Raucous Anthemは、自分のユニットをreadyにしてそのターンmight +3を与えます。そのターンに出したSand Soldierも含めて攻め込めるため、大きな一押しになり得ると紹介されています。

筆者が注目するZiggs

筆者がMordekaiserよりも気になっているLegendが、Ziggs Hexplosives Expertです。任意のバトルフィールドにボムトークンを置けるため、両方のバトルフィールドにボムをばらまく戦い方が考えられます。相手が安定して制圧しにくくなり、ボムを処理するためにユニットを失う可能性もあります。相手が争うのを避ければ、conquerやholdで先行しやすくなるとのことです。

ユニットのExplosimianは、制圧中にボムトークンを3つ追加します。Ziggs Short-Fusedの効果でボムのダメージが1増えるため、相手が占拠に踏み切った場合は最大9ダメージを見込めます。holdによる得点は止められませんが、ボムへの対策がなければ盤面の立て直しを迫られます。対抗策としては、ボムの対象にするために追加のマナが必要になるDeflect持ちのユニットが挙げられていますが、筆者は意外性もあるため試したいとしています。ZiggsはFury(赤)とChaos(紫)でDravenに近いため、Falling StarやKai-Sa Survivorといったカードも流用しやすいかもしれない、と筆者は述べています。

K/DAとHEARTSTEELが登場する「音楽の瞬間」

Radianceでは、音楽をテーマにしたスペシャルカードやovernumberedカードが目を引きます。筆者は『Riftbound』の発売当初、ゲームディレクターのDave Guskin氏にK/DAの登場時期を尋めたといい、同氏は人気を認識していて実現の可能性は十分あると答えていました。今回はK/DAに加え、HEARTSTEELも収録され、楽器をあしらったruneも登場します。

IGNのインタビューで、エグゼクティブプロデューサーのChengran Chai氏は、Riot全体が年末に向けて音楽に力を入れる時期になると分かっていたため、早い段階からその流れに乗る方針を決めたと語っています。K/DAは新曲FIRESTARTERを新しいビジュアルとともに公開しており、『Riftbound』もCouture Collectionとのコラボでこれを祝います。筆者は、この音楽の取り組みをこれまでの『Riftbound』で最も気に入っている要素の一つに挙げています。

競技とコレクションの両面で注目

筆者はRadianceについて、新メカニクスとLegend、K/DAやHEARTSTEELなどRiot Games Musicの要素により、プレイヤーやコレクター、音楽グループのファンにとっても楽しみなセットだとまとめています。新キーワードはバトルフィールドをめぐる駆け引きを大きく変える可能性があり、音楽コラボは新しい層のファンを呼び込むと見ています。競技とコレクションの両面で注目点が多く、新年に向けた展開を楽しみにしているそうです。