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『The Blood of Dawnwalker』に通じる10作品を紹介 吸血鬼と中世ヨーロッパを描くゲームから開発陣の過去作まで

2026年09月11日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

『The Blood of Dawnwalker』に通じる10作品を紹介 吸血鬼と中世ヨーロッパを描くゲームから開発陣の過去作まで

2026年の注目作の1本として発売された『The Blood of Dawnwalker』を楽しんだ人に向けて、物語や舞台、戦闘システム、開発者の過去作に共通点を持つ10作品が紹介されています。吸血鬼として生きるか、人間性を守るかという選択に惹かれた人だけでなく、東ヨーロッパを思わせる世界の探索や、決断によって変化するクエストを楽しみたい人にも関係するラインアップです。以下には本作に関する軽いネタバレが含まれます。

中世ヨーロッパと開発陣のルーツをたどる作品

Ryse: Son of Romeは、吸血鬼の起源やローマ帝国時代の背景に興味がある人に向いています。本作の主要な敵であるBrencisは、かつてローマ帝国に仕えた将軍であり、後に吸血鬼へと変貌した人物です。そのため、彼が生きていた時代の雰囲気をさらに知りたい場合、ローマ帝国を舞台にした本作が候補になります。

Ryse: Son of Romeは、皇帝ネロが統治していた1世紀のローマ帝国を舞台に、百人隊長Marius Titusの軍歴を描く三人称視点のアクションアドベンチャーです。Mariusは蛮族の侵攻から帝国を守るために戦います。発売から10年以上が経過した作品ですが、原文筆者は戦闘と映像表現が現在でも十分に通用すると評価しており、Brencisの過去を想像するうえで適した作品だとしています。

Assassin's Creed Valhallaは、西ヨーロッパを広く探索しながら、その土地の歴史や文化に触れたい人に薦められています。本作では、東ヨーロッパの山岳地帯にある架空の王国Vale Sangoraを歩き、Brencisと古代の吸血鬼たちが支配する前後の社会を知ることが重要な要素になっています。同じように、過去の文化や地域の変化をゲーム内で体験できる作品として名前が挙げられています。

Assassin's Creed Valhallaの主人公は、9世紀後半のヴァイキングEivor Varinsdottirです。プレイヤーはノルウェー、アングロ・サクソン期のイングランド、アイルランド、フランスを舞台に、襲撃や定住地の建設を進めながら、北欧の神々にまつわる謎めいた幻視にも向き合います。シリーズの中ではステルス重視の内容ではないものの、中世ヨーロッパを大規模かつ印象的に再現している点が特徴です。

Cyberpunk 2077は、作品そのものの舞台設定だけでなく、Rebel Wolvesの開発者たちとのつながりから紹介されています。Rebel Wolvesの創設者やスタッフの多くは、The Witcherシリーズで知られるCD Projektで働いており、その時期に手がけた最後の作品が本作でした。プレイヤーは犯罪が蔓延する未来都市Night Cityで、サイボーグの傭兵Vを操作し、巨大企業Arasakaを打倒しようとする動きに巻き込まれます。

ただし、Cyberpunk 2077は2020年の発売時に、壊れた状態で出荷されたと広く批判された作品でもあります。原文では、その後に多くの問題が解消され、Phantom Libertyの追加によって、現在は優れた一人称視点アクションRPGになったと評価されています。現代を舞台にした将来の冒険が本作に登場する可能性を考えるうえで、Night Cityの都市生活が参考になるかもしれない、という見方も示されています。

吸血鬼として生きるか、人間性を守るか

Vampyrは、主人公が吸血鬼になった後の葛藤を重視した作品です。開発したのはLife Is Strangeのスタッフで、舞台はスペイン風邪が流行する1918年のロンドン。プレイヤーは吸血鬼へと変えられた医師Jonathan Reidとして、自身の血への渇望を抑えながら、吸血鬼になった原因とロンドンで増え続ける同族の謎を追います。

Vampyrでは、できるだけ人を襲わずにReidの飢えを抑えることも、行く手を阻む人間を積極的に噛むことも可能です。選択によってエンディングやキャラクター同士の関係が大きく変わるため、主人公が吸血鬼の力にどう向き合うかをプレイヤー自身が決められます。本作でCoenが人間性を維持するか、怒りと血への欲望に屈するかという構図に惹かれた人には、とくに近い体験です。

Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2は、現代社会に潜む吸血鬼を描く作品です。プレイヤーは、1世紀にわたる眠りから目覚めた400歳の吸血鬼Phyreとなり、シアトルで人間を密かに捕食しながら、吸血鬼やほかの超自然的存在を狙うバチカンの第二次異端審問に立ち向かいます。

前作と比べて一人称視点で進み、RPG要素も少なくなっていますが、人間、吸血鬼、狼男などが一定の均衡を保って暮らす現代の世界設定が見どころです。原文筆者は、この社会が本作におけるCoenの将来的な冒険の舞台になり得ると考えています。過去の中世世界から、吸血鬼が現代社会に適応した世界へ関心が移った人に適した選択肢です。

The Elder Scrolls V: Skyrimの大型拡張Dawnguardも、吸血鬼を題材にした作品として取り上げられています。Skyrimの北欧的な地方やそこに生息する怪物が、本作のVale Sangoraを思い起こさせるというのが原文筆者の見方です。

Dawnguardでは、主人公のDragonbornが吸血鬼一族Clan Volkiharの存在を知ります。プレイヤーは一族に加わって強力な吸血鬼の王になることも、吸血鬼ハンターの組織Dawnguardに味方して吸血鬼を退治し、Tamrielの太陽が覆い隠される事態を防ぐこともできます。Skyrim本編の発売から長い年月が経過しているものの、原文筆者は物語やキャラクター、ゲームシステムが今なお楽しめるとし、Dawnguardをゲームにおける中世吸血鬼描写の優れた例に挙げています。

V Risingは、吸血鬼の力に屈したCoenのような存在を、さらに徹底して操作したい人向けです。トップダウン視点のサバイバルRPGである本作では、プレイヤーは最初から邪悪な古代の吸血鬼の王となり、800年の眠りから目覚めた後、Vardoranの支配権を取り戻すことを目指します。

クラフトした武器や吸血鬼の能力、魔法、そして生きた城を使って土地や集落を制圧していく点が特徴です。吸血鬼の外見や能力構成も自由にカスタマイズできるため、原文筆者はCoenやBrencisを意識したビルドを作り、本作の世界を舞台に吸血鬼による破滅的な展開を再現する遊び方もできるとしています。

ゴシックな戦闘と主人公の変貌を楽しむ作品

Devil May Cryは、RPGとしての選択よりも、ゴシックな世界で怪物と戦うアクションを重視したい人に合います。もともとはResident Evil 4の一案として構想され、独立したシリーズになった作品で、悪魔狩りの戦士Danteが謎に包まれたMallet Islandへ向かい、魔界の皇帝Mundusによる人間界侵攻を阻止します。

本作では、吸血鬼や怪物たちとの戦闘が物語の重要な魅力になっています。Devil May Cryは、よりアクション寄りの内容ながら、危険で視覚的にも印象的な敵と戦うゴシックアドベンチャーという点で共通しています。原文筆者は、本作の今後の展開でCoenがDanteのような現代の怪物ハンターになる可能性にも触れていますが、これはあくまで同記事による推測です。

Castlevania: Lords of Shadowは、吸血鬼になった主人公が、その後どのような存在になるのかというテーマに注目した作品です。シリーズの別タイムラインを舞台に、11世紀の騎士Gabriel Belmontが、家族を救い、亡くなった妻を蘇らせるため、Lords of ShadowやSatan、怪物Forgotten Oneと戦います。

Gabrielは多くの敵を倒しますが、物語の終盤で自らも吸血鬼へと変わります。ただし、単なる吸血鬼として終わるのではなく、後にCastlevaniaシリーズの宿敵となるDraculaへ変貌する展開が描かれます。人間としての使命を果たそうとする主人公が、力や呪いによって別の存在へ変わっていく筋書きは、Coenの変化を見届ける本作との大きな共通点です。

最も強い影響元とされる作品

The Witcher 3: Wild Huntは、10作品の中でも本作に最も近い作品として紹介されています。The Witcher 3: Wild Huntでディレクターを務めたKonrad Tomaszkiewiczは、本作でもディレクターを担当しています。The Witcher 3: Wild Huntでは、伝説の怪物ハンターGeralt of Riviaが、養女Ciriを探しながら、災厄をもたらすWild Huntと戦います。

原文筆者は、本作の各所にThe Witcher 3: Wild Huntの影響が見られるとしています。具体的には、戦闘システム、東ヨーロッパを思わせる世界づくり、地域の文化、民間伝承をもとにした超自然的な怪物などです。さらに、NPCが単なる背景ではなく、それぞれの事情を持って動くことや、プレイヤーの決断によってクエストの展開が大きく変化する点も共通しています。

本作を遊び終えた後に、吸血鬼という題材だけを追うならVampyrやV Rising、主人公の運命の変化を重視するならCastlevania: Lords of Shadow、広大な歴史世界の探索を求めるならAssassin's Creed ValhallaやThe Witcher 3: Wild Huntが候補になります。10作品はいずれも同じ内容ではありませんが、本作を構成する中世世界、怪物との戦い、道徳的な選択、開発者の過去作という複数の側面から、次に遊ぶ作品を選べるラインアップです。