『Control Resonant』は攻撃的な新戦闘と異形のマンハッタンを描く
2026年09月05日 | #発売情報 | GamesRadar+
『Control Resonant』は、前作から大きく広がったニューヨークを舞台に、モールドに侵食された街と変形武器による攻撃的なバトルを描くアクションRPGです。Gamescom 2026のプレゼンテーションでは、主人公ディラン・フェイデンの戦闘やボス戦、新たな能力の選択システムが紹介されました。原文筆者は戦闘の手応えに期待を寄せつつ、最も強く興味を引かれたのは、現実と異常現象の境界を揺さぶる本作の世界そのものだとしています。
モールドに覆われたニューヨークを探索
前作の主な舞台だった連邦操作局の異世界オフィス「オールデスト・ハウス」を離れ、今回はニューヨーク市が物語の中心になります。プレゼンテーションで描かれたマンハッタンは不気味なほど静まり返っており、普段なら歩行者で埋まっている通りには、人々の代わりに青白く幻想的な物質が広がっていました。これは「モールド」と呼ばれる存在で、そこから生まれた敵も街を徘徊しています。
ディランは、危険なモールドのサンプルを食べる任務を負っているとのことです。前作を知る原文筆者にとって、モールドは明らかに悪い兆候として受け止められていましたが、そのサンプルを主人公が口にするという設定が、物語への関心を強く引き上げたといいます。姉であり前作の主人公でもあるジェシー・フェイデンから、ディランがどのような役割を引き継ぐのかも注目点になりそうです。
変形武器で敵を倒し体力を回復
ディランが使う武器「Aberrant」は、レメディ作品群に登場する超常的なアイテム「パワー・オブ・オブジェクト」の一種です。戦闘中に複数の形態へ変形でき、プレゼンテーションではドリル形態が披露されました。ドリル形態では、青い毛に覆われた敵へ突き刺すような攻撃を繰り出し、空中に浮かんだまま連続攻撃をつなげる場面も示されています。
本作では、戦闘中に回復アイテムを使えません。失った体力を取り戻すには、敵を倒す必要があります。そのため、敵から距離を取って安全に立て直すよりも、攻撃を続けて回復の機会を作ることが重要になります。敵を倒した際には、ディランが相手にとどめを刺すフィニッシャーも発生し、一定時間にわたって攻撃力が強化されます。次の敵へすぐに向かうことで、攻撃と回復、強化を連鎖させる設計です。
ただし、攻撃ボタンを押し続けるだけで切り抜けられるわけではありません。原文筆者が見たプレイ映像では、ディランは敵の攻撃を頻繁に回避していました。攻撃を重視するゲーム性でありながら、無計画な突撃は危険で、回避を交えながら敵を倒す判断が求められるようです。原文筆者は、ディランが高い攻撃力と引き換えに打たれ弱いタイプなのかもしれないと感じたものの、実際の耐久力についてはプレイするまで断定できないとしています。
多段階で展開するボス戦
紹介されたボスは、モールドで作られた巨大な顔が複数組み合わさった「The Collective」です。戦闘の舞台はモールドに覆われたマンハッタンから、別次元の境界空間へ移り変わります。巨大な顔の集合体は単独で戦うのではなく、戦闘中に小型の敵を呼び出してディランを攻撃させます。
ボス戦では、怪物の特定部位を破壊することが各フェーズの目的になります。映像では危険な触手も登場し、召喚される敵への対処とボス本体への攻撃を同時に進める必要がありました。原文筆者はこの戦いについて、荒々しい多段階のボス戦でありながら、ソウルライク作品のような方向性ではないと見ています。前作のファンの一部には新しい戦闘システムへの不安もあるようですが、原文筆者はディランとAberrantを実際に操作することに期待を示しています。
1周目の能力選択とニューゲームプラス
The Collectiveを撃破した後、ディランは別の境界空間でモールドを利用した新たな能力を選ぶことになります。紹介された選択肢は2つあり、1つはモールドを腕に通して敵を攻撃する能力、もう1つは地面からモールドの触手を出現させ、自律的に敵を襲わせる能力です。
この2つの能力は、1回のプレイではどちらか一方しか選べません。途中で両方を同時に使えるようになる仕組みではなく、プレイ全体を通して選択が維持されるとのことです。一方で、ニューゲームプラスでは、それまでに獲得した能力を引き継げます。最初の周回で選ばなかった能力も、2周目以降に別の選択肢として活用できるため、初回の決断がすべての体験を固定してしまうわけではありません。
戦闘以上に注目される異常な世界
原文筆者は、今回のプレゼンテーションを見終えた時点で、戦闘には十分な魅力を感じたとしています。しかし、それ以上に気になっているのは、マンハッタンにどのような奇妙な出来事や物体が存在するのかという点です。前作には、身の回りにある物体が秘密を隠しているように感じさせる奇妙な存在が数多く登場しました。そのため本作についても、殺人を引き起こす冷蔵庫や、姿を変える迷宮のような新たな異常現象が登場するのかが期待されています。
レメディは、フィクションと現実の境界を揺さぶるゲーム世界を作ってきたと原文筆者は評価しています。したがって、本作を判断するうえで最も重要なのは、派手な攻撃やボス戦だけでなく、ディランが歩くニューヨークがどれだけ不穏で興味深い場所として描かれるかだとしています。プレゼンテーションでは音楽を使った場面の存在も示唆されており、異常な世界観とどのように結び付くのかも見どころになりそうです。
本作はPC、PS5、Xbox Series X向けに、2026年9月24日の発売が予定されています。